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2話。プロローグ②の巻

ににに日間1位?!


卿ら、作者に過剰な期待はいかんぞ?!作者が胃腸を壊すからなッ!




ソレはソレとして、キングクリムゾンッ!



「あ”~正直旅を舐めてたわ」


旅籠の中の食堂で姫様が机に突っ伏し、ここ3年で何度目か、もう数えることが出来なくなるような回数を言っている言葉を、年頃の娘さんにあるまじき声で言い放っている。


うん。まぁ俺もそうだけどね。

確かに中世、それも戦国時代の旅を舐めてたのは認めよう。


船でショートカット出来た部分も多々あるが、そもそも歩きで大阪~京都だって相当面倒くさかった。


今までの旅路をしみじみと思い出すと、沢山の出来事があったなぁと思う(小並感)


そう3年だ。そして旅と言うワードからもわかるように、姫様は俺と一緒に出奔することを選んだ。


その際も紆余曲折有り・・・


~~~~



俺「姫様の説得に成功。姫様と出奔します。ただ姫様を擁立しようとする連中が姫様を利用して無理やりナニカする可能性があるので、粛清は予定通りお願いします。あ、ついでに手切れ金ください」


当主「OK」



~~~~


ってなもんよ。


紆余曲折?なんか俺を召し抱えるだとか、粛清した連中の家名を継がせるだとか、だったな。


いや、正直いらんよ。


俺の目的はこの男子の生存率が1%以下の修羅の国から逃げ出す……ってのは少し違うか。


なんつーか、そう。普通に暮らしたいだけなんだ。


だから俺は姫様に言ったように


「本来、命を懸けてでもお守りし、家の家督を継がせるべき主君をその家から追い出しておきながら、己はソレを功としてのうのうと栄達を図るなど武士の所業ではございません。

そのような者は信用できませんし、また信用してはいけません。更に言えば姫様を説得した私には、姫様をお守りする義務があります」


と言う論法で当主を説得してやったのさ!


修羅語だと「誰がキサマらなんかに仕えるか。あ、それと姫様に刺客を放ったら殺すぞ?」となる。


当主と一緒にコレを聞いた親父は近年まれに見るほどのニッコリを見せたかと思ったら「よくぞ吠えた!」とか言って普通に俺の出奔を許可してくれたし、さらに支度金までくれたんだ。


現時点で九州最強の修羅に認められた出奔だから、もう誰も邪魔できなかったな。


いやぁ移動の船旅とかで殺される可能性がグンッと減った瞬間だったね。


そんな感じだったので、当主も手切れ金を払わないといけない空気となり、さらに家督の相続の件で京に使者を出す必要が有ったから、そのついでに俺らを堺まで送ってくれるように頼んだんだ。


これなら姫様を大内だの尼子に利用されることなく遠方に放逐できますよ?って付け加えてな。


これを納得させることにより、道中の安全はさらに向上。


堺に着いた姫様はその場で大友の名を捨て、播磨と四国より西には行かないって誓紙も書き、完全に大友の軛から解き放たれた。


自由になった修羅二人。何も起きないはずはなく…。

いや、特に面倒なイベントはなかったけど。


そもそも姫様とて九州の修羅の一人としてしっかり初陣は済ませてるので、温いモノでは有るが戦場は知ってるし、様々な技能習得の中には当然武術も含まれてるから、山賊如きに後れを取るようなことはない。


KUMAだってツキノワグマくらいなら狩れるし、INOSHISHIも狩れる。


当初の予定のように、徒歩で中国地方を抜けることも無かったから、刺客とかを警戒しなくて良かったってのもある。


あとはアレだな。


普通に山賊殺して溜め込んでたモノを奪ったり、連中が使ってた武器や馬を売ったり、姫様を狙う小悪党を殺してその財産を貰ったり、訳のわからん理屈で関所を通さない連中を殺して関所を破壊したりしたが、こんなの修羅の国では日常茶飯事である。


あ、ちなみに俺たちは現金をあまり持ち歩いてはいない。


中世の金は嵩張る上に重くてうざいのだ。


大友家の次期当主と重臣に対する手切れ金である以上、それなりに高額にしないと家臣やら何やらからの悪評が出る。


そんでもって大友家の「それなり」は其の辺の自称大名共とは桁が違う。


「手切れ金に不満があった」って理由で戻られても困るだろうしな。


諸事情により俺たちを殺すことができない以上、この辺はきちんと支払うんだよ。


その金額はおよそ2000貫(約2億円相当)

