我が偉大なる力を求めて
中二病ではないのでちょっと中二病がどう言ったものなのかわかりません。
アドバイスがあったら言ってもらえると嬉しいです。
何が最初だっただろうか?
最初はド○ゴンボールの瞬間移動だったような?
まぁいいとりあえず人外の力や異能力に憧れた。
無論無理だと子供ながらにわかっていた。
だが、るろうに○心などの漫画を読むごとに思っていくあれ?これ俺にもできるんじゃね、と
今思えばこの悲惨な現実からの逃避だったのかもしれない。
「えーと月が満ちた日に限界を突破したものに力を授ける?何これ胡散臭っ。まぁちょうど今日っぽいし、やってみるか?」
限界突破か。かっこいいな
でもなぁー
ぱっと思いつくのがずっと走るか、息止めるぐらいしか思いつかないんだよなー
「外に出るのは危ないし息を止めるとかでいっか。」
そうと決まれば行動は速い風呂にお湯を張る。
「後はお風呂が沸くまで待つだけだ。」
▲ ▲ ▲
バサっバサっと服を脱いでいく。
脱ぐか脱がないかで迷ったが脱いだ方がいっかというふうに落ち着いた。
もちろん右手に巻いた包帯と左目の眼帯はつけたまんまだ。
スーハースーハー
しっかりとしたフォーミングアップを忘れない。
「いざ行かん、我が偉大なる力を求め」
我ながらかっこいいと思うセリフを吐くとゆっくりと風呂に浸かっていく
スーハースーハー
緊張により心臓の動きが速くなる
スーハースーハー
ジャブンっと
勢いよく顔を湯につける
鼻に水が入るのもお構いなくだ。
9秒経過!
9秒も息を止められたぞ
まだふざける余裕はある
30秒
きついけどまだ限界じゃぁねぇ
40秒
だんだんと時が進んでいく
考えるのをやめた。
▼ ▼ ▼
「こんにちは。残念ながら君は死んじゃうみたい。風呂の中でうつ伏せでぷかぷかとすごく面白かったよ」
なんだこいつ俺が死んだ?
何言ってんだ?
「あ〜面白かった!面白すぎて写神に頼んで写真取っちゃった。」
写真に頼んで写真?
何言ってんだ?
「あー君の疑問もわかるまず喋れないしね。でも関係ないよ。だって君はここでのこと忘れちゃうから」
忘れる?
どういうことだ?
「君は儀式をしたよね?だから力を与える。力を与えるというか力を手に入れられる世界に送るok?」
どういうことだ。もしかして異世界転生みたいな感じ?
「okか。わかったじゃあねー」
はっ?
えっちょっとまっ....
▲ ▲ ▲
ここは森?
あれさっきまで風呂にいたのに
「この水つめたー!」
急いで湖から上がる
「なんで?風呂にいたのに意味わからない。てか服ないし」
焦る焦る焦る焦る
なぜ?なんで?どうして?
「もしかして異世界転生?えっ俺死んだ?」
読んでいただきありがとうございます
次も読んでくれると嬉しいです