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それでも俺は恋がしたい  作者: 明智龍獅
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俺の短い琴海との平和な一時

「ただいまー」

 こんなフンとドロまみれの俺を温かく迎えてくれたのは妹の琴海(ことみ)だった。

「お帰りお兄ちゃん」

 唯一俺の味方であり、俺と関わっても不運にならないたった一人の例外人でもあるのだ。

「何か、嫌な予感がしたからお風呂入れといたよー、入っておいで」

 我が妹ながら凄い慣れようと勘だな!

「その汚れまみれの制服も何とかしとくから流しに置いといてねー」

 あの制服を洗ってくれるなんて…琴海は女神だな!

 俺は、琴海に感動と感謝して、風呂に入った。


 頭と身体を念入りに洗ってから、琴海が入れてくれた湯につかる。

 今日の出来事を振り返り、自ら作った地獄の学園生活が月曜から始まると思うとなんだか死にたくなってくる。

 お湯に自分の顔半分潜らせて泡をブクブク吹きながら、自分の精神を落ち着かせる。

 こうしていると自分が水と一体化して、自然に溶け込んでいるようで安心する。

 30分くらい時間が経ち、俺は、風呂から出た。


 風呂から出ると、テーブルに夕食が並べられていた。

「今日は、生姜焼きなんだな」

「そうだよ。今日のメインは、琴海特製生姜焼きだよ!」

 琴海は、自信満々にグッと親指を立てて俺に向けてきた。

 両親がこの(・・)()に(・)いない環境の中で俺と琴海は、家事を協力し合って暮らしてきたのである。

 料理も食器洗いも掃除も色んなことを二人で助け合って暮らしてきた。

 洗濯物は、琴海が全部引き受けたいと言うのでそれだけは、任せている。

 まあ、年頃の女の子なんだから、色々見られたくない物もあるんだろう。来年から高校生なんだし当たり前なのかもしれない。

 琴海の作った特製生姜焼きをはしで一枚掴んで口に入れ込む。生姜とタレの旨味が肉にしっかりと染み込んでいるのが良く分かる。歯ごたえのいい柔らかさで脂もしっかりとのっていて、超絶美味しかった。

「これ半端なくウマいな!」

「でしょ!」

 琴海は、ニッと満面の笑みを見せた。


「ごちそうさま」

 作ってくれた琴海に感謝を込めて合掌した。

 夕食を食べ終えて、俺は、食器等を洗い、歯を磨いてから俺は、リビングのソファーに腰を掛けた。

「今日は、色々あって疲れたなあー」

「お兄ちゃんお疲れー 乾杯でもしよっか」

 そう言って、グラスを俺に渡して三ツ矢サイダーを注ぎ、自分のグラスにも注いで俺のグラスに軽く当ててきた。

『かんぱーい』

 キーンッといい音が鳴り響いた。

 ゴクゴクゴクとサイダーを喉に流し込み、やっぱり頑張った後の三ツ矢サイダーは、おいしいと実感した。

「そう言えば、お兄ちゃんが入学した学校に変態が出たんだってー、ホントにいるもんなんだね高校生で変態扱いされる人ってさあー、琴海それ聞いたとき笑ちゃったよ」

 その変態が実は、俺でしたーなんて言いたくないな…(笑)

「そういえば、何でお兄ちゃんあんなに汚れてたの?犬のフンとかついてたし?」

 やっぱり琴海には、今日の出来事の全てを話すべきだろう。

 兄妹の隠し事は、良くないからな!

「琴海……」

 俺は、今日あったことを全て話した。

 邪犬チワワに追いかけられたことも、不運による事故も、一人のクラスメイトを助けるために自分を犠牲にしたことも、最後に邪犬チワワ探しをしたことも全て琴海に話した。

 琴海は、唖然とし、冷や汗を少し流した。

「プックククハハハハハハ……」

 足をバタつかせて、お腹を押さえながら、琴海は、爆笑していた。

「そんなに笑わなくてもいいだろ⁉」

「ん?ゴメンね!いつも通りとはいえ、あまりにかわいそすぎるからついね」

 琴海は、俺の不運のことを全て理解してる上で俺と一緒に暮らしてくれているのだ。

 俺は、そんな琴海に感謝してるし、大事に思っている。

「そんなに不運だと逆の意味で神業なのかもしれないね。もう笑わないから安心して」

 ねっと右目をウインクして俺を安心させようと琴海は、しようとしたのだろう。

 けれども、俺の顔を見て思い出したのか?また、ツボにハマってしまったらしい。

 手で口を押えながらクスクスと笑っていた。

「確かに可哀想で他者から見れば変態にしか捉えられないかもしれない。でも、お兄ちゃんは、その人を守ろうとしたんだから誇っていいんじゃないかな?琴海は、そういうカッコイイお兄ちゃんのこと……」

