登場人物紹介 1
―新田 秀― 16才。
高校までは電車がメインの通学手段で、駅からは歩き。
生徒数500人程度の中規模校に通う普通科の1年生。
町工場を経営する父と別の高校に通う2年生の兄と3人暮らし。
母とは15才の時に病気により死別。
身長は170㎝を少し越えている。
体重は高校に入ってからは帰宅部になり運動しなくなったため太り始めた。
近視と乱視がひどく常に黒縁眼鏡をかけている。
見た目は・・・・いわゆるブサメン。
ただ、服装には気を使っているのかセンスは良い方。
性格は真面目で「ノー」と言えない小心者。クラスメイトから面倒事を押し付けられること多数あり。
マンガ・アニメを見ながら想像・妄想するのが趣味。
見た目も相まって友だちは殆どいない。
小学校からの唯一の友だちであり親友(勝手に思っている)の「佐藤 一郎」がいる。
理想のカノジョ像は持っているがカノジョいない歴=年齢。
学力は全校平均を超えるか超えないかを行き来している。
運動は短距離走が得意なくらいで他は平均的。
―佐藤 一郎― 16才。
秀の近所に住む小学校からの友だち。
進学校にも行けるだけの学力があるにもかかわらず「家から一番近い」という理由で今の高校を選択する。
本心は「秀と一緒の学校に行きたかっただけ」なのだが、それを知るものはいない。
祖母と大手銀行マンの父、スーパーにパート勤務の母。
女子高に通う3年生の姉に中学1年生の弟がいる。
180㎝くらいの身長にやせ型。体格は引き締まっている(同じ帰宅部なのに・・・)
小学校からカノジョがいなかった事が無いほどのイケメン。
陽キャの雰囲気にイケメンを支えているのは、秀のファッションセンス。
休日は秀に服装のコーディネートをお願いすることもある。
友だちは多く(男女ともに)常に誰かと一緒にいるが、本人曰く「親友と呼べるのは1人だけ」。
独りになりたい時もあり、たまたま風景のスケッチをした時に絵画に目覚め、以降趣味としている。
今のカノジョは高校に入ってから出来た〇〇人目。
決して遊び人ではないのだが、いつも相手から告白されて別れ話をされているので誤解されがち。
学力は校内トップクラス(進学校も行けたレベル)
運動も得意で万能選手。ただし鉄棒や跳び箱といった器械体操は苦手。
―田中 桐子― 16才。
一郎のカノジョ。
通学に利用する駅が一緒でクラスも一緒。
所謂ひとめぼれで、入学式当日に自ら告白して一郎のカノジョになる。
祖父母と教員の父母との5人家族。
両親ともに教員で帰りが遅く、普段祖父母が面倒を見ており、甘やかされて育ってきたのでワガママな性格。
見た目もつられてなのかキツめの顔立ち。
性格が悪いわけではないので友だちは少なくない。
ただ、一郎のカノジョであるが故に同性からは少なからず嫉妬されている。
両親の代わりに祖母が料理することが多く、小さい頃から料理の手伝いをしていたため料理の腕前は結構なもの。
最近は一郎のためにというモチベーションもあり上達の一途。
学力、運動共に平均的。
中学校の時はバレーボール部に在籍。
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