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なろう観光案内:なろう最古にして最初のエタ作品

あらすじ


なろう内に、とある小説がある。

213pt、感想52件、レビュー8件。

掲載日2004年 04月20日 01時51分


今に残る、なろう最古の小説である。


感想:「最古か」「来たぞ」「聖地巡礼」

レビュー:「幼稚園の頃か」

感想やレビューが、観光地のノートみたいになっている。

小説コードは n0037a。末尾の英字が1桁(現在は2桁)。作者のユーザーid は4。随所に歴史を感じさせる。


 なろう内に、とある小説がある。

「総合調査会社アジディックファイル1ジャッジメント」


  213pt、感想52件、レビュー8件。

  掲載日2004年 04月20日 01時51分


 今に残る、なろう最古の小説である。


 感想:「最古か」「来たぞ」「聖地巡礼」

 レビュー:「幼稚園の頃か」

 感想やレビューが、感想やレビューでなく、観光地のノートみたいになっている。


 ”この連載小説は未完結のまま約15年以上の間、更新されていません。

 今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。”


 15年。見たことない数だ。今に残る最古の小説にして最初のエタ。なろうの歴史はエタで始まったのだろうか。

 小説コードは n0037a。末尾の英字が1桁(現在は2桁)。作者のユーザーid は4。随所に歴史を感じさせる。小説コードを見るに、おそらく37番目に投稿された作品と思われる。1-36番目の小説は現存しておらず、欠番である。削除したか、されたのであろう。

 「ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕」となっている。2016年頃にジャンルが再編されたため、いったん全ての作品がノンジャンル扱いとなり、作者が再設定したことがあったらしい。この時点で、作者がなろうに来なくなって放置された作品は、ノンジャンルのままで放置されている。〔ノンジャンル〕というより〔未分類〕というべきだろうか。

 ある調査によると、なろうの作品の半数は〔ノンジャンル〕であり、ランキングに載らない、2016年以前の名作が埋もれているという。



 再発見されたのは、感想欄もとい観光地ノートを見る限りでは、 2014年 06月30日。このころ、「検索結果の並び替え」の「更新が古い順」機能が追加されたのだろうか?



 小説自体は私には意味不明で、改稿途中の残骸が残っているように見えた。


 現在でも、月に約150人が途切れず訪れる、隠れた名所である。


 挿絵(By みてみん)



 一方、2番目に古い小説にして、最古の短編。

「傲慢なる少年の傀儡」


  掲載日2004年 05月02日 01時40分

  58pt、感想 4件、レビュー0。


 こちらへの観光客は、約半分の月70-80人。


 挿絵(By みてみん)


 こちらも感想が観光地のノートと化しているが、最古の小説に比べて寂れている。

 わずか12日でこの違い。

「2位じゃダメなんですか」

 ダメみたいです。



 行き方は、最寄りのメニューから「小説検索」を選び、「検索結果の並び替え」を「更新が古い順」にする。

 そこから1駅か2駅。機会があれば、足を伸ばしてみてはどうだろうか。


 挿絵(By みてみん)

 挿絵(By みてみん)

追加のあとがき


 見つけた時、ネタになると思った。

 あと、ビブリオバトルがどうこうという話があって、直接参加したことはないが、参加者のblogなどで存在は知っていた。要するにレビューの一種だが、紹介作品自体でなく、紹介のプレゼン力を競う競技らしい。「読みたくなった人」を対象作品のPVに見立てて、ひとりビブリオバトルをやってみた。


 また、最初のジャンル別1位作品となった。

 その過程のPVやptもわかったので、検証ネタも書けそう。

 1ネタで何度もおいしい。


 しかし、同時にしたレビューは、運営の想定していた内容紹介でないからなのか、運営に怒られてしまった。

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