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転生王女?の優雅な一日

2015年クリスマス用プレゼント短編。

(たぶん)女性向け、女体化、R15注意です。(保険)





 大陸一の大国グレイシス王国。その王都にある王城の一室で、一人の人物が寝台の上でふかふかの布団中から手をだし、サイドテーブルにあった銀古美の懐中時計を手探りで探しあてた。開くと時計はすでに時間は早朝七時を回っている。


「……眠い。」


 部屋の主は呟くと同時にゆっくりと布団から顔を出す。サラサラな淡い色の金髪がカーテンの隙間から零れ落ちている朝日に反射し、淡く光った。

 その人物は大きく欠伸をするとベッドから降りる。


(昨日、資料読みすぎたか。)


 気になる資料があった為、つい夜更かししたのが悪かった。少々頭痛が気になるが、動けないほどではないと立ち上がり、洗面所へと向かう。

 数歩進んだところでふといつもと違うことに気が付いた。


(あれ、視界が高い?)


 そう自分は確か幼子のはず、と部屋の主は思った。だがその視界は普段より高い。視界を視線に下にしてみる。


「……は?」


 そこには二つの小山があった。具体的にいうなら女体についているものだ。


「え?」


 主は思わず両手でそれを掴んで揉んでみる。両手に収まるくらいの丁度いい大きさのソレ。


(……っていうことは?)


 部屋の主は胸から手をはなし恐る恐る手を下半身へと持っていく。そして自分の股間に手を置いた。そこにはあるはずのモノがなかった。


「はあああああ!?」


 部屋の主は絶叫を上げる。その声を聞きつけて勢いよく寝室の扉が開いた。


「ハーシェ!?」

「はいってくるなあああああ!!」


 聞き覚えのある声だったが、部屋の主はすぐさま枕をその声の主に投げつける。ついでに側にあったサイドテーブルも投げる。入ってきた人物は枕が直撃した後、続けざまの物理攻撃に押され部屋に入室することは許されず、騒がしい音が隣室から響いた。

 向こうの部屋の惨状がきになるところだが、部屋の主はすぐさま洗面所に走って扉を閉めると鍵をかける。そして鏡をみた。


 サラサラの淡い色の金髪、新緑色の碧眼、肌理の細かい白い肌。ここまでは自分の知っているものと同じだった。だが全てが違った。

 いつもなら肩よりも短い金髪は腰の長さまであり、身長も高い、なによりも性別が違った。


「なんで女になってるの……?」


 そう部屋の主、ハーシェリクは鏡の前で唖然として呟く。グレイシス王国第七王子だったハーシェリクは、女になってしまった自分の姿に石にでもなったかのように固まった。






「まったく、気がふれたかと思った。」

「……ごめん、クロ。」


 朝食を終えた皿を片付けつつ文句をいうクロに、ハーシェリクは謝る。だが内心は混乱していた。


(いや、まさか女になっているとは思わないじゃん。)


 昨日までは確かに自分は男で、さらにいうなら幼児だった。だが今は推定十六歳の乙女となっていた。前世は女で三十四歳のおばさん体型だったが、今は出るところは出て、閉まるところは閉まっている完璧な体躯の美少女だ。


 クロにサイドテーブルを投げつけ、鏡で己の姿を視認した後、ハーシェリクは混乱しながらも用意されていた服を着つつ己の身体を隈なく確認した。どこからどう見ても、触っても女となっていた。

 そして混乱しつつも寝室から出て、扉の前で待っていたクロに促されて朝食の席につき、食事を終えた今、ハーシェリクは結論を出した。


「つまりこれは、夢ということか。」

「何か言ったか?」

「なんでもない。」


 ハーシェリクがぼそりと呟いた声にクロが反応した。だがハーシェリクは首を横に振り、曖昧に笑って否定する。


 クロの存在もハーシェリクにこれが夢だと認識されていた。ハーシェリクとクロが出会ったのは、ハーシェリクが四歳の時。なのに今は推定十六歳なのに、クロの容姿が全く変わっていないからだ。