 急に琴海の話が途切れたかと思うと琴海は、俺のそばに来て耳打ちしてきた。

「大好きだよ!」

「え?」

 琴海は、ニコッとしてから「おやすみ」と言って二階の琴海の部屋に向かって階段を昇って行った。

 俺は、顔を真っ赤に染めて、琴海の耳打ちにドキッとしていた。

 兄が妹にドキッとするのは、おかしいのかもしれないが「耳打ちは、ズルいだろ」っと俺は、本音を漏らしながらそう思った。

 その後、今日の疲れのせいか急に眠くなって、自分のベッドに行き、布団をかぶった直後に俺は、爆睡してしまったようだ。

 

 

 カーテンの隙間から光が俺のまぶたに差さり、俺は、眩しくて目が覚めた。

 時計を見ると9時半になっていた。

「やっべ、寝坊だ!」

 俺は、階段を小走りで降り、洗面所に行って顔を洗ってから、リビングに行った。

 テーブルに朝ご飯のサラダと食パンと目玉焼きに味噌汁が並べられていた。

「お兄ちゃんおはよう!今から食べるとこだけど、お兄ちゃんも一緒に食べる?」

「ああ。それより、昨日夕ご飯作ってくれたのに、朝ご飯も作らせて悪いな」

「いいよ別に!お兄ちゃん昨日大変だったらしいし、今日は、土曜だからゆっくりしなねー」

「琴海さんマジ天使だわー」

「クスッ ありがとう」

 こんなくだらないセリフもちゃんと返してくれるのは、琴海だけだな。

 俺は、朝ごはんを食べ終えた後、昨日と同じように食器を洗い、食器を布巾で拭いたり、テーブルを拭いたりしてから、リビングを掃除して、二人分の昼ご飯を作って食べてからまた、食器を洗って布巾で拭いた。

 暇ができたので部屋に行き、PF4の電源を起動させて、俺は、ギャルゲーのソフトを入れて、画面に出てくる、女の子たちの攻略をしていった。

 ギャルゲーをやっている人を嫌な目で見る人はいるだろう。

 女の子を口説くゲームなんて気持ち悪いと言いたいのだろう。

 だが俺にとっては、人と話してる感じに思えるもので、もしもの時のシュミレーションのためのものなのだ!

 恋愛シュミレーションゲームに分類されてるしな。勉強にならないこともないだろう。

 俺は、ギャルゲーを熱心にやっていたので気づかなかったが、時計の針は、物凄く動いていたのだ。

 俺が気づいた時には、もう4時ごろだった。

 琴海が俺の部屋にノックもしなずに入ってきて時計を指さした。

 忘れていたが夕飯のための買い物をする時間だったのだ。

「スーパー行かないとなー。忘れるとこだったよ」

 ハハハっと笑う俺を見て琴海は、涙を流した。

「うううっ―」

「どうした琴海?具合が悪いのか?悲しいことでもあったのか?」

 琴海は、口を手で押さえて首を横に振った。

「ゲームの女の子としか会話出来ないなんて……お兄ちゃんって………かわいそすぎっ」

 琴海は、走って階段を下りて行き、家を飛び出して行ってしまった。

「……え?ちょっと琴海―?」

 スマホと財布をポケットに入れて鍵を持ち、俺も家を飛び出した。

 

 

