38.神様の命日[当日1]
38話です。
天候は酷い荒れ模様だった。風の精霊は雨を防ぐ事は出来ない為、レインコートを羽織って活動を続けていた。
「お疲れ様、休んでていいよ。」
「ミンティー姐さん、ありがとうございます。」
…休憩とは言いましゅけど、することも無いでしゅ。
ロイカは仕方なくひらぺったい大きな石に座っていると何か声が聞こえた。
「ひゃぁぁぁーー…っ。」
聞いたことあるようなーー声
「…マヴィムでしゅか…?…マヴィム!?どうしたんでしゅ?こんなとこで…」
声がした茂みへと向かうとうずくまるマヴィムを見つけた。強い風に煽られたらしい。
「ロイカ…っ。」
「嵐でしゅよ?って、体温とても冷えてましゅ…風っ〜〜!!」
恐らく雨風に濡れて冷えたようで、とりあえずマヴィムがこれ以上冷え無い様に風を誘導する。
雨は私では防げましぇんし…
「これ羽織ってくだしゃい。」
ロイカは自分の着ていたレインコートを脱ぐと、マヴィムに渡した。一瞬のうちにロイカの服が雨に濡れる。
「そうするとロイカが……ありがとう。」
「寒いでしゅね、人を呼んできましゅ。」
歩き出そうとしたが、その前にマヴィムの手がロイカの濡れそぼった服の端を掴んだ。
「ダメっ…姐さんにばれちゃう。ーあ、ごめん…なさい。この状況を作ってしまったのは私だもの、姐さんにばれるのも仕方ないわ。ーごめんなさい。」
「…一緒に行きましゅよ?怒られるのにも付き合ってあげましゅ。」
お読み頂きありがとうございます。
…暇、なんだけどやる気が出なくて色々滞ってる今日この頃。




