表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風神天翔記 ~とある修羅の転生事情~  作者: 仏ょも
四章。尾張統治と下準備編~
93/127

89話。鬼、降臨するの巻

前話のあらすじ


鬼「さて戦よ戦♪手土産喜んで貰えるかしら?」

誾「ぐぬぬ」



尾張 河内(海西郡)荷ノ上。


誾千代たちは1日休んで、船旅の疲れを抜いてから那古野に登城することになった。


そして戦に参加することになった島津義弘と鎌田と上井と由布の九州勢の4人は前田利家が率いる部隊に編入され、服部党の拠点とも言える荷ノ上近くに出陣していた。


利家は津島の南の蟹江あたりに陣を構えれば服部党の動きが止まると考えて居たのだが、義弘から「敵は潰せるときに潰すべき」だと言う主張を受け、幸隆もそれに賛同したため、この服部の拠点に近い場所に陣取る形となっている。


これに驚いたのは服部党だ。彼らにとって織田とは今までどんな動きを見せても牽制する程度で有り、自分たちと正面切って戦をする度胸など無いと高を括っていたし、美濃や三河に戦線を抱えているので積極的に自分たちの討伐の為に動いてくるなど想像していなかったのだ。


実際信長には服部党、と言うか後ろの長島と事を構える気は無かったのでその推察は正しいのだが、その辺の機微を理解していない義弘や幸隆の存在は計算外であったと言えよう(幸隆はなんとなくは理解しているが、長島に味方される前に潰す方が良いと判断した)


今は1500前後の軍勢なので動きを抑えられているだけでは有るが、信長が率いる本隊が来たら面倒なことになるのは確実だ。その為荷ノ上城では籠城か打って出るかで意見が分かれていた。


「籠城のままでも良いのでは?あの数では輪中を抜くことは出来ませんし、治部殿や大和守 (正確には坂井大膳)に頼まれたのは信長の軍勢を引き付ける事です。連中の為に無理をする必要は無いでしょう」


一門である服部正友はそう言って上座に座る友貞を見る。元々戦支度はしていたので兵糧も十分に有るし、いざとなれば長島に逃げれば良い。そもそも織田は美濃の斎藤と三河の今川。さらに尾張国内の清須と言う敵に囲まれている。


この状況で無理に攻め入って来るとは思えないし、連中もこの状況で願証寺と事を構える気は無いだろう。黙っているだけで依頼を達成したことになるのだから、ソレで良いじゃ無いかと言う意見だ。


「いや、ここで閉じこもっていては服部党の名折れですぞ!それに相手は15になるかどうかの前田の子倅とか?連中は林や平手のおかげで戦に勝てたことを己の実力と勘違いしたのでしょう!ここで股肱の臣を打ち破り、うつけの蒙を啓いてやりましょうぞ!」


対して出陣を声高に叫ぶのは同じく一門の服部政光だ。相手が信長の本隊で1万と言う大軍であるなら退くのも籠城するのも良いだろう。だが自分たちとほぼ同数の兵を相手に閉じこもっているようでは、最近尾張で噂されているように、服部党はただの火事場泥棒でしかないと言う噂を認める事になるではないか!この噂を払拭する為にも、戦わねばならないと言うのが彼の意見となる。


自分たちはあくまで国人。尾張の一勢力でしかないと認識している正友と、中途半端に武門としての意地を持ってしまった政光との違いが如実に表れる形となっていた。


そして服部党内部に於いては、大半が政光の意見を支持している。これは織田弾正忠家が三河での一向門徒の虐殺を行い、さらに本證寺を破却してその蓄えを全て奪った事で本願寺勢力から恨みを買っていることも決して無関係ではない。


極めつけに総大将が利家と言う点だ。信長としては幸隆が一緒に居れば防戦なら出来ると判断しての任命であったので、特に問題視はしてないのだが、相手にしてみれば挑発以外の何物でもない。尾張の国人にとって信長は「うつけ」なので、ついに馬脚を現したな!と言ったところだろうか。


「……後続は居ないのだな?」


友貞としても配下に舐められるわけには行かない。戦うなら戦う、退くなら退くと言う決断を下さねばならない。そして現状では誰がどう見ても信長が不利である。ここで退くのは有り得ない。そうなれば戦うことになるのだが、問題は服部党だけでは信長には勝てないと言うこと。


彼らが勝つためには美濃から斎藤が、三河で今川が、ついでに尾張国内でも大和守が動く必要が有る。友貞にはここで連中の為に捨て石になる気など毛頭ない。その為出陣するにしても時期を見計らう必要が有るのだ。


だが連中が自分を舐めていて単独で前に出てきたと言うなら話は別。油断しきっているところに全力で攻撃を叩き付けて連中を壊滅させれば、尾張で服部党を掣肘出来る勢力は存在しなくなる。


