{第164話}歯科医師 になるということ
僕は今 歯科医師として 歯科医院を経営しています
大学受験 現役の時 全て 不合格 失敗して
医学予備校へ 行かせていただきました
そこには 医者の息子たち
医学部受験に 何年も失敗していた
5浪6浪などの多浪組の人たちがいっぱいいました
彼らの目は荒んでいて 塾で 目立っていた僕は
彼らのストレスの標的にされ
ある日 塾の非常階段に呼ばれ
反抗したら ボコボコにされました。。。
その塾に入塾した時 塾長さんに
「君は 歯医者の息子じゃないから
(僕の父は普通のサラリーマン)
医師・歯医者の御子息さんたちよりも
はるかにいい点数を取らないといけませんよ
浪人するとただでさえ 不利です
なので 今年一年間 死に物狂いで 必死で
誰にも何も言われないくらいに
受験で高得点が取れるように 頑張りなさい」
と厳しい激励のお言葉をいただいた
「受験願書 を 送付し大学側が 受理した時点から
君の願書は 医学関係の御子息さんたち とは
区別され 保管される場所が違うからね
もし 大学受験で 医学関係の御子息さんたち
と同じような点数を取ったら
君は 確実に はじかれますよ
今もこれから先も
歯科医院の数がもっと増えるから 既存の歯科医院を守るために
なるべく 親が医療従事者とは関係のない 御子息さんは
はじかれやすいのですよ
医療業界とは そういう世界なのですよ
それを頭において
今年一年 予備校生活は
寝る暇も惜しんで がむしゃらに 死ぬ気で 頑張りなさい!!!」
と かなり昔の時点で 僕は言われていました
僕は言われた通り 朝から晩まで
台風の日にも 予備校に行って勉強しました
今は 歯科業界は厳しすぎて 人気がないけど
僕の世代 第2次ベビーブームの頂点の時の受験生は
やはり 医歯薬関係の大学は すべて受験の競争倍率 が高かったです
医科は 大学に入るのが厳しくて
頑張って無事 合格を果たし 大学入学後
6年間 真面目に頑張れば
医師国家試験は かなりの高い確率で 合格し
必ず 医師になれるでしょう
でも歯科は 昨今の歯科医院過剰で
皆が 生き残りをかけているので
大学には行っても おそらく3割の人は 卒業前 歯科医師国家試験時で
はじかれていると思います
つまり 大学に合格しても
3割の人たちは 歯科医師 になれないと思います
はっきり言うと
上位 から 何人の人が 歯科医師になれるということです。。。
制限されています。。。
歯科大学は6年間あるので 卒業時 20代半ば
それで歯科医師になれなかったら と思うと ゾッとします。。。
今は もう10月 今も一生懸命
大学受験 歯科医師国家試験のために
頑張っていると思いますが 歯科業界は厳しい世界ですが
頑張って 自分の力で 夢を勝ち取ってほしいものです
皆さん ファイト!!!
ちなみに僕は 幼稚園生の頃から
歯科医師になる夢を抱いていました
無事 歯科医師国家試験に合格し
歯科医師になっても
僕の勤務医時代のころは なかなか厳しくて
それでも 自分の夢
自分の歯科医院の独立開業を 何とか果たして
今日まで やってこれました!!!
今も 頑張って患者さんたちのために
日々 奮闘しています!!!
2020.10.11 深夜 AM0:04