修学旅行改正案
子供の体験格差、という言葉や考え方は皆さまご存知でしょうか?
体験格差とは子供の置かれている環境の差、特に家庭環境および家庭の経済状況、生まれた地域差などにより、学外活動に生じる差であります。より具体的な例をあげますと、経済的に豊かな家庭では習い事や休日の過ごし方などにお金をかけることが出来ますが、豊かでないとなかなかそうはいきません。子供は環境の問題による影響を受けやすく、習い事をしたくても金銭の工面などを子供が自分で出来るわけがなく、家庭の経済状況によって出来る出来ないが生まれてしまいます。
教育に関しては格差是正の動きがあり、授業料や給食費などは既に無償化へ動きだしています。ですが学外や個人や家庭の活動に関してはなかなか介入出来ませんし、するものでもないと思われます。格差是正と個人活動への介入は別問題であります。
とはいえ子供のうちから差が生まれてしまうのは決して良い話ではないでしょう。生まれた瞬間にある程度人生の展望が決まってしまうのは気持ちの良い話ではない。人間は生まれながら平等でありたいものです。
こうした考えは皆さまもお持ちでしょうし、既に一部の支援団体などが無償イベントに招待するなど、格差問題解決への行動を起こしています。私はこうした活動をより活発にし、子供の体験格差というのをなくしたいのであります。
そうした活動への支援は、私が当選した暁にはより一層活発にするつもりでありますが、国の政策としても打ち出したいものがあります。それは修学旅行などをはじめとする学校行事改革であります。
学校行事は同じ学校に通う生徒同士が授業でない活動において、唯一共に同じ体験をする平等なイベントであります。義務教育下では平等です。毎年長期休みには海外旅行へ行く家族の子供も、両親が共働きで忙しくなかなか休みのとれない家庭の子供も、等しく同じものを見、同じものを食べ、同じ屋根の下に眠るのです。それが修学旅行であります。ここに体験格差はないと思いませんか?
改革としては、この時間をより良いものにするのを目的とします。歩幅が揃う数少ない機会ですから、良質なものにしたいのです。修学旅行がつまらなく、歳を重ねて同窓会で再会したときに忘れ去られては意味がないのです。いつまでも記憶に残るような良い体験が出来るようにすべきです。私は学校行事の改革に多額の投資をするつもりであります。
修学旅行は期間を伸ばし、歴史的建造物や文化遺産、博物館での学びで終わりにせず、旅行先のアクティビティや遊びにも力を入れます。歴史ある建築物を見るにしても、限られた時間内に急いで巡っていては歴気を味わう時間がない。修学旅行期間を長くすることでゆっくりと旅行先の文化に触れ、より深く学ぶことが出来ます。
体験には時間とお金をかけ質の高いものにしましょう。なにより子供同士で過ごすという体験には非常な価値があります。
修学旅行という子供だけの、平等に与えられるかけがえのない体験の機会を有用に使いましょう。そのために、修学旅行に多額の投資をし、生徒誰もが幸せになれる格差のない体験を産み出そうではありませんか。




