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風神天翔記 ~とある修羅の転生事情~  作者: 仏ょも
四章。尾張統治と下準備編~
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72話。ノッブ、小一郎GETするの巻

逃げてー中村!逃げてー!

即断即決を旨とする(その決断を下す前の情報収集は念入りに行うので、即断即決とは微妙に違うかもしれない)信長は、その日の内に利家らを連れて安祥を発ち、池田恒興が居る鳴海で一泊したのち例の小者の家が有ると言う尾張中村に入った。


「ふむぅ。まぁ何と言うか……普通の村じゃの」


「そりゃそうですよ。その小者が今まで何かやらかしていたなら、珍しいモノ好きな殿は必ず確認しに来るでしょうし、前に鳴海に入った吉弘様も気付きます。それに椎茸だの硝石?ですか。そんなのが急に売りに出されたら、堀田様だって手を入れてますって」


あまりにもあまりな感想を述べる信長に対し、そりゃそうだろとやや冷たいツッコミを入れたのは、鳴海城の城代を務め「さ、そろそろ寝ようかな」と言うときにいきなり現れた信長に叩き起こされ、半ば強制的に深夜労働をさせられた乳母姉妹にして近習筆頭の池田恒興である。


姫様に会う為に安祥に行ったと思ったら、その日の夕刻(と言うか夜)にいきなり尾張に戻って来た信長に対して「何か忘れ物ですか?」と軽く聞いたら信長から今回の小者に関しての概要を聞かされ、眠いのを我慢して今日の朝の出立までに中村についての情報を軽く読み込んでいたが……目に見えておかしなところは特に何も無かった。


つまりその小者が言うことが本当ならば、信長に仕えるようになるまで椎茸などを売らずに隠し通していたのだろう。そのくらいの知恵が有るなら普通に仕官すれば良かったものを……と思うが、すぐに正体不明の人間が信長の傍に居るのは拙いので、これはコレで良かったと思い直す。


「まぁそうなんじゃがのぉ」


信長としても、あの千歯こきに関しては農家の知恵と言うことで納得はしていたが、流石に椎茸や硝石に関しては農家の知恵で片付く問題では無い。もしも組織的な動きがあれば必ず付近の国人が何らかの手を入れていただろうと思うと、あの小者が一人で巧妙に隠していたと言われた方が納得できる。


「あ、利家様!」


そんな中、利家の案内で小者の家を探していると、およそ10~12歳ほどの少年が一行に声を掛けてきた。ココで若殿様!とか信長様!と言わずに利家の名を挙げるのは、利家が先頭を進んでいたこと、この少年が利家の顔見知りで、なおかつ信長の顔を知らないからだと推察できる。


「おぉ、小一郎か」


「……誰じゃ?」


「さぁ?」


急に話しかけてきた子供に対し利家以外の馬廻りは警戒するも、利家が軽い感じで挨拶をするところを見ると、どうやら利家の知り合いらしいのでその警戒をわずかに緩める。


そうして警戒を解いて細かく観察してみることと、中々に利発そうな顔をしているのが分かる。だが……そのような感想を台無しにするくらい臭い。他に感想が出てこないくらい、今の彼は臭かった。


離れていても臭うのぉ。何と言うか糞尿の臭いと言うか、例の畑に撒く肥料(小者は堆肥と言っていたが)でも作っていたのじゃろか?と言うことは、もしやしてあの小者はこの者に硝石も造らせていたのかのぉ?


そう当たりをつけた信長の意見を肯定するかのように、少年と話していた利家が信長の方を向いて彼を紹介した。


「殿!こやつは例の小者の弟で小一郎と申します!小一郎、コチラが尾張の殿様で俺の主君、織田弾正少弼信長様だ!ご無礼は許さんぞ!」


普段は軽い調子の利家だが、流石に農民の子にまで無条件にフレンドリーでは無い。特に兄のように、主君に対して当然の礼儀も払えないようなら説教で済ます気も無い。と言う意思を込めての忠告であったが、結果としては彼に対してはその気遣いは無意味に終わる。


「おおおおおおお織田さまぁ?!」


利家からの紹介を受けた瞬間、へへーと言いながら土下座に移行する小一郎。その土下座の速さと完成度は、転生者ならいつの間に?!とか、すげぇ土下座だ!と驚くレベルであるが、残念ながらコレは大名(に限らずお偉いさんと判断した相手)に会ったときの農家や一般市民にとっての標準仕様である。