(ま、夢ならそのうち覚めるだろうし、いいか。)


 夢を夢と認識してみる夢。とりあえずは貴重な経験だと思い、ハーシェリクは流れに身を任せることにした。


「クロ、今日の予定は?」


 食後のお茶を差し出すクロに、ハーシェリクは問う。それと同時にノックの音が響き、室内に新たな人物が現れた。


「おはようハーシェ。」


 そう言ったのは、筆頭騎士であるオランジュだった。その後ろには筆頭魔法士であるシロが続いている。


「オラン、シロ、おはよう。」


 やはり二人もクロ同様、ハーシェリクの知る姿だった。これが夢だとさらに確信し、ハーシェリクはつい面白くなって笑みが零れる。

 その微笑みに、三人が視線を逸らしたり、頬を染めたり、口元を抑えたりしている。その様子にハーシェリクは首を傾げた。


「ん? どうしたの?」

「……いや、なんでもない。では行こうか」


 いち早く立ち直ったオランが促す。


「え、どこへ?」


 さらに首を傾げるハーシェリクに、オランは苦笑を漏らした。


「何言っているんだ? 今日は午前中、剣と魔法の訓練だろう?」

「……は?」


 その言葉にハーシェリクは目が点になった。





 場所は訓練場。ハーシェリクは目の前で膝をつき、呼吸を整えているオランに困惑の視線を向けていた。そんなハーシェリクの視線に気づかず、オランは立ち上がると、息を整え笑って見せる。


「さすがはハーシェだな。」

「そ、そうかな?」


 褒めるオランに、ハーシェリクは視線を彷徨わせる。周りには騎士や兵士達が集まり、己へと賞賛の眼差しを向けていて、とても居心地が悪い。

 しかしその視線の原因は己にある、とハーシェリクは理解している。


 動きやすい服に着替え、長い髪を後頭部で一つにまとめたハーシェリクは、訓練場にオランとともに訪れた。そしてオランに促されるまま、彼と模擬用の剣を交えた。

 剣の才能が皆無と言われていたが、夢の中の己はまるで別人だった。オランの動きが手に取るようにわかり全ての攻撃を簡単に回避し、頭で考えるよりも先に身体が勝手にオランへと模擬の剣を打ち込む。それをオランはギリギリ剣で受け止め、甲高い音を上げた。


 オランの息が上がっていく中、ハーシェリクは息一つ乱さず、彼を指導するかのように剣を振った。

 何度も剣を合わせ、ついにオランの膝が地につき、ハーシェリクは模擬の剣を鞘に納めたのだった。


(まさか訓練って、私の訓練じゃなくて、オランの訓練?)


 そう疑問がハーシェリクの頭によぎった時、ふと誰かが頬を触れる。いつの間にか意識が飛んでいたのか、すぐ前にオランの秀麗な顔があり、頬には彼の手が添えられていた。


「ひえ!?」


 つい短く悲鳴を上げるハーシェリク。だがオランは心配げにハーシェリクの顔を覗き込んだ。


「少しぼーとしているな。ハーシェ、体調が悪いのか?」


 そうオランは問うが、ハーシェリクにはそれに答える余裕はなかった。


 前世は寂しい干物女。今世は男で幼児。男性相手に免疫があるわけがない。いくら自分の筆頭騎士であろうと、イケメンのどアップは心臓に悪かった。


「ハーシェ?」


 固まったハーシェリクにオランが問う。二人の距離は限りなく違い。だがすぐにそれは第三者の手によって剥がされた。


「次は私だ。」


 そう言ってハーシェリクの腕を掴み、オランから距離を取らせたのはシロだった。女神を思わせる美貌を不機嫌そうに歪め、ハーシェリクの手を引き訓練場を後にする。そんな彼をオランは首を竦めて見送った。


 一時間後、演習場でもハーシェリクは訓練場と同じように、王城に勤めている魔法士達より、賞賛の視線を集めていた。そして目の前のシロからも同じような視線を受け、所在無げに視線を彷徨わせる。


「私が教えることはないな。」

「ま、まだまだだよ。」


 シロの言葉をハーシェリクは否定すしつつ、内心はさきほど同様混乱していた。


(まさか魔力がある上、無詠唱魔法とかありえない!)