勿論やり過ぎれば斎藤や今川に目を付けられるだろうが、その辺の調整は戦に勝ってからの話である。つまり友貞の中では出陣は決定事項。あとは敵の兵だけだ。


「はっ、間違いございません!」


友貞が出陣を選んだと言うことを察して政光は声を弾ませる。正友は一瞬顔を顰めるが、彼としても戦をするなと言っているのではない。目の前の軍勢を倒した後に有るであろう信長からの後先考えない報復を気にしているだけだ。


「よし、ならば出るぞ!うつけの軍勢に戦と言うモノを教えてくれるわ!」


「「おぉ!!」」


勢いよく立ち上がる友貞と主戦派の者たち。正友は正友で「籠城戦の支度を切り上げ、野戦の備えを急ごうか」と考えを切り替えて戦支度を行うことにする。


千寿辺りが見たら「所詮はモヒカン」と冷笑されるだろうが……敵に修羅に鬼と恐れられた少女や智謀では軍神に勝ると言われた謀将が居ることなど知る由も無い彼らは、本気で目の前の軍勢に勝利するつもりであった。



――――――




「なるほど。見事に輪中に城を築いている。普通なら厳しかったかも」


「甲斐や信濃では見ることが無い城ですな。確かに普通なら難しいでしょう」


「入り江を利用した臼杵城が近いですが、攻めるには厳しいですな。普通なら」


「あの、普通ならって?」


義弘、幸隆、惟信の3者が荷ノ上に築かれた城を確認し面倒臭そうな顔をしつつ、どこか楽観しているのを見て利家が「……どういうことなの?」と問う。


そんな利家からの疑問に答えるのは副将の幸隆である。


「まず敵兵が少ないですな。籠れる人数も決まって居るでしょうし、現状では長島と連携を取っているわけでも無いようです。よって、我々が相手をすべきは元々の予定通り1500前後でしょう」


「1500ですか。俺らと同じか少し多いくらいですね。でもそれなら籠城の方が有利なんじゃないですか?」


現在前田利家が率いる軍勢は1000名。これに根来衆の250人が加わるので1250人だ。


兵法上、攻城には3倍の兵が必要とされるのは利家も知っている。まぁ千寿や姫様のような戦力が居る場合は別だが……彼らとて一人で何でもかんでも出来るわけでは無いし、敵にもそれなりの武人が居れば足を止められるため、結局個人の武より集団の力を重視する必要が有る。


これを考えれば、ほぼ同数と言うのは駄目なんじゃないかと思うのだが?


「前田殿。そもそも連中は籠城では無く、出る気ですぞ」


「え?そうなんですか?」


鑑連の下で戦い続け、戦の臭いを知り尽くす惟信は服部党の気勢を読み取っていた。


「どうやって誘うかを考える手間が省けた。私は連中を逃がさないように、一度ぶつかったら部隊を散開させて連中に深追いさせることを提案させて頂く」


「は、はぁ」


島津の戦は捨て奸や釣り野伏だけでは無い。それらを応用した戦も当然出来る。問題は兵卒が着いてこれるかだが、利家・幸隆・惟信・そして自分が居れば問題無く秩序だった離散が可能だと判断した義弘は具体的な戦術を提案してきた。


「良き案です。誘った後は津田殿が率いる根来衆による射撃と、各部隊により包囲殲滅ですな」


「それが妥当でしょう。島津殿と根来衆の皆様がいれば、あの城程度なら問題なく落とせるでしょう」


「え?そうなんですか?」


そう。彼女らが「普通なら苦戦する」と言ったのは、普通なら敵は籠城するだろうし、普通なら根来衆と言う鉄砲のスペシャリスト集団が居ないからだ。攻城戦において鉄砲による援護射撃の役割は大きいのだが、今の畿内や東海にはまだ鉄砲の怖さを知らない者たちが多いので、当然彼らが籠る城も鉄砲による攻撃に耐えれるように作られてはいない。


よって櫓や何やらに居る敵を彼らが射撃して、その援護を受けて義弘が城門をぶち破れば戦は勝利が確定する。また、城門を破れなくとも出陣してきた連中を叩き潰せば、あとはじわじわと殺せば良い。


輪中に造られたことが撤退や救援を難しくしているので、それらを誘って深追いさせれば一撃で殲滅も可能だと判断した結果、義弘は敵前での離散戦術と言うギャンブル性の高い戦術を提案したのだ。


しかし幸隆も惟信も250人程度を率いることに不安など無いので、勝率はかなり高いと言う算段もある。


「では某が先陣を努めましょう。前田様は後ろで、某の部隊が抜かれたら即座に兵を引いて下され」


「え、あ、はい」


理想としては利家が率いる本隊が最初にぶつかって、一気に蹴散らされ一目散に逃げまどうように見せかけることだ。


これは成功すれば敵は追撃してくるしかなくなるので綺麗に囲める可能性が高いだろう。しかし当然のことながら、言うほど簡単なモノではない。それに総大将に負けろとは言えないし、将として初陣に近い利家に偽装撤退を求めるのは酷と言うモノだろう。


