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9/12

はち皿目 『焼かれたナスビ』


ザアアアア


 六畳一間に雨の音が響く。

 クーラーのない我が家にとっては真夏のセミほど憎いものはない。

 だが幸いのバケツをひっくり返したような大雨で、今日はさすがのやつらも僕の安眠を妨害はしてこない。

 しかし、おんぼろアパートの薄い壁と建付けの悪い窓を大粒の雨が叩いてくる。さらには自分自身の高熱と真夏の湿気も相まって首を絞められているように息ができない。

 それは、まるで世界が、お前が全て悪いんだと教えてくれているような気がした。


    ***


ザー


 外では雨が降っているのか一定のリズムが鼓膜を揺らしている。

 男が四畳ほどの部屋で一人膝を抱えている。

 そいつの目には光など一切なく、大きなクマを目の下飼っている有様だ。

 売れない小説家、ペンネーム・カワ、あだ名・ウリこと私ショウリは、この光のない部屋から動けずにいた。

 あの後、役所からコウの家に無事帰ってきて、見間違いかもと、もう一度あの新聞の切り抜きを確認してみた。

 しかし、真実をより確かなものにしただけだった。

 あそこに写っていたのは僕の母だ。

 大雨の日に亡くなった母。

 切り抜きを読んではっきりと思い出した。

 僕はあの時熱を出していたのだ。


「皆不幸が続いたり体調が悪い時は本社の方へ行きお願いしとったらしいんじゃが」¬¬


 コウのばあさんが言っていたこと……

 なるほど。母さんは、今はなき河童神社の本社に参拝する道中、濁流に呑まれて死んだってことで間違いなさそうだ。


 そう、母を殺したのは……僕なのだ。


「晩ご飯できたって……ウリ……」


 階段を上る足音がし、コウが部屋のドアをノックしながら僕に何か言っている。その足取りやドアを叩く手からはいつもの快活さが失われていた。当然だ。中でこんなすべてを不幸にするような憂鬱な蝮がとぐろを巻いているのだから。


「コウ……」


 どうやらミキもドアの向こう側にいるようだ。微かに聞こえた声は今外で降る雨のように重い。


「昨日取ってきた資料無事にササハラさんに渡せたぞ。明日から俺たちもササハラさんのもとで作業予定だ」


 そうか、それは良かった。だがな、コウ。もういいんだよどうでも。


「それにあ、あの巻物!本当は神社に奉納されていたものらしいんだけど、やっぱりあの性悪町長!取って隠してたんだな!話してくれるかわからないけど、ばあちゃんならきっとなにか……!」


 伝承もみんな忘れたはずの女の子も母の死も。もう何もかもどうでもいいんだ。

 不思議なことも忘れてしまえばすべてが過去になる。

 あれほど過去にあったことを思い出したいと思っていたのに、真実を知った途端、その残酷さに目をそむけたくなる。その箱に手をかけ開けたのは僕だ。望んでいたものは一つ手に入った。

 自分勝手なことくらいわかっている。だが、もう……十分だ。


「……」

「ウリ、聞いてくれ」


 聞きたくない。


「お前のお母さんが亡くなったのはあくまで事故だ……」


 聞きたくないって言っているだろ。


「ウリが熱を出そうが出さまいが、あの時の豪雨は誰にとっても危険だった」


 聞きたくない聞きたくない聞きたくない……なんで耳をふさぐ手が僕にはもう二、三個ついてないんだよ……

 聞きたくないんだよそんな分かり切っていること……!それでも原因を作ったのは僕だ。それは天地がひっくり返って地球が逆回転を始めたとしても何も変わらないんだよ……終わったことに責任なんてとれないんだよ。死んだ人にも声は届かない……


