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3 怪しすぎる住人たち

 さらさらと瞼をくすぐる前髪がこそばゆくて目が覚めた。

 どこで打ち付けたのか右耳後ろの頭が痛い。ぼんやりと目を開けると、どうやらぼくは床に横たわったまま眠ったらしく、団扇でゆっくりとぼくを仰ぐ彩ちゃんの心配そうな顔が見えた。


「彩ちゃん?」


「大丈夫? ひっくり返ったっきり、ここで寝ちゃったんだよ」


「飲み過ぎで? まさか躓いたとか?」


「知らないよ-。おトイレバトルから戻ってきたら、大の字で寝てたもの」


 横でタザさんが頷いているところをみると、多分そうなのだろう。


「二人とも、ずっとここにいてくれたの?」


 タザさんの指先バッチンが、さりげなくぶっ飛んできてぼくの額でいい音をたてる。


「ヤローが酔っ払ってぶっ倒れたからって、誰が寝ないで看病するもんか。気持ち悪りいだろうが」


「そうだよね」


 そういいながら、ぼくは別の事実を思う。気付いてしまう。

 彼らは眠ってなんかいない。彩ちゃんの目は充血しているし、タザさんは歳のせいか充血より先にでかいギョロ目が窪んでいる。

 そして何よりの証拠は、昨夜と同じ白いキャミを着たままの彩ちゃん。

 二人とも、どうして嘘を吐く?

 二日酔い特有の霞が脳を覆っていて、何もかもがぼんやりとしている。


 彩ちゃんが持ってきてくれた水を飲もうと上半身を起こすと、それだけで頭が痛んでぼくは眉を顰めた。

 受け取った水を喉に流し込むと、乾いていた体が端から水分を吸収するようで、その心地よさにほっと息を吐く。


「ありがとう、できればお代わりが欲しいです」


 笑って彩ちゃんが、厨房へと小走りしていく。

 その笑顔とは真逆にコップを渡した腕を下ろすこともせず、ぼくは体を強ばらせた。

 彩ちゃんの背後にある、シゲ爺の蔵書を収めた大きな本棚。

 頭の中で、ミシミシと亀裂の入る音が聞こえた気がした。

 忘れ去られるはずだった光景が、記憶の下水管からじわりと漏れて、頭の中の霞が一気に霧散する。


 真ん中からスライドして開いたのは、目の前にある本棚。

 日などとっくに暮れているというのに、障子を通して漏れた淡い明かり。

 格子戸の隙間から覗いた、とび色の着物の袖。

 白い指先。


――彩……彩だね。


 さざ波にたゆたうような女性の声。

 ただ座っているだけだというのに、周りの景色がぐるりとまわる。


「和也、まだ酔っているのか?」


 現実に引き戻したのは、怪訝な顔でぼくを覗き込むタザさんの声だった。


「おまたせ! 氷入りだよ」


 彩ちゃんがにこりと笑って、タザさんとぼくの間に割り込んだ。

 

「ありがとう」


 冷えた水が喉を流れていく。

 コップを受け取ったときのぼくは、上手く笑えていたかな。

 開店準備はいいから寝ていろといわれて自分の部屋へ行ったぼくは、布団の上に大の字で転がり両手で目を塞ぐ。

 