さらに言えば囮役は客将である義弘や惟信にさせる事でもない。となれば、ここは副将である幸隆が動くのが一番となる。


「一応、前田殿には私が連れて来た鎌田を貸そう。機を逃がさずに撤退・さらに反転攻勢となるので遺漏なく動くように」


義弘も利家に不安が有るので、補強が必要と判断したようだ。あとは各々が兵卒の統率が出来るかどうかになるが、元々兵士は「従え」と言われた相手に従うモノだ。侍大将のような役割を果たす者は真田や前田から出している(元々二人で1000人を率いる予定だったので不足はない)ので、彼らに対して「義弘や惟信に従え」と言えば良い。


織田勢である彼らとしては客将に従うことに多少思う所も有るだろうが、元々真田は新参だし前田の連中も大将扱いなど初めてなので、誰かに従うことに対しては忌避感は薄い。何より大将の利家が率先して義弘に頭を下げているので、部下が反発して利家の立場を悪化させるような真似をする気は無いと言うのもある。


と言うか利家以下前田勢は戦に臨んだ義弘が怖くて、逆らうと言う発想が無いとも言う。


そんな鉄の統率によって固められた織田軍を前にして、何をトチ狂ったか服部党が出陣して来る。連中はこちらがあえて輪中から出やすいように適度な距離を取っていたことを理解しているのだろうか?


期せずして背水の陣を敷くこととなった (敷かされた)服部勢1500と彼らを迎え撃つ前田利家率いる1250の織田勢。


今回の織田包囲網に於いて、この方面での戦は千寿も雪斎も、勿論信長も義元も義龍も予期せぬモノで有ったと言う。



―――――



部隊が衝突した!……と思ったら、織田勢の動きがおかしい。


いや、おかしいと言うか、初めから及び腰だったように見えたのだが、実際ぶつかったと思ったら先陣は多少粘ることも出来ずに政光の軍勢に蹴散らされて行くではないか。


それを見て、本陣と思われる(前田の旗が有る)後陣が後退を始めるような素振りを見せ始めた。どういう事だ?と訝しげに見れば、本陣のいきなりの後退に動揺したのか両翼に当たる部隊もざわついている始末。


一言で言えば「無様」と言ったところだろう。


「なんと他愛のない…鎧袖一触とはこのことか…」


織田勢とぶつかった服部友貞はそのあまりのあっけなさに言葉を漏らす。最初はこちらを誘い出すために敢えてあのような真似をしているのかと思ったが、相手の本陣の後退は嘘では無いように見える。


少し考えた友貞はその理由に思い当たった。そう、総大将は前田の小僧なのだ。14歳の子供が総大将では部隊の統率など取れるはずもなし。予想外の突撃を受けたならばあの無様も仕方無いことだろう。


さらに小僧が戦おうとしても、周囲の連中は少しでも不利になれば逃がそうとするだろうからあの動きもわからないではない。


察するに、ここに布陣したのは前田の小僧の我儘なのだろう。前回の戦に於いて信広と向き合うだけで戦をしなかった自分たち服部党を舐めたと言うことだ。


……三河で治部様と戦い続けてきた信広ならともかく、小僧でしかないアレを警戒などするものか。うつけに気に入られて増長したのだろうが、自分を過大評価したのが運の尽きよ。


「潰せっ!ここで連中を討ち滅ぼすのだ!されば津島の財は思うが儘ぞ!!」


「「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」」


友貞の激に応えて、服部党が進む。敵は小刻みに抵抗しているようだが、所詮は数百。このまま押し切れるだろう。勝ち戦が確定したと言うことで、政光を始めとした主戦派や穏健派であった正友もまた全力で攻撃を開始した。


勝った!と判断した友貞は今後の展開を予想する。現時点で那古野に有る部隊は美濃を警戒する部隊だ。その中から津島に兵を送るとすれば、少なくとも自分たちよりも多い2000は必要になる。


ただでさえ劣勢の信長にその判断が出来るか?出来たとしても部下の説得や計画の練り直しに数日はかかるだろう。その間に津島の財は頂く!


ふっ。寵臣か何か知らんが、小僧を大将にした己の不明を恥じるが良い!


