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こども免許制度および子供専用道路の整備

 青は進め、赤は止まれ。これはおそらく誰もが最初に学ぶ交通ルールであります。横断歩道は手を上げて渡ります。これは歩行者として横断の意思を示すハンドサインだそうです。背の低い子供たちは車の運転手には気付かれにくいので手を上げるのだと私は教えられたのですが、実際は子供も大人も関係なさそうです。これらは我々子供たちに限ったルールではなく、道交法に基づくれっきとした守らなければならないルールなのであります。

 ある日兄は塾に遅刻しそうなとき、赤信号を無視して横断歩道を渡り、パトロールに来ていた警察官に捕まって指導を受けました。その時辺りに車はなく、こんなことは大人でも誰でもやっていると兄は抗議したそうですが、受け入れて貰えず塾にも遅刻したという話を聞きました。兄はルールを破った為に色々な損をしたわけであります。しかし兄が事故に遭う可能性は低く、警察官も相手が子供だから怖くないと声をかけたのではないのかという疑念は残ります。

 交通ルールは事故などを防ぎ、安全な生活を成り立たしめるためにあります。しかしルールはあるだけでは意味がなく、それを守る必要があります。そして守るにはルールを知らなくてはならない。

 ところで皆さんは交通ルールをどれほど知っていますか? もし知っていたとしてそれをいつ学びましたか?

 我々は交通ルールを学ぶ機会がほとんどなく、たとえば子供のうちはルールを破って叱られる時、大人になったら免許を取るタイミング、にしかないのではないでしょうか。ルールは知っていなければ守ることができず知らないがために知らずのうちにルールを破ってしまうことがあるでしょう。それなのに我々がちゃんと学ぶ機会は、免許を取るまでないのであります。

 ここで学校教育の中に交通ルールを学ぶ機会を作るというのはナンセンスであります。これ以上先生方に負担を増やすわけにはいきません。

 私が掲げますのは早期免許制度、つまり子供のうちに免許を獲得できる制度の推進であります。

 免許取得の流れはおそらく自動車教習所へ行き色々学んだ後に免許センターで免許の交付というのが一般的でしょう。免許を取るには学科試験や技能試験があると大学生のいとこが教えてくれました。免許を持てるのは交通ルールを知り、守る技能があるものだけであります。これを子供にもさせるのです。子供は子供自動車教習所へ行き、子供免許センターで免許の交付をするのです。

 子供免許には階級のようなものがあり、三輪車や一輪車、自転車などの軽車両向けから、普通自動車免許に切替可能なゴールドウルトラ子供免許まで幅広くあります。

 普通自動車免許に切替可能とはどういうことかと言いますと、それは次世代の発明、子供向けの自動車免許であります。

 では子供向けの自動車とは何か。それは子供専用道路を走る、安全な環境でのみ動く子供専用の自動車です。自動車は電気で動きます。給油の危険がありません。専用道路範囲外では動かないよう制御されます。範囲外に出れば電源が落ちます。速度は最高でも15㎞/hで重大な事故を防ぎます。一般道路は走れず、子供専用道路のみを走ります。子供専用道路には信号もあれば踏み切りもあります。高速道路もあります。トンネルもあります。ここは制限時速が20㎞/hです。標識もありますし一方通行もあります。子供たちはこの安全な自動車と管理された環境でもって運転技術を磨きます。勿論免許を取るために交通ルールをしっかり学びます。ここで学んだことは日常にも活かされるはずであります。

 子供バス、子供タクシーも上級子供免許者は運転可能です。お使い用子供トラックは物流の新たな可能性を拓きます。子供によるインフラ活性化が子供のためにも、また社会のためにも輝くのです。

 こうして子供たちは交通ルールのみならず、安全運転について身をもって学ぶことができます。自転車に乗れるようになるにはたくさん乗ることですが、自動車も同じことが言えるでしょう。

 こうして将来の運転手不足も解消され、交通事故も減ること間違いなしです。さあ、子供にも免許を!

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