これを高いと取るか安いと取るかは微妙なところだろう。


普通なら高いが、大友家の家督が2000貫で買えるとなれば安いだろうな。


ソレはソレとして。この時代の金ってのはあの有名な永楽銭や私鋳銭だ。あの銭をジャラジャラと持ち歩く?めんどくせぇし重いし目立つし何より邪魔になる。


そんな訳で現金は持たず、大友家の御用商人である府内の豪商仲屋宗越に手配して、博多商人神屋紹策のところに手形を置いているので、大金の支払の場合は手形で支払うことが出来るようにしている。


小銭に関しては普通に持っているけどな。


更に更に、姫様と違い俺は別に家名を捨てていないから(親父も兄貴も、変えるなと言ってきた)いざとなればツケで買い物が出来るのだ。


コレはアレだ。死んだ時にどこの誰とも分からず死ぬのは忍びないというのと、東でも吉弘の名を売れっていうのと、たまにでいいから連絡をして諸国の情報を知らせろって意味だと思う。


脳筋の修羅にしては如才無いことだが、戦場で突き進むだけが修羅ではないからな。


それはともかく俺も姫様も、旅の邪魔になるから無駄遣いは控えてるし、特に大きな出費も無いので資金にはまだまだ余裕が有る状態だ。(最初の数ヶ月は酷かったがな)


まぁ何が言いたいかと言えば、その辺のカツカツな浪人とかと比べて、随分余裕が有ると言う事だ。


具体的には地方で一番の高級宿を普通に取れるくらいには余裕がある。


……俺は間違っても姫様の髪を売るなんて真似はしないと決めているのだ。


とは言え、なんだかんだで九州最大の大名家のお姫様。

城の中に比べたら、この旅路が随分と過酷なのは確かだろう。


特に水。風呂とかトイレ。


ゲームっぽい世界ではあるが、上下水道が完備されてるのって、それなりに発展した街だけで、それ以外の村とかは普通に井戸とかだし、トイレも当然和式。


紙も質が悪い。


中世転生モノだと、実はコレ系が一番大変だって言われてるが、その理由がよくわかる。


まぁ今はコッチ方面の話は良いか。


今はまず疲れた姫様のメンタルケアだ。


「とりあえず暫くはココを拠点として散策しますので、ゆっくりしましょう」


もうアレだよ。サメ映画を全部見るくらいゆっくりできるよ。


俺がそういえば机に付いていた頭を上げ「ホントでござるか~?」と言うような視線を向ける姫様。


いやいや。俺が姫様に嘘つくわけ無いでしょうに。


「いや、ナンデ心外そうな顔してんのよ。大体アンタのゆっくりって、どこぞの寺で槍を習ったり、どこぞの寺で種子島撃ったりどこぞの鍛冶のところで武器作ったりするんでしょ?言っておくけど、それはゆっくりとは言わないわ」


だらけながらも俺の行動を批判する姫様。


ふむ。言われてみれば確かに『ゆっくり』とは言いがたいかも知れない。だが考えて欲しい。俺たちは九州の修羅であって、畿内の修羅ではない。


つまり伝手もなければ情報もないのだ。そう言う場合に頼りになるのが現金と、有名な所で修行したって言うステータスである。


昔の偉い人は「現金が有れば何でも出来る」と言う名言を残しているが、現金だけではどうにもならないことも有る。


すなわち技術だ。


だからこそ根来の鉄砲だとか、宝蔵院の槍だとか、国友の鍛冶を習ったのだ。


神屋から鉄砲を一丁買って紹介状を貰い、堺の商人に繋ぎを取り、堺の商人から紀州の根来寺に紹介状を書いてもらい(そこそこ高額商品を買って実家に発送済み)根来衆に金を払って傭兵として雇い、教導も依頼する。


この時代に自前の鉄砲を持ってる俺は珍しいし、博多の鉄砲に興味津々だったってのもあったおかげで普通に教えて貰うことができた。


ん?鉄砲と言えば雑賀ではないのかって?