「夢なもんか。嘘つき」


 こんな時は、本当に自分が嫌になる。

 どうして上手に騙されてあげられないんだろう。他人の感情の怒りや嘘、怯えを敏感に感じ取ってしまう。

 相手が隠そうとしているなら、その表情に隠された真意など、微塵も感じないでいたいのに。

 子供に関心が持てない親、子供に依存した親、感情を抑えきれずに激高する親達に育てられた子供は、相手の感情に敏感になる。

 特化したそのアンテナは、少しでも穏やかに生きていく為の武器だ。相手の顔色を伺い、機嫌が悪ければ、望まれる答えを口にしなければならないから。


 彩ちゃんとタザさんは、明らかに恐れていた。

 あの部屋を知られることだろうか。それを知ったぼくが、取るであろう行動にたいしてだろうか。

 でもわかっているんだ。見てとれたのは怯えであって、悪意ではないことも。


「忘れろ。忘れることには、馴れているだろ?」


 何度も自分に言い聞かせた。





 大丈夫かと心配する彩ちゃんにひらひらと手を振って、開店と同時にぼくは仕事を始めた。

 シャワーを浴びたのか、モスグリーンのキャミに着替えた彩ちゃんが通り過ぎた後には、ほのかに花の香りがした。


「タザさん、汗臭いっすよ」


 厨房と扉一枚で繋がっている作業場から出てきた、タザさんの前で鼻を摘んでやる。


「汗はオドゴの勲章だ」


 五本の釘を咥えて眉をつり上げるタザさんなんて、もはや人と呼ぶのも憚られる。知らない人が見たら、即座に通報ものだろうに。


「アルバイトの兄ちゃん! ホットひとつね! ホイップミルクっぽいモノものせてね」


「はい、ホットですね。ホイップミルクっぽいモノ。はい、了解」


 そうだアルバイトの兄ちゃんは忙しいのだ。モップかけにはじまり皿洗いにお客さんのダジャレ聞き係長、そしてコーヒー。


 初見のお客さん以外の好みは把握しているから、ぼくは深煎りのコーヒー豆を手にした。ホイップミルクっぽいモノ、とはカフェラテとかの表面にある、あのふわふわのミルクの泡のこと。

 でもこの店にホイップミルクメーカーなんてあるわけもなく、電動のミルク泡立て器でつくった泡しか出せない。なので常連客は、ぽいモノ、と親しみを込めて注文する。


「はいどうぞ、いつもより多めに盛っております」


 これで金をとっていいのか、というほどカップから溢れる泡に、カウンターの客人から笑いが起こる。

 だって、これがこのお客さんの好みなんだから、仕方ないよねえ。


「いい? まともなカフェオレあんど、カフェラテなんぞを飲みたいなら、いーっぱいお店に通って、豆を挽くためのブラインダーとか、ポルタフィルターとか、どんと買えるだけ稼がせてくれないとね!」


 彩ちゃんが腰に片手を当て、目を細めて客を見回す。


「いいよぉーこのままで。だって見た目まともな飲み物なら、他の店で飲めるしよ。でもそれっぽいモノが飲めんのはここだけじゃん!」


 わっーっと上がったカウンターの歓声にチロリと舌をだして、彩ちゃんはレースの付いたキャミの肩紐をパチンと弾いた。


 ミルクを泡立てた容器を洗っていると、タザさんが作業場のドアを開けて顔を覗かせた。


「和也、きれいな乾いたタオルを一枚くれ」


 白いタオルを一枚渡すとタザさんはそれを肩にかけ、地雷でも扱うかのような慎重さで背中へと押し込んでいく。


「何やってるんですか?」


 いいながら覗き込んだぼくは思わず吹き出しそうになるのを、小さなプッという音だけで何とか押しとどめた。


「仕事なんだから笑うなよ」


 しかめっ面のタザさんの背中には、負んぶバンドで背負われた一歳くらいの赤ちゃんが口を開けて眠っている。


「散歩していたら眠ったのはいいんだが、ヨダレがひどくてな」


 赤ちゃんのヨダレで濡れる背中を、なんとかタオルで食い止めようという寸法らしい。


「作業場で、何をしているの?」


「頼まれた犬小屋を造ってる。この子の母親は、病院が終わったらすぐ帰ってくるさ。ひどい風邪なんだと」


 しかめっ面をしながらも、タザさんが子供の世話をするのが好きなことを、ぼくは良く知っている。だから近所のママさんも、少しの間子供をタザさんに預けて用を足しにいけるのだ。近所の子供たちも、たまに遊んでくれるタザさんが好きだから、厳つい顔も筋肉むき出しの巨体も坊主頭も気にしていない。

 作業場へ引っ込んだタザさんの健闘を祈り、ぼくは洗い場へと戻った。





 騒がしくて忙しい一日が終わり店の片付けが終わると、彩ちゃんは明日の開店までには戻るから、といって店を後にした。

 サーモンピンクのキャミに着替えた後ろ姿ははつらつとしていて、揺れるポニーテールを見ていると友達と遊びに行くようにしか見えない。

 

 忘れるんだ。


 サーモンピンクのキャミに隠れた傷跡を思って、ぼくは硬く拳を握った。


 寝不足など気にする神経を持ち合わせていないのか、タザさんまで出かけてしまい、ぼくはひとり店であり住居であるこの家に取り残された。

 一人になりたい気分じゃないけど仕方ない。みんなそれおぞれに大人である以上、それぞれの事情ってやつだよねえ。

 風呂に入るとき、四角い籠に入れられた彩ちゃんコレクションの入浴剤の山の中から、モスグリーンのをひとついただく。好きに使っていいよ、っていっていたからありがたく。 そしてフローラルの香りという、いかにも女の子的な部分には男らしく目を瞑ろう。

