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第16話 大好きなお兄ちゃんとおねえちゃんとお泊りするよ!

久しぶりの更新ですね~。


忘れられてないかな~

「つぐちゃ~ん♪」

「はう~、雪おねえちゃん、良い匂い」

「ねえちゃん、つぐみを抱きしめすぎだろ(汗)」


抱きしめられているつぐみは、ほっと安心しているようだ。

そんな二人をみながら雷がツッコミをいれる。

いつもの光景といえば光景といえよう。

ちなみに雷の姉の雪姉さんはつぐみには隠していることがあったりする。

気づかれたら叱られること間違いなしではあるが……。

つぐみが怒ってもあまり恐怖などはわかなかったり……。


「久しぶりにつぐみちゃん分が補充できるわ~♪」

「雪おねえちゃん、わたし分って?」


頬ずりされながらもきょとん、顔しながら尋ねるつぐみ。

よくぞ聞いてくれましたといわんばかりの笑みを見せる雪菜さん。


「つぐみちゃん分とはおねえちゃんにしか摂取できない謎成分なのよ!!」


どやや~! という感じで説明する雪菜に雷とつぐみはぽか~んとしている。

だが、つぐみも雷からお兄ちゃん分という謎成分を摂取していることを忘れてはならない。


「つまり、私のお兄ちゃん分と同じなんだね!」

「そういうことよ! つぐみちゃんは良いこね~♪」


つぐみの笑みに雪菜は笑みをふかめて優しく抱き寄せるのだった。

まあ、どちらかというとつぐみもすでに雪菜ちゃん分をひそかに補充しているのはいうまでもない。

なぜ、つぐみが雪菜からも摂取できるかというとそれは謎である。

多分、雷と雪菜がつぐみにとっての大事な姉と兄だからだろう。


「おーい、俺をはずれにすんなよ」

「みゅ、お兄ちゃん♪」


雷の苦笑にきづいてつぐみは雪菜から離れて雷に抱きついた。

雪菜は少し不服そうにして雷を見ている。


「そうだ、ご飯できてるわよ♪ 一緒に食べましょう♪」

「へぇ、気がきくな。 じゃあ、いただくとするか」

「うん、雪おねえちゃんの手料理楽しみだよ♪」


雪菜の言葉に雷は言うとつぐみも嬉しそうに笑っている。

そのまま3人でリビングへと向かう。


「わうわう!」

「お~、ルイセ。 元気してたか?」

「ルイセちゃん、元気だね~♪」


飛びついてきたハスキー犬に雷もつぐみは嬉しそうに頭や背中をなでている。

まだまだ子供のハスキー犬だから加減はしてあるようだ。


「久しぶりにつぐみちゃんに会えて嬉しいのね♪」

「散歩にはいつも一緒に行ってるだけだもんね」


にこにこ笑顔の雪菜を見つつ、つぐみも笑みを見せていた。

それくらいつぐみはルイセが大好きなのである。


「そういえば、俺が拾ってそれで育ててきたんだよな~」

「お兄ちゃんが学校の帰り道で拾ったのが運命だね」


ルイセと遊んでやりながら雷が言うとつぐみはにこにこ笑顔で言う。

その頃からこんなに元気に遊び回っているのだとか。


「そうだ、つぐみちゃん! 今日はお泊りするの? てか、するよね?」

「うん、するよ!」


雪菜の問いにつぐみは満面の笑みを見せて頷いた。

それを聞いて嬉しくなりつぐみはまたもや雪菜の果実に挟まれるのだった。

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