 ハーシェリクは魔力を有していないため、本来は魔法を使えない。だがこの夢の中では無尽蔵に魔力がある上、魔法士が魔法に必要な魔言を唱えずとも、魔法を発動することができたのだ。それも上級魔法士級の魔法を。

 剣技もオランを上回り、魔法もシロを上回った状況に、夢だといっても混乱するなと言うほうが無理だった。


(まさかのチート……ご都合すぎじゃないか!)


 もしかして自分は心の奥底では、才能がない事も魔法が使えない事も、かなり思い悩んでいるのか? と思い、ハーシェリクの顔色は悪くなる。

 無言になったハーシェリクの手をそっとシロはとる。


「……本当に、今日は調子悪そうだな。」

「シロ?」

「…………おまえは、すぐ無理をするから、心臓に悪い。」


 手をとり、親指の腹でハーシェリクの手の甲を優しく撫でるシロは、側にいるハーシェリクが聞き取れないほどの小さな声で言葉を紡いだ。


「シロ、なにか言った?」


 その言葉が聞き取れず、ハーシェリクが問う。


「ハーシェ……」


 シロがハーシェリクの名を呼んだ瞬間、なにかがシロめがけて飛来した。シロはハーシェリクの手を離し、すぐさま結界魔法を発動させ、飛来したものを弾く。

 地面に小さな投擲用にダガーが転がる。


 ハーシェリクが視線を向ければ、不機嫌な表情のクロと苦笑を浮かべるオランが立っていた。


「おい、魔法馬鹿、抜け駆けはしない約定だろう。」

「知るか。」


 クロの言葉にシロは短く答え、顔を背ける。


(約定?)


 聞きなれない言葉に、ハーシェリクは二人を問おうとしたが、それよりも先にオランが割って入った。


「二人とも落ち着けって。ハーシェ、陛下がお呼びだぞ。」

「父様が?」


 ハーシェリクは呼び出しの内容に検討がつかず、疑問符を浮かべるのだった。







 演習場から一旦自室に戻り、シャワーを浴びてドレスに着替えるとハーシェリクは父の執務室までやってきた。ちなみにハーシェリクはシャワーを浴びたり、ドレスを着たりしたら、とても違和感を持った。プニプニな胸や無くなってしまった股間のアレ、ドレスを着た時の下半身がスースーする違和感。前世が女だったが、既に己が男ということを受け入れていたのだと再度認識することになった。


「父様、失礼いたします。」


 そうハーシェリクは入室して淑女の礼をする。そんな彼女を父であり王であるソルイエは、書類から視線を上げず言葉だけで出迎えた。


「ああ、ハーシェ待っていた。ちょっと待っていてくれ。大臣、これだが……」


 そう言って向けたソルイエの視線の先は、バルバッセが同じように書類に視線を落としていた。


(……バルバッセッ!)


 思わず身構えるハーシェリク。だがバルバッセから出た言葉は、ハーシェリクの度肝を抜くには十分だった。


「陛下、この政策ですと少々民への負担が大きいかと。」


 彼から飛び出したまさかの民を思っての言葉に、ハーシェリクはぴしりと固まる。


「そなたもそう思うか。しかし……」

「でしたら……」


 動きと止めたハーシェリクに気が付かず、ソルイエとバルバッセはあーでもないこーでもないと話を進めている。

 その様子にハーシェリクは翡翠の瞳が零れんばかりに見開いた。


(バルバッセが、真面目に仕事している……綺麗なバルバッセだ!)


