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18.崖(蘭娥視点)
ちょっと土日は忙しくて投稿でしませんでした。
18話目です。
霧を霧散させるとすぐロイカの走っていった方へ向かう。少しすると崖の端で一人、ロイカが見えた。
「ロイカっ…!?」
慌てて足を早める。…間に合うか。
崖の底へと躍り出たロイカに手を伸ばす。
ロイカはすでに死者だ、けれど崖下に落ちたところで死ぬ事は無いと考えるのは軽率だ。こんな崖から落ちれば魂が衝撃で壊れる。
そして…白い霊布が見当たらない。あれはもしもの時に、ロイカの魂を守るものとして渡したのだ。…それが無い。
伸ばした手が骨細な腕を掴む。
…間に合った。蘭娥は無意識のうちにニヤリと笑う。
掴んだ腕を上に引き上げてロイカの体自体を自らの方に引き寄せる。
「ロイカ…お疲れさん。」
「蘭娥様…死ぬかと思いましゅた。」
「…もう死んでるだろ?」
「そうでしゅけどー…怖かったんでしゅ。」
助けに来てくれた事、嬉しかったでしゅ。とロイカが小さく呟いた。
崖底に近づくと神気で起こした風を纏い(まとい)落下速度を緩めて着地する。
「神様とは便利でしゅね…」
ロイカが呆れた顔で呟いた。
お読み頂きありがとうございました(*´ワ`*)
神様は強いです、ずるい。笑
…登場人物新しくでた人もいるし今度まとめるべきですかね…?