 モスグリーンの乳白色の湯は炭酸の泡で汗がどっと噴き出し、なかなか気持ちいいものだった。

 ただ湯上がりに気になったのは、甘い花の香り。友達と会う直前なら、男としては絶対に避けたい香り。


「女の子から漂ってくるならいいのにな。自分から匂うと、おえぇ」


 タオルを頭からかぶり、でかい独り言を口にしながらハシゴを上がる。

 カーテンを閉めて、電気を点けようとぶら下がる紐に手を伸ばしたぼくは、危うくその紐を引きちぎりそうになるほど飛び退いた。


「彩か? 久しぶりだな」


 男の声が、背後の闇から響く。

 飛び退いた勢いで引かれた紐に、チカチカと点滅をくり返して部屋が明かりに包まれた。


「どなた様ですか!」


 部屋の内側にある、謎の小さな焦げ茶色の戸が引き上げられ、入り口をみっちり埋めるような姿勢でこちらに頭を突き出していたのは、五分刈り頭の細い男。


「彩……じゃない」


 男はきょろきょろと視線を游がせ、慌てて首を引っ込めようとした最中、戸口の上にしたたか後頭部をぶつけて呻いた。

 声を殺して頭を押さえる男の様子が、ぼくを少しだけ落ち着かせてくれた。

 何だ、あの時彩ちゃんがいっていためったに現れない住人か、という安心感。


「はじめまして。数日前からこの部屋に住んでいる、西原和也といいます。彩ちゃんに雇われている店の従業員です。よろしくお願いしまっす」


「彩が雇ったのか。そうか」


 男はそういうと、ふっと息を吐いて表情を緩めた。正直いって、男が表情を緩めるまで口を開いている以外は普通に見えていた顔だが、どうやら驚愕して目を見開いていたらしい。

