12.旅路2
遅れました〜12話目です。
「…や、私達が知りたいのは竹の姫じゃなく、竹の姫が残していった秘薬の話なんだ。」
「秘薬…有名な話だけれど、この国で一番高い山の上で焼き捨ててしまった。って話よ…?」
少女は不思議そうに蘭娥を見た。
今更なぜ有名な伝説話を聞きたがるのだろう?と。
「やっぱりそうか、ありがとな。」
「…先週も同じ内容を聞いてきた人がいたわ。妻のためにありもしない秘薬を探してると。貴方達は何故?」
「そうだな…好奇心と義務の為、かな?」
「好奇心と義務…ね、困った事があったらここの森に来なさい。時野家の当主である私、クロリが助けてあげれるかもしれない。」
じゃぁね。彼女はそう言って立ち去った。
「やっぱり、って知ってたんでしゅか?伝説の言い伝え、聞かなくても良かったでしゅか。」
あの言い方ではまるで伝説の言い伝えを知っているようだったではないでしゅか。
「…知っていた。だが情報が伝説とは違う。だれがどこでそんな情報流してるのかと思ってな…。」
考え込んでしまった蘭娥様を横目に見遣る。
誰かが意図的に伝えられてきた伝承と違うことを流布している。…そんな事が言いたいんでしゅね。
「誰が何故そんな事をするのか…。それにしてもあの少女が時野家の当主だなんてな。」
「…知ってる方でしゅか?」
神の知り合いがヒトとは珍しいでしゅね。
私とあった時の様に下界で知り合った患者様なのかと考えていると、蘭娥様は首を横に振りましゅた。
「いいや、私が知ってるのは時野家の祀る神、時空神の方だよ。」
基本土曜日の夜更新…え、昨日?
飲み会が楽しくて家帰ってから眠気に負けたんです…!(言い訳)