「はあっはあっはあっ」

「早いねお兄ちゃん。毎朝走りこんでることはあるよ!」

 のんのんと道を歩いてた琴海にやっと追いついた俺は、手で膝を押さえてその場に立ち尽くしていた。

「まっまあな」

 少し息を整えてから俺らは、目的地のスーパーに向かった。

 土曜日のスーパーは、人が沢山いた。

「今日は、何買うんだ?」

「今日は、カレーを作るつもりだから、その材料と1週間分くらいの食料を買うつもりだよ!」

 俺らは、学生だから毎日のように買い物に行くのは、困難である。だから、俺らは、1週間分の食料を土、日のどちらかで買い、いつでも食べれるように食料を貯めているのだ。

「そうか。今日は、カレーか。ルー買わないとな!」

「はちみつとリンゴのやつ買おうね!」

「……ん?ああ。バーモントか」

 俺らは、二人で協力し合いながら、たくさんの材料をスーパーのカゴに入れていった。

 今日買う分の食料を全てカゴに入れた後、レジに行った。

「今日も二人で大変だね」

 何年もこのスーパーで働いてるレジ打ちのおばさんがいつものように話しかけてくる。

 何度も合っているからか、俺らは、自然とおばさんといつの間にか会話するようになっていたのだ。

「いえいえ、お兄ちゃんがいるので大丈夫ですよ!」

「そうかい?じゃあ、これでも持っていきな!琴海ちゃんなら一等行けると思うから、食費が浮くと思うよ!」

 そう言って、俺らに福引券二枚を渡してきた。

 さっきから外が騒がしいと思ったら、今日は、新井式回転抽選機で抽選会をやっているらしい。

 新井式抽選機、通称ガラポン(他の名では、ガラガラやガシャポンと言うらしい)は、かつて東京で帽子屋を営んでいた新井卓也さんが客へのサービスとして考案したのがきっかけで広まっていったらしい。正式名称が長かったゆえに、名前は、短くされて、ガラポンになったとか。

 まさか、サービス精神でやったことが全国に広まってくなんてその人も考えなかっただろうな。

「ありがとう、おばさん」

「はいね」

 俺らは、現金で支払いをしてから、スーパーの外でやってる抽選会に行った。

 抽選会は、多くの客で賑わっていた。

 抽選を行っている近くに看板らしき物が立っていてそこに詳細が書かれていた。

※福引券を持っていること 持っていない人は参加することができません

 福引券一枚で一回まわせます 

 枚数の制限はありませんので枚数分なら一人で何回まわしても構いません 

 家族の皆さんで交代しながらまわしてもOKです

 下記のものが今回の景品となっています

・一等 黄色 国産黒毛和牛4人前

・二等 赤色 低カロリーオリーブオイル6本セット

・三等 紫色 商品値引き券1000円分

・四等 青色 500円分お菓子セット

・五等 緑色 エコバック3枚セット

・六等 桃色 お手軽ティッシュ

※期間は土日の二日間で行われます

 近所の方々のご迷惑にならないようにご協力お願いします


 今回の景品は、とても豪華だな。

 申し訳ないが黒毛和牛は、いただきだ。

 琴海ならいつも通り一等を取るだろう。俺は、毎度おなじみの6等のティッシュだろう。

 なぜ、一等が確実だと確信しているかと言うと琴海が超幸運な女の子であるからである。

 黒髪でショートヘアの琴海は、男子からめちゃくちゃモテる。性格も良くて、顔もいいがそれよりも凄いのが、俺と対称の超幸運の持ち主だってことだ!

 琴海が普通にしているだけで幸運の方から、琴海に会いに来てるかのように琴海は、いいことばかり起きるのだ!

 不運に陥ることがまずない。しいといえば、俺と一緒に暮らしていることが不運なのかもしれん。汚れた服などを洗わないといけないし、俺の不運話をわざわざ聞かないといけなくなるし、何より仕事が増えることばかりなのだ。

 琴海は、俺のことをどう思っているか分からないが、俺は、物凄く感謝している。

 琴海と関わった人間は、幸せになる。とても大きな幸せかもしれないし、ほんの小さな幸せかもしれない。

 琴海の友達は、いつも幸せそうだ。

 琴海は、超幸運な女の子だから、俺といても全く不運にならないのだ。

 琴海といることで俺は、不運には、あまりならない。(ゼロでは、ないが)