 普通に思えた男の目は、力を抜くと目玉が半分しか見えないほどに細かった。


「失礼した。わたしは野坊主(のぼうず)という者。彩の匂いがしたから、てっきり彩が部屋にいるのかと」


 彩の匂い? そうか入浴剤だ。彩ちゃんが好んで使っている入浴剤の香り。


「彩ちゃんは出かけていて、明日まで帰りませんよ」


「そうか、残念だ。久しぶりに、茶でも馳走になろうと思ったのに」


 残念そうに肩を落とす野坊主の体は細く、着ている甚平の肩が大幅に余っている。


「お茶なら、ぼくがいれてきます。ちょっと待っていてくださいね」


 急いで下りようと、ハシゴに足をかける。


「では、渋茶でお願いしてもよろしいだろうか」


 畳から頭ひとつ飛び出ただけのぼくを追って、遠慮がちな声がかけられた。


「おまかせを!」


 張り切って答えたものの、厨房で茶筒を開けたぼくは思わずあちゃーっと声をあげる。

 お茶の葉が切れて、茶筒の底には粉だけが残っていた。

 手ぶらで部屋に戻るわけにはいかないだろうと、ぼくは得意のコーヒーを淹れることにした。

 渋茶が好きなら、コーヒーも少し苦みが強いものがいいだろうか。

 お湯が沸いて、厨房の中には二杯分のコーヒーの香りが流れて満ちた。


 カップ二つを手にハシゴを登るのは、けっこうな労力だ。

 部屋に戻ると野坊主さんは戸口の向こうできちりと正座したまま、静かにぼくの帰りを待っていた。


「ごめんなさい。いつもあるお茶を切らしていて」


 コーヒーを野坊主の前に置くと、しげしげと眺め鼻をひくつかせる。


「黒いですな」


「あは、だって……えっと」


 ぼくが敢えてコーヒーだといわなかったのは、見ただけでコーヒーだとわかるから。香りもしかり。

 もしかして、寺なんぞで修行していて浮世離れしているとか。


「これもなかなか美味しいですよ。そう、黒い渋茶です!」


 言い切った。


「黒い、渋茶ですか」


 丁寧に頭を下げて、野坊主がカップに口をつける。とはいっても、その手つきは湯呑みを扱うときそのもので、カップの取っ手がただのお飾りになっている。


「うまいですな! 黒い渋茶」


 ぼくの顔を初めて見た時以上に、野坊主の目が丸く見開かれた。

 本当に知らないのかな、コーヒー。


「たいへんに美味しゅうございました」


 両の手をついて深々と頭を下げる野坊主の姿に、慌ててぼくも座り直す。

 ぎこちなく両手を畳につけ、深々と礼。

 というより、熱くなかったのかな。淹れたてコーヒーの一気飲み。


「お邪魔いたしました」


 声をかける間もなく、戸ががらがらと閉められた。


「どういたしまして。まだ部屋に、おじゃまされてさえいないけれどね」


 初対面の人に話し相手になって欲しいと、部屋の戸を叩くわけにもいくまい。

 向こう側に聞こえないように溜息を吐き、野坊主の飲み干したカップを持ってハシゴを下りた。


「そういえば、本名を聞くのを忘れたな」


 ひとりで下唇を突きだしたところで、今夜の話し相手が戻ってきてくれるわけもなく、誰もいない一階の居間に、ハシゴをおりる足音だけが響く。


 パラリ


 片足を床に付けところで聞こえた、紙をめくる音にぼくは動きを止めた。

 時折タザさんは、居間でこっそり本を読む。

 逃がさないぞ、とばかりに息巻いてぼくは振り返った。


「早かったね!」


 ぼくの予想はいつだって外れる。

 シゲ爺の蔵書を収めた大きな本棚の前で、ぺたりと座り込んでページを捲っていたのは、水色のワンピースを着た、六歳くらいの女の子だった。

 急に声をかけられて驚いたのだろう。

 壁に三カ所取り付けられた間接照明だけが居間を照らす中、女の子は手にしていた本をぼくの方へと放りだし、ひっ、といった。


「ごめんね、びっくりさせちゃった?」


 本当は跳ね上がった自分の心臓の心配をしたいくらいだが、幼い女の子の前で醜態を晒すなど、男としての美学にかける。

 もともとないか、そんなもの。

 小さめの本を拾い上げ、女の子から少し離れた所でぼくはしゃがんだ。


「大丈夫かい?」


 女の子は目を丸くしたまま、こくこくと頷く。


「お兄ちゃんは、和也っていうんだ。彩ねえちゃんのお友達だよ。お名前は?」


 本当は雇用関係にあるが、子供向けの表現にするとこうなる。


「小花」


 見た目より幼さを残す声だった。


「こはなちゃん? かわいい名前だね。ところで、まだ眠くないの?」


 小花ちゃんはちょっと迷ったように小首を傾げ、それから小さくこくりとした。

 今ここにいるということは、野坊主の娘さんで、今夜一緒に帰ってきたということなのだろう。

 丸いほっぺたに小さいながらもくるりと丸い目が、かわいらしい女の子だった。

 正直いって、細そ目でやせっぽっちの野坊主さんには似ていない。これは奥さんに感謝すべきだろうな。

 少し安心した表情の小花ちゃんの視線が、ぼくが手に持つカップに集中している。傾げた首の肩先に、柔らかそうな細い髪の毛がかかる。


「喉が渇いてるのかい? 何か飲み物を持ってきてあげよっか?」


「うん」


 返事がかわいい。子供好きのタザさんの気持ちが、ちょっとだけわかった気がした。

 厨房へ行ったぼくは牛乳を小鍋に湧かし、その間に電動ミルク泡立て器で牛乳を二倍に膨らむまで泡立てた。

 煮たつ前に火からおろした牛乳をココアを入れたカップに注ぐ。そのココアの上に泡立てたミルクをふわりとのせ、お子様ランチ用のクマさん型を使って、泡の上にココアの粉を振る。あっという間に、クマさんココアのできあがりだ。


「はいどうぞ」


 きちんと正座して待っていた小花ちゃんは、窄めていた唇をほころばせ、ちょこんと頭を下げてカップを受け取る。


「お兄ちゃん特製、クマさんココアだよ」


 口を半開きにして、ココアで描いたクマの絵を見ていた小花ちゃんは、恐る恐るといった感じでカップに口を付けた。


「クマさん……おいしい」


 かわいい! かわいすぎる!


「ゆっくり飲むといいよ」


 心の中でガッツポーズをしながら、何気なく床に置いた本を手に取った。

 小花ちゃんが手にしていた本。

 手のひらサイズの小さな濃紺の表紙には、何の表題も書かれていない。

 ぱらぱらとページを捲ると、所々に手書きの字が見てとれた。日記のようなものならまずい。なのに本を閉じようとしたぼくは、裏表紙を右手の指に挟んだまま、食い入るように文字を追った。

 店の日誌で見慣れた、シゲ爺の文字だった。


『後悔しないと誓ったのに、たまに眠れなくなる。

 あの時、感じてしまった。

 この青年なら、彩と同じ景色を見て

 あの子の苦しみに、寄り添ってくれるのではないかと。

 わたしには、見ることの叶わなかった景色を』


 ページはそこで破られ、先に書かれていたであろうことを知ることはできない。

 一番上に書いてある日付は、ぼくがシゲ爺と出会って一ヶ月後にあたる。

 ここに書かれている青年は、ぼくのことではないだろうか。


「どうして、ぼくを?」


 カタリと床に、カップが転がる音に顔をあげた。

 水色のワンピースを着た少女の姿は、飲み干されたココアの泡みたいに、消えていた。


見に来て下さったみなさん、ありがとうございました。

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