「……」


 しばらくの沈黙が続く。

 コウが優しい声で口火を切った。


「お前が元気じゃなきゃ、最期まで心配してくれていたお母さんも悲しむぞ」

「ちがう……」


 ドアの隙間から僕の声が微かに漏れ出てくる。

 何を言っているんだこいつは。僕が元気になったから……僕がいたから母さんは……だから悲しむなんてことはない。初めから間違っていたんだ。誰にも出会わなきゃ……だからそんなのは……


「違う……!」


 僕は急に立ち上がったせいで痛めた足の筋なんてお構いなしにドアに駆け寄り勢いよく開けた。

 二人はびっくりしながらも少しほっとした顔をしていたことを覚えている。

 いい奴らなのだ、二人は。迷惑をかけている僕なんかに。

 しかし、僕は気づいたとき、喉元まで出た言葉を呑み込まずに吐き出してぶつけてしまっていた。


「あの夏の日……あの貧乏でみすぼらしい部屋で僕がきっぱり死んでおけば溺死なんて苦しい死に方、母さんはしなくてしなくて済んだんだッ!」


 僕は光を失った目でそう訴えかけた。無価値な僕の中に溜まったフラストレーションをコウにぶつけたところでなんの意味もないのはわかっていたけど、止められなかった。

 今の自分の目には何も見えていないのだろう。


「だ、だからこそ生き……」

「違う違う!誰か一人が犠牲にならなきゃいけないならそれは僕なんだ!」


 何も見えていない上に、僕を心配し思いやる大切な幼馴染の声さえも今の僕には届かない。この場で間違っているのはきっと僕なんだ。相手は大人で僕は子ども。聞き分けのない幼稚な考えんなのはわかっている。だけど叫ばずにはいられない。


