46.精霊と日常(マヴィム目線)
46話目です。
マヴィムは細々とした家事を片付け…るつもりの休日だったのだが、何故だかロイカと今流行りだというカードゲームで遊んでいた。
しかもロイカ相手に連敗続き。正直納得いかない、私はロイカよりお姉さんなのだから…全勝なんて望まないけどお姉さんのメンツぐらい保ちたい。
「カードゲーム…意外とむずかしいのね…。」
10勝負中8敗してお姉さんのメンツがひび割れた頃マヴィムはため息を吐いた。
「難しいんでしゅよ……運も必要でしゅけど。頭でも考えないといけませんでしゅから。」
「頭脳戦でもあるのよねぇ…ミンティー姐さんも勝負したら強そうだわ。ご隠居してると言われても、何かあるたびに頼りにされて呼び出しがかかるもの。」
今日だってミンティー姐さんは中央に呼び出しされたのだ。
マヴィムは窓の外を見た。ー今日の帰りは遅くなるのだろうか。今から夕食を作ったら冷めてしまうかも。
そんな事をぼんやり考えているとロイカがマヴィムの目の前にカードを差し出した。
「…いいこと考えましゅた。今から二人で練習してミンティー姐さんにカードゲームで勝ちましゅよ。」
マヴィムは目を瞬かせるとクスッと笑った。
ー何でもできてしまうミンティー姐さんでも初めてのカードゲームならロイカと二人、束でかかって戦えば勝てるかもしれない。
「えぇ、夕食を作る時間までなら付き合ってあげましょう。…二人で勝ちましょう。」
打倒ミンティー。なんでもひとりで抱えてる姐さんに、せめてお遊びで勝たないとミンティー姐さんを支えられないじゃないの。
お読み頂きありがとうございます(*´◒`*)
…打倒ミンティー。笑




