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第2話

はい、LAN武様の投稿キャラのごとーじょ~♪

こんなかんじでよろしいでしょうか?

「フジくん、起きて!」


ゆさゆさと寝ている従弟の肩をつかんで揺さぶる。

これで起きればなおのこと良いのだが、あいにくこれで起きる彼ではない。

まあ、とにもかくにも早く起こさないことには朝食にありつけないことになる。

ならば、手段は一つだ。


「フジくん、起きないと・・・お兄ちゃんに電話するよ?」

「すみません、すぐに起きるから、お願いだからそれだけはやめて!」


耳元で囁くと飛び起きた。

ふむ、聞こえたとたんに目を見開いて飛び起きるなんて器用にもほどがある。

それにしても・・・。


「そんなに苦手?」

「苦手じゃねーけど・・・・・・あの人はつぐみに関してはとことん容赦ねーもん」


呆れたように腰に手を当ててじと目でみると、ぶつくさと文句を垂れてベットから出る。

確かに、幼い頃からお兄ちゃん・・・蒼井雷はあたしに甘い。

いじめられてた時にも、いち早くお兄ちゃんが来てそれで逃がしてくれたことがある。

ただ・・・・・いじめていた人とであった瞬間に土下座されるようになったのは勘弁してほしいかもしれない。


「そういえば、雷兄の朝の日課でモフられてねーんだな?」

「お兄ちゃんにはすでに連絡しているから、すぐにくるんじゃないかな?

って、あたしがいるのに脱がないでよ!」


パジャマを脱ぎながらこちらを見る富士也こと、フジくん。

彼はあたしの従弟であり、蒼井雷こと、お兄ちゃんの幼馴染でもあるのです。

慌てて部屋から出ると、フジくんの笑い声が聞こえてきた。

やっぱりわかっててやってるな。


「つぐみ~♪」

「ふみゃ!? お、お兄ちゃん!?」


廊下を歩いてキッチンに向かっていると、突然、抱き上げられたのか体が宙に浮かぶ。

よくみると脇のしたには両手があり、後ろを振り返ると、身長180cmくらいの髪は黒で前髪だけ赤く染めているザンギリ型のショートヘアの青年――雷兄がいました。

え、なんで彼のことをお兄ちゃんとか呼ぶのかだって?

それは、彼が一つ年上だからなのです。

だから、兄妹というものではないのですよ!

まあ、実の妹のように愛でられておりますがね?


「いつから、来てたの?」

「富士也の部屋の前でつぐみの声が聞こえてきた時からかな?」


身長に差があるので見上げて尋ねるとからからと笑いながら答えたけど、オーラがかくせてないですよ。

それを聞いて納得した、なぜなら目が笑ってないからです。

多分、からかっているあたりにここへ来たのだろう。


「オレはちょーっと、フジに話があるから、朝食頼むな♪」

「え、おにいちゃ・・・・・・行っちゃった」


そう言ってあたしを下ろすと、止めようとする制止を聞かずにフジくんがいる部屋へと突撃していった。

途中で、フジくんの悲鳴が聞こえたのはいうまでもないと思う。

それを聞いて手を合わせて拝んだのは悪くないよね。


「さて、朝食を作らないと」


つぶやきながら何事もなかったのかようにキッチンがある部屋へと向かった。

食パンに目玉焼きにベーコンを焼いてサラダをそえれば、できあがり。

いつもならご飯系なんだけど、多分フジくんはohanasiでぐったりしていると思うから。

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