 夢の中のバルバッセは、とても真面目で有能な臣下だった。王の意見を、貴族の面、民の面、執務的な面から検証し、すぐさま上申する。その意見に、ソルイエも頷く。

 ありえない光景にハーシェリクは思わず頬を抓った。もちろん夢な為、痛くはないが。


「ではこの方針で再度検討いたしますので、御前を失礼たします陛下。……ハーシェリク様、失礼いたします。」


 そう言ってバルバッセは頭を下げると部屋を出て行き、ハーシェリクは茫然として見送った。


「待たせてすまなかった。」

「いえ、父様……御用件とは?」


 父の言葉に我に返ったハーシェリクは、ソルイエと向き合う。今更何を言われても驚くまい、と思っていたが、父は更なる爆弾を投下した。


「そなたの嫁ぎ先が決まった。」

「…………は?」


 たっぷりと間を明けて、ハーシェリクから間の抜けた声が出た。だがそんなハーシェリクを意に返さず、ソルイエは言葉を続ける。


「嫁ぎ先は帝国の皇帝だ。近年、王国と帝国の間には緊張状態だったが、これを機に友好関係を結ぶ。あちらも正妃として迎えると言っている。」

「え?」


 まさかの結婚話に、ハーシェリクの脳は追いつかず、再度間の抜けた声が出た。しかしソルイエは、にこりと微笑んで言葉を続ける。


「他の兄弟も国の為他国に嫁いでいる。王女として、国の平和のために嫁いでくれるな?」

「……はい。」


 有無を言わさぬ父の笑顔を言葉に、ハーシェリクは頷くしかなかった。








 自室に戻ったハーシェリクは、お気に入りの窓際のソファに座り、夕暮れに染まる空を見ていた。だが頭の中は予想さえしていなかった己の結婚話でいっぱいだった。


(まさか、あの父様が政略結婚を強制するなんて……いや、夢の中だけど。)


 現実の父は決して政略結婚を強制したりはしない。それはハーシェリクだけでなく、兄弟達にも皆そうだった。婚約者候補はいても、選択は全て本人に委ねられている。

 それにあの父の表情。いつも儚げだが情の溢れた父とは違い、為政者の顔だった。


(あの腹黒狸なバルバッセが綺麗なジャ○アン化するは、父様が王として有能だけど、情がかけているは……私が女になっていることも含め、全てが逆転しすぎ。)


 思わず大きくため息を漏らすハーシェリク。夢の中だとはいえ、疲れてきたのだ。というかそろそろ目覚めたくなってきたハーシェリクである。


「ハーシェ……」


 窓から紐なしバンジーすれば目が覚めるだろうか、と真剣に検討を始めたハーシェリクに、クロが話しかける。


「あれ、みんなどうしたの?」


 名を呼ばれ視線を向けると、自分の腹心達が勢揃いしていた。クロの紅い瞳に危険な光が宿っていたが、夕方で薄暗くなった室内ではハーシェリクは気が付くことができなかった。


「噂を聞いた。ハーシェが帝国に嫁ぐと……」

「ああ、そのこと?」


 クロの言葉にハーシェリクは苦笑を漏らす。


「うん、そうみたい。父様が……て!?」


 ハーシェリクの言葉が終らぬうちに、クロは音もなくハーシェリクとの距離を詰めると、ハーシェリクの腕を引いて立ち上がらせ、抱きしめる。十六歳の身体となっても、男であるクロと比べれば小柄で華奢なハーシェリクは、すっぽりの彼の腕の中に納まってしまった。