今後の展開がこの程度である時点で友貞の器が知れると言うモノだが、国人などこんなものである。そしてその視野の狭さが仇となるのが戦である。


――――――



「頭!来ましたぜ!」


「流石は三河守様が認めた真田幸隆。見事なもんだな。……よし撃てっ!」


津田算長の掛け声と同時にドドドドーーンと言う音が鳴り響き、先陣を駆けていた政光らが馬から落馬し、前田勢を追っていた者たちもバタバタと倒れていく。


「なんだ?雷か?!」


いきなりの轟音に、友貞も動きを止めてしまう。いや、止めてしまった。


「良いのか?そこは死地だぞ?」


どこかで僧の恰好をした男が銃を構える。


立ち竦む友貞だが、彼も鉄砲の存在は知っている。だが250丁の鉄砲の一斉射撃の音など聞いたことも無かったので、落雷かなにかと勘違いしてしまったのだ。


ドドーーン!


しかし次に聞こえてきた音が、友貞にもこれが落雷では無いと言うことを認識させる。


「これは……鉄砲か!」


一回目の一斉射撃とは違い50丁の鉄砲による連射に切り替えたことで、友貞は音の正体に気付くことが出来た。……今更気付いたから何だと言う話なのだが。


ドドーーン!

ドドーーン!

ドドーーン!

ドドーーン!

ドドーーン!


「「「う、うわぁぁぁ!!」」」


絶え間なく行われる射撃は、主に馬に乗っていたり兜首だったり僧貌の者達を狙って行われている。とは言え根来衆によって築かれた十字砲火のキルゾーンの中に居る一般の兵士たちも無事と言う訳ではない。


「ひぃ!なんだコレ?なんなんだよぉぉ!」


音と同時に倒れる仲間を見て、兵士が恐怖を覚え始めたとき……彼らの前に鬼が現れた。


「首よこせぇぇぇぇぇ!!」


銃撃の中、左翼から青い髪を振り乱しながら義弘が服部党に切り込めば。


「死ね」


右翼からは「大友家家臣として義弘には負けられない」と命を懸ける由布惟信も完全武装で槍を振るう。彼女らは鉄砲が人体を貫通しないと分かっているし、根来衆が配置されている位置も知っている。故にその辺の服部党の兵士を射線に置くことで敵を殺すと同時に己の盾としていた。


銃撃の中、突如として現れた島津の鬼と雷神の片腕による蹂躙は服部党の士気を打ち砕いでいく。因みに銃撃は何時の間にか止んでおり。根来衆は薙刀を構えて服部党に横槍を加えていた。


「良し、反転しろ!俺らも突撃だぁ!!」


「よし、よく耐えた。さぁ攻めよ!」


利家と幸隆の軍勢が反転攻勢を仕掛けると同時に、義弘や惟信の手勢もようやく彼女らに追いつき(銃撃の中突っ込めたのは義弘と惟信だけ)服部党に攻撃を加える。


「図られただと?!」


ここに至れば友貞も敵の意図が理解できた。彼の目には利家の部隊の撤退はとても偽装には見えなかったが、こうして反転されては自分が罠に嵌ったことを自覚せざるを得ない。


「くそっ!退け!退けぃ!!」


完全に囲まれた形になった服部党は、内に入った義弘と惟信・外の利家と幸隆の軍勢によって削られていく。政光や正友は既に討ち死にしているのだろう。完全に統率が取れていない自軍を見て、友貞は荷ノ上を捨て長島までの撤退を決意する。しかし……


「遅い」


「がっ?!」


何処からともなく放たれた銃弾によって服部友貞は額を貫かれ、その生涯を終えた。武人としての誉れも無ければ僧侶としての徳も無い。誰に討ち取られたかもわからない最期は、似非坊主に相応しい最期と言えよう。


そして友貞の討ち死ににより、服部党は完全に瓦解。前に出ようとするものは鬼によって殺されて、後ろに退こうとしたものは根来衆の銃弾に倒れた。


また輪中に城が有ったことが災いし、天然の堀となっていた河を越えることは容易ではなかった。結果として無事に城にたどり着いたものは数十人に過ぎなかったと言う。


その後、利家が率いる部隊は残党狩りを行った後、服部党が使用した船を接収し輪中に上陸。荷ノ上城に籠った者は一向門徒で有ることを理由になで斬りとされたと言う。


この戦の結果、織田弾正忠家は尾張の河内も手中に収める事になった。そして信長はその功績を大いに称え、統治を利家に任せる事にしたと言う。






――――――



「………」


「ひ、姫様?」


「……誾千代?」


「はいっ!」


「……コレは本当なのね?」


「はいっ!確かに義父様「あ”ぁ”ん”?」…あ、鑑理様がお認めになりましたっ!」


「……そう。鑑理がねぇ」


「「ひ、ひぃぃぃぃ!!」」




服部党全滅。元々千寿君も彼らを逃がす気が無かったので、三河での戦が終わったら滅ぼす予定でしたが、予定が早まったもよう。


鬼がどこに降臨したのかは想像にお任せしますってお話。



ポイントって、ええやん? (誰?)



閲覧、感想、ポイント評価、ブックマークありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