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始まりの街シャングリラ

さて、転移した先は草原である。

見渡せば遠くに城壁があるが、あれが始まりの街だろう、2、3kmかね。

さて、急ぐ旅でもなし、ゆっくりと行こうかね。



と、思ったら早速、先ほどの弱っちい野犬に、男が1人、襲われているようだ。

見たところ、1人の様だか、なかなか危うい。助けるべきかな?

「おーい、手伝おうか?」

そう言うと、必死の形相で言ってきた。

「頼む!ヤバイんだ!」

どうやら、戦い慣れてないらしい。戦闘教練を飛ばしたのか、こいつ?

あ、腕を噛まれた。どれ、ちょっと急ぐか。



「大丈夫か?」

「おお、助かる…よ、お…大きいなあんた」

「そうかね、こんなもんだと思うが、もしくは君が小さいんだろう」

「そうかな、平均よりはあると思うんだけど…」

「さて、そんなことよりこの野犬たが、やってしまっても構わんかね」

「ああ、2人なら何とかなるだろう、助かるよ」

犬っころに手こずるようだ、よほど、ひ弱な日常を送ってきたのだろう。どれ、戦うとしよう。


「こい犬っころ」

ファイティングポーズを取ると、犬が体当たりを仕掛けてきた。様子見がてら右で蹴り上げるかな。


ボキィだかベキィだか生物が出してはいけない音を立てて、野犬は頭が背中にくっついてしまったようだ。


「弱いなこいつ」

「……、助かったよ、ありがとう」

「なに、構わんよ」

きちんと礼が言える、いい男だ。

「街を目指してるんだろう、行こうじゃないか」

「あ、ああ、そうだな、その前に倒したモンスターの素材を取らなきゃ」

おっと、そうだった、剥ぎ取り用のナイフはと。



すごいな、剥ぎ取り用のナイフを刺したら、ドロップアイテムになって、その他の死体は消えるようだ。

「さて、行こうか」



ここが街の入り口かな?衛兵も立っていることだ、多分そうだろう。

「ようこそ、シャングリラへ」

衛兵も歓迎してくれている。

「お勤め、ご苦労様」

労いの言葉は大事だと思う。



入ってすぐに大きい広場だ、街の顔だな。

「ようやく街へたどり着いたが、まさか犬に殺されそうになるとは、本当に助かったよ、ありがとう」

「なに、持ちつ持たれつだ、構わんよ」

「そう言ってもらえると、気が楽だ。そうだ、自己紹介してなかったな、俺はケイン、よろしく」

「おお、そういえばそうだな、俺はガンマという、よろしく」

「ここで知り合ったのも何かの縁だ、フレンド登録しないか?」

「ああ、いいよ」



初フレンドができた。友達、いい響きじゃないか。

そういえば、こいつはこれからどうするんだ?

「ケイン、これからどうするんだ、俺はこれから街を見て回ろうかと思うんだが、よければ一緒にどうだい?」

「すまん、待ちあわせがあるんだ、これから会わなきゃならん人がいるんでな、もし夜までいるようなら晩飯でもどうだい?助けてもらった礼もしたい、奢らさせてもらうよ?」

「夜だな、19時頃にここ、広場の前で待ち合わせるとしよう」

「OK、19時だな、じゃあまた後で」

人混みの中へと消えてしまった。さてまた、1人になってしまったが、まだ昼過ぎだ、ゆっくりと街を見て回ろうかな。

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