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〜出会いは空港
「ついについた。あれが私の家になる。」
と奈緒は言った。
実は、とある村で、霜月奈緒は、村おこしのお手伝いをすることになった。村おこしと言っても、婚活して、人口を増やすだけだ。奈緒は、実は35歳で、独身だ。恋もいくつかして、お付き合いもしてきたが、ここ10年はしてきていない。恋愛について何かと相談してきても、アドバイスできるわけではない。どうしたらいいか、分からない。そんな恋愛状況だ。今回参加を決めた理由もそんな自分から変えたかったからだ。
今度こそはと意気込んでいた。
「どう行ったいいのだろう。」
奈緒は道が分からず悩んでいた。考えてるところに男性とぶつかる。
「いた、あっ大丈夫ですか?」と男性に聞いた。
「大丈夫ですよ。そっちは?」と男性は聞いた。
「大丈夫です。」と奈緒は言った。
「それなら良かった。」と男性は言って、別れた。
「なんて、素敵な顔立ちの人なんだろう。あんな人がいたらいいな。」と奈緒は思った。まさか出会うことになることになるとは知らない。