オークの危険性について
夢の中で自分の死を覚悟しました。
町や寮は森の中にあり、都会からは少し離れています。
ベッドの上で起きた。ここはどこだと思ったが寮である事をおもいだす。横のベッドを見るが、同じ寮生の友達はいない。
その学生寮は5階建の木造建築だ。自分は3階の突き当たりだ。
部屋をノックされ、出ると友達から無事だった事を
喜ばれた。なぜと思い、周りを見て愕然とする。
自分の部屋にはオークの死体が2体、廊下に出ると
1体の顔が焼け爛れていた。周りが焦げてはいない。
オークは銃を持っていた。
オークについて他の人から聞くと、どこからともなく現れて、火曜日と木曜日の夜だけ襲撃される。
見つかってはならない。逃げても追いつかれる。
捕まれば動なるかはわからない。
銃火器以外の勝ち目はない。
銃火器をもつ軍は近くにいる。
軍に部屋の死体を片付けを頼もうとしたが、
女性兵士から
「そんな事に人を割いている余裕はありません。そんなにも暇そうに見えますか?」と言われる。
軍の雰囲気は戦時中のようで、武器の整備や修理など、煙がところどころで上がっている。
死体の処理を考えるが、部屋に戻るのが怖いので、
友達の部屋に泊めてもらう。
次の日、友達から誘いを受けた。
海に面したテーマパークへ遊びに行かないかと。
地下鉄に乗って進む。地下鉄は近代的だ。
そこはテーマパークと言う名の敵対生物への対策基地だった。入り口は神殿のように見える。そこにあるものは、
銃火器の使い方から体験まで、敵対生物の性格、
傾向など。多くの情報がある。そこで自分は逃げるだけではどうにもならず、捕まれば死しかないと確信する。
寮に戻った自分は1人で行動する。
まず町に行った。中世のような街並みだ。活気はない。
家の中はともかく、町に隠れられそうな場所はない。
地下水道もないようだ。家の屋根によじ登ってみる。
屋根は尖っておらず、廊下のように走れる様になっているが逃げるためではなく、上から迎撃するのに使うようだ。
降りて他を探す内に、ふと、森が気になった。
人もオークも分け入った形跡がない。森であれば木に登る事ができるだろうと考えて、進む。
少し進んだところで開けた場所に出た。
1k程先の所に大きな木があり、登れそうだが、
その下にナニカがいる。
白い鱗が見えた瞬間、怖気が走る。
ソレは言った。矮小なモノが喰われに来たか。
自分は逃げる。逃げる。逃げる。逃げる。
ここまで一直線に来たはずなのにいくら走っても町に辿り着かない。後ろからはナニカが迫ってくる。
前に大樹があった。追い詰められた。
振り返った自分はそのナニカと目が合う。ソレは、
白い鱗と白い体毛に包まれていて、金色の大きな目が視界を占領する。ソレは言った。
我を見るとは愚かな。見たならば殺すしかないと言うのに。そのナニカの口は見えないが、殺気は出ている。僕は死を覚悟する。
そして僕は.....。
目が覚めた。
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ゾッとする最悪の目覚めだ。
まるでその世界に入り込んでいた様に。
ナニカを見た時も、外見からして化け物にしか
見えないが、自分はそれを化け物では無く、
別の何かと認識している。
見たことに驚愕と感動を感じ、見てしまった事に背徳感を感じている。
2017年6月1日に見た夢。
夜勤明けの睡眠で見て、飛び起きた後にゾッとしました。