何が悲しくて本願寺の連中と絡まねばならんのだ。


しかも連中は組と呼ばれる二人一組の制度を採用しているため、アッー!な関係が多い。この時代では普通の嗜みではあるが、態々近寄りたいとも思わないぞ。


同じように宝蔵院へ向かい、寄付金を支払い槍術の基礎を学ぶ。

あそこは寺だからな。寄付金が収入源だから、ソレをしっかり払えば基礎程度は教えて貰えるのだ。


奥義?ゲームみたいな世界だからありそうではあるけど、そもそも俺は戦場の修羅だ。一騎討ち用の片鎌槍や十字槍を使う気は無い。


だから基礎で十分。元々がそこそこ経験豊富な修羅なのだから。基礎を学んだあとは自分で磨けば良い。


でもって国友には九州の修羅が使っても壊れないような武器を作成させると同時に、武具の手入れの為に必要な専門技術を教わる代わりに、根来で学んだ鉄砲についての情報を開示した。


この時代の技術は金だけじゃ買えねぇし、人脈だけでも手に入らないんだよって話だ。


今の俺のステータスを太●立志伝的に表すならば


槍 ☆☆☆☆

鉄砲 ☆☆☆

鍛冶  ☆☆


と言ったところだろう。


つまるところ、方々での修行はステータスもそうだが人脈も作るためでもあるし、鍛えていることは事実なのだから己に技能も付くという一石二鳥の案なのだ!


なればこそ、時間と金に余裕があるならやるべきではないか! ……そうしないと死ぬぞ? ソレが戦国だぞ!


俺がそんな感じで訴えれば、姫様は溜息を吐きつつ「アンタは根っからの修羅だもんねぇ」と、諦めたように首を振って宣った。


解せぬ。


しかし待って欲しい。その言い方はアレだ、俺が血に飢えた脳筋のようではないか。そこは断固として抗議するぞ!


「姫様、今は戦乱の世です。その中で私は己と姫様をお守りするために研鑽を怠るわけにはいかないのです」


キリッとして言うが、姫様は呆れ顔だ。


「そもそもさぁ。いい加減私のことを姫様って呼ぶのはやめにしない?」


「む?」


んー。家を出たにもかかわらず、未だに俺が姫様呼びなのが気に食わないらしいけど、そのせいか?


まぁわからんでもないけど。


大体3年も2人で一緒に居れば、親しくなるし、ヤルこともしっかりヤってるわけで。当然夫婦としての契も交わしてるし、他に聞かれれば姫様は俺の妻で俺は姫様の旦那と答えるだろう。


それなのにいつまで姫様呼ばわりなのか? とはこれまでもよく言われていたことだ。


だがコレは重要なことなので暫くは姫様呼びをすることにしている。そのことはキチンと説明したんだがなぁ。


どう説得しようかと頭を悩ましている所に、姫様から声がかかる。


「千寿の気持ちはありがたいし、正直助かってるのはわかるけどね。私が言いたいのは、千寿もたまにはゆっくりしなさいってことなのよ」


ふむ。どうやら俺は姫様の気持ちを勘違いしていたらしい。つまりはアレだな。夫婦仲良くゆっくり過ごしたいというデレ期だな?


顔を赤くしてそっぽを向いてる姫様に愛しさと切なさを感じる。


ならば俺は旦那として、いや男として心を強くして妻を安心させねばなるまい!


「ご安心ください。見てのとおりココは堺や博多と比べて簡素な湊町です。故にやることと言えば船を見たり、魚を釣ったり近隣人物を見る程度。日頃の鍛錬は欠かせませぬが、それでも姫様を蔑ろにすることはありません。暫く2人でゆるりと過ごしましょう!」


「千寿……」


強い口調で言えば、そっぽを向いていた姫様もこちらを見て瞳を潤ませている。


コレはアレだ。OKサインだ。


そう確信して姫様の隣に座り、俺を見つめる姫様の髪をやさしく撫でる。


髪の長さは肩にかかるくらい程度。


セミロングって言えば良いのか?髪型はストレートだが、修行や山賊退治などの時は後ろで纏める感じだ。


向こうに居た頃は腰まで届く綺麗な長髪だったが、旅の邪魔になると言うことで切ってしまったんだよな。


堺に降りて、誓紙を書き終わると同時に髪を切り「コレを父上に」と言って若林水軍の頭領の若林鎮興に渡したんだ。


あの時は勿体無いと思ったが、アレは姫様の決別の意思の現れ。


過去を捨て、未来を見ると決めた姫様と共に生きる。


こうして姫様の髪を撫で、あの光景を思い出す度にその想いを再確認できる。


だからこそ俺は自分を鍛えることをやめないし、姫様を腐らせることがないよう、しっかりとした仕官先を探す必要があるんだ。


もしも仕官したらこんなにゆっくり出来る時間は無いだろう。


だから今は……


俺に顔を向け、静かに瞼を閉じる姫様の口元へ……


「ンンッ! お主ら、もう少し場所を選ぶ気は無いのかのぉ!?」


「「ちっ」」


俺と姫様の口から舌打ちが漏れる。


せっかくのいい雰囲気を邪魔しやがって。


「いやいやいや、儂が悪いみたいな顔するな! 場所を選べ! 見よ! 周囲の連中がお主らの姿を見て、なんとも言い様がない顔をしとるではないか!」


店中に聞こえるような大きな声で一気呵成に言い切る小柄な赤髪の少女。


その言葉を聞いて周囲を見渡せば、周囲にはそれなりに体格のいい男どもが10人程。そして声を掛けてきた小柄な少女と、そこそこ修練を積んだと見える少女が居る。


いや、こいつらに気付かなかったわけではないぞ?