 幸運になることもないが、俺は、琴海とこうやって話せること事態が幸運だと思っている。

 地味に人が並んでいて、少しの時間待たないといけなくなった。

「もう一回まわさせてよー」

 小さな男の子が抽選会を仕切っている男性にねだっていた。

 どうやら、男の子は、ティッシュが当たってしまったらしい。かわいそうに。

「この抽選会は、枚数分しか絶対(・・・)に(・)まわしては、いけない決まりとなっていますので申し訳ございません」

 男の子は、()ねながら母親と帰っていった。本当にかわいそうだ。

 列は、進んでいきやっと俺らの番がやって来た。

「二枚でお願いします」

 抽選会を仕切っている男性に二枚渡し、一枚目の分は、俺が引くことになった。

「俺は、不運だから6等だろうけど、琴海は、多分1等取れると思うから頑張れよ」

「お兄ちゃんも頑張ってね」

「お客さん、一等何て早々出ませんし、諦めるのも良くありませんよ!」

 抽選会を仕切っている男性は、俺に助言をしてきたが、何も知らない人は、気楽でいい。後で驚くんだろうなと思い。苦笑してしまった。

 俺は、ガラポンの取っ手の部分を掴みゆっくりとまわした。

 どうせ桃色がでるんだろうなと思い、ため息をこぼして、ガラポンの中から出てくる玉を期待ゼロで待ち伏せた。

「カランッ」

 玉が出てきていい音が響いた。

 ええっと色は……

『白?』

 周りにいた人も目の前にいる抽選会を仕切っている男性も俺も琴海もみんな驚きすぎていて、目が点になっていた。

 今回の抽選会に白なんて玉は、入ってないはずなのだ。つまりこれは、何かの拍子に混ざってしまった物で、普通こんなことが起きないように確認するはずなのだが、誰も確認しなかったと見える。

 これは、不運なのか?

「あのこの場合どうすれば?」

 抽選会を仕切っている男性は、動揺しながらも少しの時間悩み、決断した。

「もう一回、まわしていただけますか?」

 まあ普通そうなるだろう。俺もそうなると予想していたし、仕方ないかと取っ手に手を置こうとした。

 その時、さっきの男の子と抽選会を仕切っている男性の会話が脳裏に浮かんだ。

 そうだ、この男は確か…

「えーっと、枚数分しか絶対(・・・)に(・)まわしては、いけない決まりではなかったんですか?」

 この時、抽選会を仕切っているこの男は、動揺し焦りだした。

「今回は、予期せぬイレギュラーが出たので…」

 人が動揺し焦っているとき、人間は、思考が少し鈍るものだ。俺は、その隙を逃さなかった。

「この事態は、確認不足のあなた方に責任があると思います!色んな事態に備えて仕事をするのが大人なんですから、ちゃんとして下さい!」

「すっ…すみませんでした」

 抽選会を仕切っている男性は、軽く頭を下げて謝罪した。

 俺も強めに言い過ぎたかもしれん。

「ルールはルールなので、別の景品をくれませんか?もう一回まわしたら、さっきの男の子に申し訳ないですよ」

 今度は、優しめに言ったので、抽選会を仕切っている男性も少し冷静になったのか簡単に了承してくれた。

「わ、分かりました」

 抽選会を仕切っている男性は、自分の財布から商品券5000円分を手に取った。。

「今回は、我々の確認不足と言うことで申し訳ありません」

 小声で手を震わせながら、商品券5000円分を差し出してきた。

 ホントは、渡したくはないのだろう。

 商品券5000円分となれば、ガラポンの景品の一等相当ではないのだろうか?

 この人もなんだか残念な人になっちゃったな。

「ありがとうございます」

 俺は、商品券5000円分を受け取り、すぐ財布に入れた。

「つっ…次の方どうぞ」

 物凄くしょげているこの人には、悪いけど次は、琴海(・・・)の(・)(・・)だ(・)!

 琴海は、ガラポンをまわして、軽々と黄色をだした。

「カランカランカラン」

「1等 1等でーす」

 もうこの人は、半泣きしてるな。テンションダダ下がりで、接客業をまともにしてねえ。

「イエ―イ!」

 当り前のように黄色出してんのに、めっちゃ喜ぶなあー。まあ、俺の景品と合わせて、タダで高級すき焼きを食べれるんだから、テンションもあがるよな。

「琴海、今日の夕飯は、カレーから高級すき焼きに変更だ!カレーは明日!今から、すき焼きの材料買に行くぞ!」

「うん!」

 琴海は、元気よく返事してくれた。

 今思うと、抽選会を仕切っていたあの人は、俺に話しかけた時から既に不運になることが決まっていたのではないかと俺は、疑問に思った。

「俺に話しかけたからあの人は不運になったのかな?後、白が出たのは、運が良かったってことなのか?」

「白が出たのは、お兄ちゃんの不運さだと思うけど、それが幸運になったのは、お兄ちゃんがあそこで反発したからだから、お兄ちゃんの実力で得た幸運なんだよ!あの人は、不運になったのは、お兄ちゃんが反発したせいだね」

「そういうことなのか」

 琴海の納得のいく説明に何も異論を浮かびだせなかった俺は、そうなんだと納得した。

 そうして俺らは、スーパーの中に入って、すき焼きの材料を買った後、家に帰って高級すき焼きをお腹いっぱい食べた。

『ごちそうさま』

 土曜日は、こうして終わった。

 日曜日は、いつも通り過ごし、夕食に土曜日買った材料でカレーを作った。

 こうして、俺の平和な一時は、あっという間に過ぎ、また明日から地獄のような学園生活が待っているのだと思うと涙が出てきそうであった。


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