「僕が母さんを殺したんだッ!だから……ッ!そもそも僕なんて生まれなきゃよか……」


パシッ

 僕の頬から高い音が廊下に鳴り響く。

 口の右側がひりひりする。だけど音の割には痛くはなかった……なかったはずだが、この痛みは一生忘れないだろうと予感していた。


「それはダメだよ……ウリ」


 僕を平手でぶったのは、ミキだった。間違いとはいえ、祭りの夜には左頬をコウにグーでぶたれ、今は右頬をミキにパーでぶたれている。

 こんな短期間に両頬、グランドスラム達成だ。ある意味いい記念になる。ぜひ何か商品が欲しいところだ。

 そんな軽口を脳内で叩きつつも身体は言うことを聞かない。

もうすでに、二人を後目に玄関口の方へ向かって走り始めている自分がそこにはいた。

 予感する。この歩みもまた誰にも止められはしないのだろうと。


「ウリッ!」


 呼び止める二人の声が僕が遠ざかっていく。きっとこの時の僕は音よりも速かったに違いない。


 道路に出た時、玄関アプローチとの材質の差で少しつまずいたが問題なくトップスピードでスタートダッシュを切ることに成功した。

 しかしそれが良い事かどうかは別問題であった。

 結果、僕はまた逃げてしまっていたのだ。

 まただ。また、過去から逃げている。

 そんなに走りたいなら小説家じゃなくて陸上選手にでもなればよかったな。


    ***


 夜の町を汗だくで息を荒げながら疾走する成人男性は変態でしかなかった。

 もし警官に止められても「三度目の過去からの逃亡をはかっている途中なんです!」と訳の分からない説明しかできそうになかった。


 疲れから手の振りが小さくなってきた頃、僕の左側に公園が見えてきた。

 それは中に、真っ赤なジャングルジムとブランコとドーム状のものに穴を無数に空けた謎の遊具が置かれている、シンプルな公園だった。


「ここ……」


 限界を迎えていた僕は中で休もうと思い立ち寄った。

 ドームに近づくと遮られて見えなかったが水道を発見する。

 いただいた水は水道水と思えない美味さだった。

 公園の様子やこの水……僕は何かが引っかかっていた。ちょうど奥歯にイカの筋が挟まって取れないような不快感。

 気にしていては休憩にならないので、平静を装いつつ謎のドーム型遊具の中に入り腰を下ろした。

 外から見た時は形のせいかあまり思わなかったが、中は結構広かった。それに案外涼しく過ごしやすい。


「いいなここ」


 なんて隣にあったドームの大穴から外を見た時だった、またそいつは襲来したのである。


「ぐッ……!」


 例の頭痛。これまではあの謎の女の子、コウのばあさん曰く荒御霊が僕に話しかけているだけのものだった。

 しかし、今度は様子が違っていた。




「みんな仲良しでいいなぁ~」


 その子はすねたように少し俯きそう言った。

 それはこの公園のこの遊具の中の映像だった。

 どうやら例の女の子と僕が並んで膝を抱えながら地べたに座り、何かを話しているようだ。

 隣に座るその子の白銀の美しい髪は、太ももあたりまで長く伸びているので、地面に無造作に垂れ下がっている。


「〇〇〇〇も仲いいよ?」


 意外なことを言われたのだろう。きょとんとした顔をした後、少し慌てて僕はその子が落ち込まないようにフォローする。

 その子の名前はよく聞き取れなかった。言葉に靄がかかったように目を凝らしてもはっきりとはわからない。


「だって私の名前〇〇〇〇でみんなと違うもん……」


 名前を気にしている……?一体なんのことだろう……


「じゃあね~……」


 先ほどよりもますます落ち込んでしまったその子に、僕はある提案を持ち掛けた。


「リツ!君は今日からリツね!」


 それは新たなあだ名の提案のようだった。

 その名はリツ。

 リツ……どこか懐かしいような……当たり前か。覚えてないけど、僕の過去の記憶なのだから。


「ウリ、コウ、ミキ、リツ。これでみんな仲間だね!」

「うん!私はリツ!ありがとね!ウリちゃん……」


 その女の子、リツは満面の笑みで感謝を告げた。髪の毛がふわっと揺れ、暮れる温かい夕暮れの日差しをキラキラと反射している。




 気づくとその幻想も頭の中から消え、汗臭い現実に戻っていた。

 なぜだか判然とはしないけれど、もしかしたらここで僕らは会っていた?