「俺にはお前しかいないのに……ハーシェ、俺と逃げよう。」

「ちょ、クロさん!?」


 そう耳元でクロに囁かれ、ハーシェリクがビクリと身体を強張らせ、悲鳴に似た声を上げる。


「馬鹿犬! やめろ!」


 その状況からオランがクロからハーシェリクを引っぺがして、背後に庇った。


「オラン、助かった……」


 そう胸を撫で下ろすハーシェリク。だがハーシェリクの安堵は一時でしかなかった。今度はオランがハーシェリクの白魚のような手を握り、片膝をついて見上げた。


「ハーシェ、どうか俺を選んでくれ。絶対に守る。」

「オランサーン!?」


 まさかの展開にハーシェリクが後ずさろうとしたが、手を掴まれているため交代することはできなかった。だがそのオランの手を、クロが横からはたき落し、ハーシェリクの手は解放される。


「ふざけんな、不良騎士!」

「俺は侯爵家だ。少なくともお前よりは可能性がある!」


 今にも取っ組み合いを始めそうな二人に、後ずさりしながらも、ハーシェリクは助けを求めるように視線を彷徨わせる。そして傍観しているシロを視界に捕えた。


「シロ、二人を止めて!」


 ハーシェリクの言葉にシロはため息を漏らすと、二人に言葉を投げる。


「二人とも、解決方法は簡単だ。」


 言い争いと止める二人に、シロは言った。


「既成事実を作ればいい。そうすれば、帝国に嫁がなくてすむだろう?」

「ちょとまてやああああ!!」


 ハーシェリクのツッコミが室内に響く。


「シロ、なにさらりととんでもない事をいってくれてんの!? って二人ともなに頷きあってんの!?」


 シロの言葉に、クロとオランが言葉を交わさずとも頷き合い、ハーシェリクを見た。


「ハーシェが誰かを選ぶまでは待つ予定だったが仕方ない。」


 そう言ってオランが一歩歩みを進める。


「ああ……まあ、順番はおいおい決めるとしよう。」


 そう言いつつ、危険な笑みを浮かべたクロが一歩ハーシェリクとの距離を詰めた。

 そんな二人から距離を取る為に、ハーシェリクは後ずさる。


「何が仕方がないだって!? 順番ってなんの順番だ!? ってなにさりげなく距離つめてきてんの!?」


 前世三十歳を超えていたハーシェリクは、三人の会話がナニを言っているかは頭では理解していた。だが感情は拒否していた。


 ハーシェリクにとって夢の中だといっても三人は仲間である。そういう対象としてみることが出来はずがない。

 だがそんなハーシェリクの心情を無視し、女神のような美貌に、珍しく微笑みを称えたシロが言った。


「大丈夫……優しくする。」

「何が大丈夫だあああああああ!!」


 ハーシェリクの絶叫が木霊した。







 

「はっ!」


 目が覚めると見慣れた天井、そして心配そうに覗き込んでくるクロがいた。


「ハーシェ?魘されていたみたいだが……って枕投げるな!」


 彼の顔面に向けて反射的に枕を投げつけるハーシェリク。クロはすぐによけて文句を言ったが、主の怪奇な行動を始めたため、口を閉じた。


 ハーシェリクは寝台から身を起こすと、自分の顔を触ったり、全身……主に胸を触ったりした。そして最後に自分のズボンの中を覗き込む。


「ゆ、夢だった。夢でよかった……」


 十分な沈黙のあと、ハーシェリクは心の底から安堵したように呟いた。







クリスマス企画でした。

内容的にはクリスマスは関係ないですが(笑


もともとはハーシェリクが男ではなく、女で転生していたら? という作者の妄想から始まったネタです。

ハーシェリクが女だったら、たぶん本編のような主と筆頭達の関係にはならないんだろうなーと思います。


短編だからノリノリで書けました。ちょっとやりすぎたと反省はしてますが、後悔はしてません(笑

逆ハーレム、溺愛……書いてて楽しかったですが、一番楽しかったのは綺麗なバルバッセです(笑


ちなみに女体化ネタはもう一つありまして、今度はクロたちが女体化するという話です。ハーシェは成長した姿でハーレムです(爆笑

またそのうちかけたらな、と思います。


それでは素敵なクリスマスをお過ごしください!


2015/12/24 楠 のびる


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