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第7話 改

そこへ、やけに艶々した結華ちゃんと時雨さんが歩いて?

いや、結ちゃんを姫だきした時雨さんが歩いてきたというのが正しいのかもしれない。

レイくんはそれに気づいて近寄ると注意していた。

それにならうようにゆかちゃんも隣りに並んで説教している。

あるいみ仲良しな二人なんだけど、どうして付き合わないのかな?

今度、結ちゃん達に尋ねてみよう、年上であるから経験は豊富だし、わかると思うから。

んー・・・でもはぐらかしをされそうだなぁ。


「ということですから、もう保健室でしないくださいね」

「そうは言われてもね、結華があまりにも可愛いから仕方ないんだよ、それにお仕置きも必要だしね」


レイくんはいまだに注意しているみたいだね。

1限目と4限目と昼以降は保健室の管理を任されているんだって。

よく、ヒデくんも手当を受けてるらしいよ。


「結華さんも注意しないとだめじゃないですかっ!」

「いや、でもよ~」


ゆきちゃんも結ちゃんに注意しているけど、あんまし効果ないたみたい。

そんなことしていると、一人の男子生徒が静かに入ってきた。

外見は綺麗な茶髪のストレートに翡翠色の二重の瞳に頭からぴょこんと飛び出たアホ毛が特徴的。

彼は藤咲俊也くんといって、ヒデくんなみに人に興味をしめさないところがあるだけど。

まあ、年中ダルそうにしていることから近寄りがたいそうです。

でも、同じクラスで、せっかくクラスメイトになったからにはやっぱり仲良くしたいしね。


「よっす、俊也」

「ん?・・・ああ」


あ、フジくんがちょうど入ってきた俊也くんに声をかけてるみたい。

でも、反応が鈍いな~・・・・。


「おはよう、俊也くん」

「おう・・・」


私が声をかけても反応なしで、少し寂しいよ。

でも、ここでくじけちゃ駄目!

根気よく声をかけつづけていかないと!

そう、あきちゃんみたいに!

思案しながら頷いていると、後ろから声が聞こえてきた。


「あれ、みんなしてそこで集まってどうしたの?」

「また、なにかあったの?」


声質からして男女だということがわかる。

振り向くと、そこには少し青みがかった黒髪のショートカット、綺麗な黒い瞳で細身なのにがっしりしている男の人。

彼は工藤秋斗くんといって、クラスメイトであり、親友さんなのです。

よく身体を鍛えているみたいで、すぶりとかもしているそう。

部活は剣道部にはいっているみたいだよ。

その隣りにいる女の子は身長はわたしくらいで、見た目は黒髪のロングのポニーテールでお尻にかかるくらいあるんだ。

瞳の色は黒で大きな瞳が特徴かな?

小柄な身体に不釣り合いのバストをもっているということで、よく私と相談し合っていたりもする。

そんな彼女の名前は姫条つばめちゃんといって、料理研究部に在籍しているんだ。

わたしも掛け持ちで在籍しているから、よく会話して盛り上がることがあるんだよ。

秋斗くんとは相思相愛なのに、なかなか距離を縮められてないそうで。

彼女の父親の勇人さんは苦悩しているそうです。

わたしも、友達には幸せになってほしいから、手伝うことにしているんだけど。

なかなか難しいんだよね。

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