つまりこの速さと完成度が無い時点で、一般人では無いと言うのがバレるのだが、利家は一体何を見て居たのやら。


まぁ利家は破落戸時代が長く地侍に近い立場であったし、自分が傅く立場であると言うのも関係していたのかも知れないが……それが情状酌量に値するかどうかは裁判官(姫様)が決める事である。


それはそれとしてだ。


「では小一郎とやら、儂の質問に答えよ。わかっておるとは思うが嘘偽りは許さん。惚けるのも許可をせんし、誤魔化していると見做したら村ごと焼く。わかったか?」


「ひぃ?!」


有無を言わさぬ言葉と同時に信長から生じる圧倒的な威圧を受けた小一郎は思わず腰を抜かして後ずさってしまう。


「……それは『わかったか?』と言う問いに対する返事では無いのぉ。つまり儂の問いに答える気は無い。と言う事か?……良い度胸じゃな」


農民にまでうつけ呼ばわりされておるのは知っておったがのぉ。あぁここの周辺は末森に味方しておった連中が治める土地じゃったなぁ。んで奴らが散々悪評を流した結果がこの態度と言うわけか。ふっ、農民風情が本人を目の前にしてこれかよ。まったく儂も舐められたもんじゃのぉ。


鳴かない鶯は鳴かせた後に殺すようなタイプである信長は、小一郎の態度に眉を顰め「兄は足じゃったから、こやつは腕かの?」と斬り落とす場所の選定を始め、静かに鯉口を切る。


今の信長が放つこの威圧だが、元々信長の側に仕え、千寿や姫様に慣れた恒興や利家は多少ピリピリするくらいだが、そんなモノを感じたことが無い小一郎にしてみれば、元が雲の上の大名からの威圧と言うことだけでもいっぱいいっぱいである。


そんなところにさらにその威圧の主が尾張の主である信長(将来の第六天魔王)と言うことで、失神一歩手前と言うところまで追いつめられてしまい、まともな返事を返すことが出来ないでいるだけなのだが……


「あ~信長様?いきなり御大名様に会ったら普通のお百姓さんならこうなると思いますよ?」


「ぬ?」


そんな小一郎を救ったのは、庶民代表 (?)の商人である神屋紹策だった。


信長にしてみれば、今まで「うつけ」として出歩いて居たときは普通に声を掛けられていたし、このような扱いを受けたことはなかったので、ここの連中が自分を舐めていると判断したのだが、それは自身の過小評価からくる勘違いだ。


そもそも信長が気楽に領民に声をかけられていたのは家督を継ぐ前。つまり一年前の話だ。


今の信長は守護代の代官の跡取りではなく、尾張を実質的に支配する大名である。そんな相手に気軽に声を掛けることが出来る農民がどこに居ると言うのか。父親の死からいきなりの領土拡大&立場の向上であった為、自分が偉くなったという実感が薄い(姫様に普通に殴り飛ばされているのも無関係ではない)ので、自身に対する周囲の視点と言うモノに疎くなっているのも事実である。


ちなみに本来真っ先に止めるであろう利家は、上記の理由から信長が恐れられているとは思っておらず、さらに信長の不機嫌な理由が『質問に答えないこと』にあると知っているので、なんでコイツこんなに怯えてるんだ?兄貴同様に何か疚しい事でもあるのか?と疑いの目を向けていたので、止めることは無かった。


コレを冷たいだの薄情と言うことは出来ないだろう。何せ彼はすでに1度失態を犯しているので、ココで更なる失態を犯すわけには行かないのだ。


彼は自身を信長の馬廻りであると定義付けているが、それでも城代として働くことで前田家の家臣の生活を背負っているのだ。代々前田家に仕える家臣と、新参の怪しい小者やその弟を天秤にかければ、譜代の家臣を守ろうとするのは当然の事と言えよう。


「ですねぇ。まぁ最近の殿はどことなく姫様や吉弘様に似てきましたし、慣れてないと怖いんじゃ無いですか?」


そんな神屋の意見に同意する恒興。彼女も信長と共に民に接していたが、信長ほどフレンドリーでは無かったので小一郎の気持ちもわからないでは無い。ただ、小一郎が信長を舐めているようならそのまま死ねば良いと思っていたので止めなかっただけだ。


そして神屋が「舐めているわけでは無い」と取り成したのでフォローを入れたに過ぎない。


「そうかの?まぁ確かに初対面の時のお2人は怖かったのぉ」


だがそれでも世話になっている神屋に加えて信頼する乳母姉妹からのフォローである。信長から発せられる威圧は霧散し、いつも通り姫様にド突かれているときの信長が表に出る。