 思い出がトリガーとなって記憶がよみがえるのかもしれないなと自分なりに分析してみる。

 まだ脳が混乱中の僕は、無理やりにでも情報を整理しなくては次の思考にはきっといけないだろうと腕組みし苦心していた。

 そこに外から足音が聞こえてきた。

 もう夜だ。こんな時間にまさか子どもではないだろう。なら警官か!と職務質問への覚悟を決め、見逃してもらえるようなもっともらしい言い訳を考える。

 するとその音はだんだんとこっちに向かってきて、やはり僕が世話になっているドーム型遊具の前で止まったのだ。


「あ、あの~警察の方でしょうかぁ?すみませんすぐ出ていくので……」


 相手の顔色を窺った僕渾身の猫なで声。

 しかし空振り。完全な無視だ……いや待て。もしかして


「コウとミキか……二人ともさっきは……」


 そうだ。あの二人なら昔一緒に遊んだであろう場所も覚えていて、探しに来てくれたのかもしれない。

 しかし、その予想は大きく外れる。この外れは、初めてやった競馬で万馬券を三連単で外した時のことをほうふつとさせる大外しだった。


「おう小僧。元気そうだなバカ野郎」


 ひょっこっと隣の大穴から覗き込んだのは、頭に皿を乗せ、背中には大きな甲羅、手には水かき、口には黄色のくちばしをつけた緑色をしたUMA。

 所謂、河童であった。

 さすが河童の町だ。リアル河童も住んでいたか。

 そう冷静を装うとしたが


「ななななんで河童!てかほんもの?!」


 口から飛び出たのはあまりにも情けない声だった。


「ハッ。そうか、忘れちまってるんだったな。ざまあみろだバカ野郎」


 河童は憎たらしい顔をしながら鼻で笑って見せた。

 さっきから何度もバカ野郎とは、なんて失礼なやつだ。しかし、そんなことよりも気になるのは、その前文である。

 忘れる?僕が何を忘れたというのだ?はじめ、この降って湧いた緑のUMAが何を言ってるのかわからなかったが、一つの可能性に行き当たった。


「……?どこかであったのか僕たちは」


 そう、この町で起こる記憶の喪失と齟齬。相手の口ぶりからもこれしか考えられなかった。


「そんなこたぁいいんだよ。で、お前はなんで落ち込んでんだ?バカ野郎」

「河童なんかに言っても意味なんてない」


 忘れているかもしれないが、今の僕にとって初対面の河童に説教されたり励まされるいわれはない。


「おおかた母親の死の真相を知っちまったんだろ?」

「!!」


 河童の口から出た言葉に僕は目を見開く。目をこの河童から離すことができないでいた。


「なんでお前が知ってるんだ!って面だな、バカ野郎」


 そう正しくなんでお前が知ってるんだと僕は思っていた。表情が物語っていたのかこいつが思考を読める超能力者かのどっちかだろう。

 そんなことを考えていると河童は続ける。


「この町の守り神みたいなもんだぜおれらは。なんでも知ってるさ。それに水難事故や水害なんてものは領分みたいなもんだぜバカ野郎」

「……」


 なるほど。表情や思考を読むとか読まないとか以前の問題だったらしい。


「で?それを知ってお前はどう思った?どうしたいんだよバカ野郎」


 河童がドームの中に入り、僕の正面で腕組みをし身体を遊具の壁に預け話を聞いている。なんだこの光景は。


「そりゃ……母さんを殺したのは、僕……みたいなもんだ」

「ほうほう」

「だから生まれなきゃよかった、今からでも死んだ方がっておも……」

「よくきけよ小僧」


 俯きながら話す僕の上から、さっきより一段低い小さな声が降ってきた。

 僕が見上げて河童の表情を確認しようとしたがあまりよく見えなかった。

 すると突如視界から河童が消え


「が…ッ!……ちょっとなんだッ」


 上手く息ができない、声がでない。

 首が苦しくなり僕の足は地面から離れてしまっていた。

 急に訪れた浮遊感。

 何が起こったかわからず視線を少し下に向けると、河童がいつのまにか僕の胸ぐらを掴み首を絞めつけていた。表情は、純粋な怒りそのものだった。

 それをみて僕はふと思う。こんなに不快な苦しみなのにどこか懐かしいのはなぜだろうか。


「無駄だったと思うお前のこれまでの人生で、どれだけ多くのものが犠牲になったかわかるか?それはお前の母親だけじゃねぇ。食べたものや触れたものすべてだ」


 そんなことはわかっていた。その通りだとも思う。だけど……


「じゃあ……」


 そんな正論で何が変わるというのだ。


「どうすれば、いいんだよ……」


 僕は涙をにじませながら震える声で、すがるようにそう言った。

 河童にすがるだなんて人類史上初だろうな……

 その僕の言葉を聞くと河童は、いきなり手を離した。落ちて打った尻が痛いことは言うまでもない。


「お前がどう感じるかは知らねえがな。生まれたもんは仕方ねえんだ」


 河童は話した手をパンパンと叩きながら続ける。


「お前が知らねえうちにいろんなもんに愛され守られてるんだからよ。すべてに感謝しすべてに懸命に生きてみろ」

「……僕は」

「泣き言言ってもいい。とりあえず立ってみろ。お前が辿りつかなきゃいけねぇ真実はまだあるだろ?俺たちは生命の生き死にかかわることができねえ。だからお前たちにしてやれることはあまりない。でもな、生きてるお前自身は別だ」


