これから始まる物語
以前、草剣物語〜精霊と少年の旅路〜という作品を書いておりました、璃月曽良といいます。
メールアドレス紛失に伴い、
草剣物語〜蒼と青の絆〜とタイトルを変更しまして、
新しく書き直したいと思います。
作品は元のものをベースにブラッシュアップしていきたいと思います。
草剣物語。
この物語は、一人の青年と精霊王を目指す
風の精霊との一生をかけた、友情の物語である。
草剣とは、深く眠られた森の奥にあるという
神に守られた伝説の剣、
カヤ・ブランディスのことを言う
~サクという者~
青年の名前は、サクという。
声無き彼は、幼いころ父親を目の前で殺され、
声を失くしたという。
サクの父親は、神と人の争い、
人神戦争じんしんせんそうが行われた際、人でありながら神を守り
故に、人から裏切り者と呼ばれ、
悪友の手によって殺されたといわれている。
確かな情報ではない、
妻の裏切りにあったという説もあるが、
この説は薄い、いや、0%に等しい。
なぜなら、彼の妻は……
いや、この話はまた後日にしよう。
そんなわけで、父親のいないサクは、
父親の悪友に育てられることになった。
~風というもの~
人神戦争の際、サクの父親と共に神を勝利へと導いた精霊、
それこそが、風である。
この世界は、人神戦争により勝利した神に支配された
人間の世界だ。
人間以外の生き物はすべて、神に属すると言われている。
動物、植物、大地、自然、亜人、そう、すべて。
しかし神は、人に天罰などは与えなかった。
神々が何よりも悲しんだのは、
サクの父親の死であったからだ。
サクの父親は、最後まで勇敢ゆうかんであった。
死ぬ間際まで、草剣を握り、八つ裂きにされながらも、
人の王の首を取ったという。
その後、力尽きたサクの父親は悪友にとどめを刺された。
何が正義で、何が悪か。
何もかもわからなくなるほどに、
海も、空も、大地も、49日泣き叫んだという。
人神戦争が終わり、
神が王位に立ち、その後、桜生国おうじょうこくが設立された。
いかなる時も、争いのなき世を。
それが、神の掲げた桜生国のシンボルだ。
ご閲覧ありがとうございました。
今後共々よろしくお願い格します。