連中よりも姫様を愛でることを優先していただけだ。


そんな夫兼護衛としてはどうかと思う言い訳をしつつ周囲の男共の様子を伺えば、大半は嫉妬やら羨望の視線を向けつつ砂糖を吐きそうな顔をしている。


女衆は、なんか微笑ましいものを見る目だ。


だが、最終的に男が多いので、トータルだと勘弁してくれと言った顔と言っても良いだろう。


気持ちはわかる。姫様は超美人だし、独り身の男には目に毒だ。


だがしかし。それとこれとは話が違う。


「なるほど、覗きはいかんな。ならば俺が全員纏めて殺してやろうではないか」


そう言って立ち上がれば周囲の連中は驚いたような顔をして俺を見上げる。


俺の身長は180センチくらいあるからな。この時代なら大きいし驚くのも無理はない。


大きさは強さ。はっきりわかんだね。




ーーー



千寿はそう考えているが、少女らが驚いたのはその大きさだけではない。体の大きさよりも、彼がその身に纏う暴力の臭いに驚いたのだ。


こんな時代だ。彼らも生きるためにそれなりに鍛えている。


だからこそ、と言うべきか。


彼らは多かれ少なかれ強者に対する嗅覚と言うのを持っている。


今までの会話を聞けば、彼が武の素人ではないと言うことがわかるが、それどころの話ではない。


九州最強の修羅に鍛えられ、修羅が蔓延る戦場で修羅と殺し合って来た千寿の威は、彼ら全員の動きを止めるのに十分であった。


さらに千寿が言った言葉「覗きはいかんな」から「全員纏めて殺す」になる理由がわからない。


自分たちが勝手に2人の世界を作って浸っていたのではないか!?


ある意味では当たり前のツッコミを入れたいところだが、目の前に立つ男に向かって軽々に何かを言えば、それを合図に殺される可能性が高い。


そんな確信があった男たちは主君である赤髪の少女に指示を仰ごうと視線を向けた。


「覗きとは言ってくれる。お主が勝手にそこな『姫様』と話を始めたと思ったがのぉ?」


部下の視線を受け、一度唾を飲み込んだ少女が至極まっとうなツッコミを入れる。


しかしそれを真っ当と思っているのは少女とその周囲だけ。

修羅の価値観はコレを敵対行動と断定していた。


「世迷いごとを。自らが治める領内の高級宿に、突如予約を入れた西国からの客人に興味を抱いて見に来たのだろう? 領主として出迎えるでもなく、身分を隠して接触しようというのは覗きとは違うとでも言うつもりか?」


故に千寿はその戯言を切って捨てる。


「「「なっ!」」」


千寿の言葉に衝撃を受ける少女とその護衛たち。


その表情が、その動作が向こうの言い分が正しいと証明してしまう。


「領主だから無礼を働いても殺されないとでも思ったか? 寝ぼけるな。尾張半国の代官の小娘、殺したところで報復として放てる刺客などおらんだろう。それにだ、貴様の周りには貴様の命を狙う輩が一人も居ないとでも言うつもりか? 貴様を殺してそいつらにその首を持って行けば、刺客どころか恩賞が出るだろうよ」


剣呑な気を隠そうともしない千寿。


「たかだか10人程度の半人前を連れて俺の前に出た胆力は認めてやろう。だがそれだけだ。己の浅はかさを悔いて死ね」


腰の刀に手を伸ばし、全員に対して殺意を向ける。


「「「「あ、あわわわわ」」」」


その意だけで「ここで自分達はこの男に殺される」と確信出来た。確信してしまう程の実力差があった。












後年、この場に居合わせた者たちは「彼の背後に明確な死が見えた」と口を揃えて語ったという。



最初の方はどうしても説明っぽくなってしまいます。


いずれはこの3年についても語るときが来るかも…


赤毛の少女とは一体…(すっとぼけ)






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― 新着の感想 ―
[良い点] うーん、めっちゃ修羅。 修羅だけれど、ちゃんと姫様と両想いになり守り通してる主人公良いですね。
[一言] ギリヒャクとギリニの結婚?! 面白そう。ブックマークつけとこ。
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