 今だ立てずにいる僕の頭を、河童はこっちも見ず、くしゃくしゃにしながら言った。


「お前にしか……いや、お前たちにしかできねぇことがきっとあるぜ。すべてを思い出したお前たちならやれると俺は信じてる」

「思い出す……こんなに忘れてることだらけなのに?」

 僕は、ははっと苦笑いをした。髪はもみくちゃにされてぐしゃぐしゃだ。

 すると河童は自分の首の方から後ろに手を回し、背負う甲羅の中をごそごそし始めてた。


「……なにして」

「これを受け取れ」


 甲羅から出てきたものを河童はグイっと僕の胸元に押しつけてくる。

 手渡されたものに視線を向けると、それは平たい銀色のものと器にはいったごくありふれた料理だった。


「お盆と…焼きナス……?」


 河童は渡したそれを絶対食べろという。

 まずこれらはどうやって入っていたんだ。そして真夏に背中に入れていた料理……いくら貧困にあえいできた僕でも一抹の不安がある。


「必ず返しにこいよバカ野郎」

「ちょ……」


 ドーム型遊具から出ていこうとする河童をどこに返せというんだと僕が呼び止めようとしたとき


「あっそれと」


 そいつは立ち止まり言った。


「リツって名前は安直だがいい名前だったぞ。あの子も喜んでた」

 河童の声には先ほどまでと違い、温かみがあった。

「ついでに言うと。俺のことは河童じゃなくて、オヤジさんだろがバカ野郎」




 河童が出て行ってからしばらくしてのこと。

 僕は河童の甲羅にインされていた焼きナスを凝視していたが、腹が決まった。


「最近やたら焼きナスを見かける気がするな……」


 そんなことをこぼしながら渡された焼きナスに手をつける。箸がないので言葉の通りに手をつけた。

 コウの家から駆けてきて、晩御飯を食べ損ねていたことを思い出した。

 どうにも怪しい河童のプレゼントだが、空腹に敵うものなどこの世に存在しないのである。

 まずは香りからと嗅ぐが……うん。たぶん大丈夫だ。

 では一口。


「!!」


 一口食べた時、僕はおもわず目を見開いた。

 醤油のしょぱさとナスの自然な甘さ。

 口に広がるごとに頭の中に何か温かいものが流れてくる。




「あの、よろしければお名前を伺っても?」

「ウリさん!いいお名前ですね!」

「あ~ウリさん、まだ疑ってますねぇ」

「へへ、今から河童スーツの実力を見せてあげます!お外に出かけましょう!」

「ふふ、少しは見直してくれました?って何がすごいと思ってくださったのかわかりませんが」


 なんだろうこれは……記憶……僕の……


「いえ、予想通りで」

「今はウリさんにだけ見てほしかったんです」

「じゃあ一緒に入っちゃいましょうか!」

バシャン!

「そんなこと言わないでください!きっと皆さんウリさんの事を思いやってます!コウさんもミキさんもその……女の子も」


 ……僕の……僕らの記憶……


ゴポポポ

 これは……


「…りちゃん」


ゴポポポ

 水の……音?


「ウリちゃん!」



 焼きナスを食べきった時、僕の涙はもうすべて流れ切っていた。

 そうだ。自分が忘れていることの中……自分の中に大切な答えがあったんだよ。


「なんで…忘れちゃってんだ僕」


 行かなきゃいけない。

 いや、行きたいんだ僕が……

 リツのもとへ!




 僕は公園の外に広がる暗闇に消えていった。

 強くこすった目元が少しひりひりする。

 しかし、さっきまであった恐怖や不安はそこにはもうない。


「すべてを思い出したお前たちならやれると俺は信じてる」


 さっき言われた言葉を思い出す。


「ああ、期待してろ。オヤジさんッ……!」


 ただあの笑顔に会いたい……それだけが、僕の足を前に送り出してくれていた。


【作者からのお願い☆】

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作者は小説ほぼ未経験、初投稿なので優しく応援していただけるととてもうれしいです!


気に入っていただけましたら

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