「「「わかります」」」


そして信長の言葉にしみじみと答える馬廻り衆。ようするに記念すべき一回目の集団粗相事件の際のことであるが、あの時は信長だけではなくこの場に居る馬廻り全員(安祥で尋問中の成政たちも含む)が粗相どころではなく落涙・嘔吐からの気絶をするくらい明確に死を覚悟したのだ。


信長とて今の自分にアレだけの威が有るとは思っていないが、百姓と自分の身分差を考えれば似たようなモノかも知れないと考え、とりあえずその怒気を収めることにした。


尊敬する姉貴分や兄貴分である2人に似て来たと言われて、素直に嬉しかったと言うのも決して無関係ではないが……


「信長様が納得したところで、お話の続きといきましょか。なぁ少年。君、お兄さんから頼まれてなんか作ってない?具体的にはキノコとか堆肥?とか言う肥料とか」


「え?あ、はい確かに兄ちゃんから頼まれて作ってます!」


何だか良く分からないが、少なくとも目の前の細目の女性に命を救われたと言うことだけは理解できた小一郎は、兄から「誰にも喋るな!」と念を押されていたにも関わらずにその情報を明かしてしまう。


まぁそもそも兄の上司である利家や、その上司である信長が出てきた時点で秘密になど出来るハズもないのだ。更にココに居る人たちがその気になれば、村ごと消されることくらいは分かる。その為、無駄な隠し事はしないと必死で聞かれもしないことを喋っていく。


「兄ちゃんは前々から農作業を手伝わないで山に行って何かをしたり、何年か前にいきなり家を飛び出したかと思ったらいきなり家に帰って来たんです。その時『前田家の利家様にお仕えすることになって、更に5貫も禄を頂くことになったぞ!』って自慢しに来たんです!それでその内の1貫で僕を雇うって言ってきました。それから小さな炭小屋みたいなのを作って、何本か木を持って来てたまに水を掛けるようにって言われたり、その堆肥?を作っておけば米も沢山取れるようになるって言われたんで、肥料を作ったりしてました!」


「ほほぅ」


そしてソレを聞いた紹策は小一郎の言葉に嘘は無いと判断した。その炭小屋の木があの小者が言っていた椎茸の原木なのだろう。それに硝石は堆肥と両立させると言っていたので、彼に堆肥を作らせながら、何年か経てば硝石が出来ていたと言うわけか。


「新参の小者に5貫とな?お主、中々張り込んだのぉ」


「いやぁ読み書き算術が出来るだけで十分ありがたい存在でして…」


信長は信長で利家が新参者(農家の子倅)に5貫もの禄を出したことに驚きを覚えていた。


そもそも利家は城代として300貫の俸禄を頂戴しているが、その中で奥村や村井などの家臣たちにそれぞれ30~50貫等を支払っている。それを考えれば利家に残るのは数10貫しかなく、その中から5貫と言えば相当張り込んだと言ってもおかしくは無い。


これは利家が独身で、これといった金の使い道も無いからこそ出来たことである。


それはそれとして、この弟が兄から指示を受けて色々していたのは間違いない。ならば今後はどうするべきか?ここで信長が取れる選択肢としては大きくわけて2通りある。


一つ目は兄と弟を別々に管理し、兄は拷問で情報を抜き弟は懐柔すると言うモノ。これは兄がワザと嘘を吐いた場合などの保険にもなるし、懐柔した弟から自発的に情報を出させると言うのも悪くは無いだろう。さらに兄は怪しいが、弟には怪しいところが無いようにも見えると言うのが大きい。


二つ目は情報の拡散を防ぐために中村を焦土と化し、家族や親族も捕らえて全員拷問すること。それは口裏合わせを出来ないようにしたうえで行う。もし兄と弟で話す内容が違えばどちらかが嘘だろうし、おそらく弟に対する指示書もあるだろう。それらを没収してコチラで試すと言うのも有る。


あとは利家が用意しているであろう小者の家を徹底捜索し、何か無いかを確認することだが、これはどちらにせよ行うことなので、特に問題は無い。


それに、どうもこの少年の言い様では兄に不満が有るようにも思えるのじゃが……


「のぉ小一郎とやら」


「はいっ!」


商人として相手にプレッシャーを与えないような話し方も理解し、実践している紹策に対しては普通に話すことは出来ても、雲の上の存在である信長に対しては軽々しく口を利くことは出来ない。その為、小一郎は名を呼ばれると同時に地べたに頭を叩きつけるような勢いで……と言うか実際に叩きつけて「へへー」と土下座した。


