第8話 いつもどおり・・・かな?
久しぶりの更新だぜー!
∑様が気に入ってくれるといいんですが・・・。
「えっと、ちょっと色々あって」
「ああ、なるほど」
「大変なんだね・・・」
と、苦笑しながらわたしが言うと、すぐに理解してくれる秋くんとつばめちゃん達はとても頼もしく思えているんです。
だから、ついつい頼りがちなことになるんだ。
あんまりよくないことかもしれないけど。
「まあ、あの二人が相変わらずなのはいつものことだしね」
「それでも、時と場合を考えてほしいよ」
「つぐみちゃんの気持ちわかるけど・・・・」
苦笑いする秋くんにうなだれながら言ってると、つばめちゃんがちょっと呆れた目をしてわたしを見ていた。
んん? わたし、なにかしたのかな?
しきりに首をかしげていると嘆息された。
いったい、なにがあったのかな。
「お、よお! ご両人」
「やあ、元気そうだね。 二人共」
そこへ結華さんとおね・・・じゃなかった、時雨さんが歩いてきた。
話はもう終わったのかな?
それにしても、本当に美女にしか見えないなぁ。
「どうも、今日も仲が良いようですね?」
「でも、少しは人の視線を気にした方がいいですよ」
挨拶を返すようにお辞儀をする秋斗とつばめ。
こうやってつばめちゃんもよく注意してくれるんだけど、聞いてくれてるのかなぁ。
「ほいほい」
「む~」
聞き流しをしているから聞いてくれてないなぁ。
けど、つばめちゃん? そんな顔をしたら悶える人が続出す。
『『・・・・・っ!(ぶしゃあああああ!!)』』
遅かったみたいだね、すでに撃沈した人がいたよ。
つばめちゃんは同性のわたしから見ても可愛いからね。
人あたりもよいし、優しいから人気もかなりあるんだよね。
それはさておき、またいつもどおりの状況となっているみたいだなぁ。
「バカな奴らだな」
「えっと、なにが起きたの?」
ホビー雑誌を見ながら椅子に座るヒデくんに膝枕しているみなもちゃん。
無意識にでも行動する彼を見て、誰もが呆れていたっけ。
まあ、彼の行動をみたら誰でもそうなるよね。
「なあ・・・・あれって、わざとなのか?」
「俊也くんもそう思うよね。 なんでか無意識にああやってるみたいで」
俊也くんの呟きに苦笑しながらその様子を見つめるわたし。
「ま、わんこでツンデレだしな。 素直にできねーんだよ」
「富士也、けなしてないか? まあ、事実だからしゃーねーけどよ」
「かなりけなしとるよて。 それに、本人が気づかないからそれでえぇんとちゃう?」
呆れるフジくんはそのまま椅子に座る。
その言葉に光一くんと深紅ちゃんが非難するように見つめているのがわかる。