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職業選択の自由

 ファンタジー世界での話です。

 おおよそファンタジー世界の舞台設定は中世ヨーロッパ的な雰囲気を醸す作品が多いのですが、社会構造として、どのような制度を採用しているのかは作者の頭痛の種でしょう。

 VMRMMOの世界であれば、PC以外のNPCはAIなどで処理されますからゲームデザイナーの裁量で決定されると思います。

 時間旅行、或いは歴史小説では当時の世相や社会制度、風習などの真実性が追求されますので、あまりにも逸脱した行動などは読者を白けさせてしまうでしょう。

 ほとんどの方がこの中間、架空の世界に真実味を持たせようと腐心していることと思います。

 正直に言って、現実世界を踏襲し過ぎると、つまらない物語にしかなりません。

 現実世界の中に幾つかの虚偽を混ぜ込むので物語として成立するのです。

 例えば『西部警察』や『あぶない刑事(デカ)』という番組では、平気で銃撃戦を繰り広げますが、現実世界では有り得ません。しかしあれを現実世界のままに機動隊がジュラルミンの盾を押し並べて漸進なんて地味なことをやっていたら、面白味に欠けます。

 人格が変わる噂の刑事や相棒なども、その現実離れしたキャラが人気の秘訣です。

 さて、本題です。

 ファンタジー世界での職業選択の自由は、どの程度で認めますか?

 町娘が、いきなり武器を手に戦うなんて無理ですから、そこには何らかの特殊な事情とその説明が必要です。

 逆に荒くれ者や冒険者が一般市民になるのも、中世では難しいでしょう。

 自らが描く世界の設定ですから、それは自由で構いません。けれども、それには読者を納得させられるだけの背景や理由付けも必要です。

 あなたの描く世界では、職業選択の自由がありますか?

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