信長としてもイチイチ咎めるのも面倒なのでこのまま話を進める事にする。


「率直に答えよ。お主、兄は嫌いか?」


「はい!嫌いですッ!!」


ノータイムで余りにも率直に答えてきた少年に面食らう信長だが、小一郎としては正直鬱憤が溜まっているのだ。


「大体昔から兄ちゃんは農作業が嫌だ!とか言って仕事は手伝わないし、母ちゃんに言われて無理やり手伝うことになっても文句ばっか垂れますし、父ちゃんとは仲が悪いし、家を飛び出したのならそのまま外で働けば良いのに、いきなり帰って来たかと思えばコレです!俺だって好きで糞尿をかき混ぜたりしたくなんかありません!」


「お、おう。そうか」


その勢いに思わず言葉を失う信長。本来なら農家の子倅が信長にこのような態度を取れば「無礼者が!」と周囲の者が斬りかかってもおかしくないのだが、今回に関しては話が違う。


小一郎は信長の質問に答えただけだし、正直に話せと言われたことを話しているだけだ。それにその内容も、話を聞けば「それはそうだろうなぁ」としか思えないのも関係していた。


なまじ馬廻りたちと年齢が近いのも彼に共感出来る理由だろう。もしも「他人の糞尿をかき混ぜたいか?」と聞かれれば、自分たちだって「金を貰っても嫌だ」と答えるに決まっている。


小一郎とて1貫と言う大金を貰っているからこそやっているが、そもそもの話、この歳の男の子がこのような作業をさせられて面白いわけが無い。


さらに元々が農家であることを受け入れている小一郎が、昔から「将来都会でBIGになるんや!」とか言って家の仕事を手伝わない兄を好きになれるはずが無い。


ここに千寿が居れば「史実では終生兄を支えた賢弟と言われたが、織田に仕える前までは疎遠で有ったと言うのは本当らしいな」と一人で頷いていたことだろう。


そして信長にしてみても彼の気持ちは分かる。と言うか「多分信行が自分に向ける感情がこんな感じじゃったのだろうなぁ」と言う感想だ。


もしもこれが、椎茸や硝石と言う一攫千金どころではないモノを秘密裏に作っていると教えられていれば彼の態度も変わったかも知れないが、例の小者は出来上がるまでは弟にも秘密にしておく予定だったのだろう。


何を作るかもわからず、言われた通りに木に水をかけ、糞尿をかき混ぜる作業。さらに彼には通常の農作業もある。これでは嫌気が差さない方がおかしいだろう。


ちなみに本多家の家中の農民や家臣も同じ思いを抱いていたので、彼は硝石どころか堆肥づくりにも失敗している。


小一郎は根が真面目なのと相手が兄であること、そして何度も言うが1貫と言う現金の力が有ったからこそ文句を言いながらも作業を続けていたのだ。


そしてこの小一郎の魂の叫びを聞いて信長は方針を決めた。


「では小一郎とやら、貴様は儂が雇い入れる。禄は10貫じゃ!」


「えぇぇぇぇぇ?!」


兄はそのまま知識を搾り取り、その辺で死んだと言うことにして、弟は懐柔する。これが信長の決定だ。


「お?何じゃ10貫では不満か?」


「滅相もございません!」


そして小一郎に、この決定に対して異を唱えることなど出来るはずも無い。


信長からすれば、少なくともこやつは間者では無いし、貴重な知識の持ち主でもある。そして金を貰った以上は働くと言う素直なところもあれば、自分に対して吠える気概まである。つまりは中々に見所が有る!と言ったところだろう。


このような信長の思惑により、後世初代椎茸奉行として名を知られる木下小一郎は信長に仕える事になったと言う。



作者が何かで見た「最初は兄弟仲悪かったらしい」と言う意見を採用しております。まぁ普通に考えたらそうですよね。きっと織田家内での嫉妬とか嫌がらせに耐える為には兄弟で協力する必要が有ったんです。


それに彼は寧々には相当気を使っていたらしいので、彼女が居なければどうしても繋がりが……ってお話。


ちなみ最近では「百姓」と言う言葉を差別用語だ!と言う人が居るらしいのですが、誰に対する差別なんです?作者の周りに居る農家の方々は当たり前に自分の事を「百姓」と言ってますけど……都会の農家さんは違うんですかねぇ?



宣伝のようなお話はお休み。


でもポイントは欲しい!(特にネタ無し)


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― 新着の感想 ―
[一言] 今辞書調べて知ったけど、百姓には田舎者扱いの蔑称って意味もあるみたいですね。 田舎で農家やってる身としては、田舎なのは事実だし田舎好きだから、そう呼ばれても問題ないですけどね!(^^)
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