笑顔のそばで
もう、無理だよってキミが言った
半歩前へ歩きだそうとしていた僕は
振り向けば
キミが涙で誘う
何十年後かの僕たちの未来って
想像がつくのかい?
キミに聞いてみた
「わたしなら、ちゃんとその先のことも
分かってるから、
自信があるから・・」
離せない手のぬくもり
僕はありがたいと思う
キミの角度だけで
この恋を進めたら
きっとキミの方が
悲しくなるのだと思う
少し結果が違っていたとしても
キミの角度は
たしかに僕をとらえていて
僕の笑顔を誘う
あたりまえに過ごした、この場所を
離れたとしても
まだキミとなら
やっていけそうな気がするから
僕の角度は
この恋の真実を語るのかな?
キミの言葉に語りかけるように
やっぱり、キミを見逃せないから
僕はキミの笑顔でいたい