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私が聖女だったあの頃

作者:田宮らいき
夢の国の姫の前で完璧なカーテシーを決めた私の耳には大量のスマホのシャッター音がしていることなんて聞こえてなかった。

(えーっと、なんでこんなことになってるんだっけ?)

下げた目線の先にはドレス。ただ、生地はあまり上等なものではない。それものそのはず、7歳の私は貴族ではない、ただの一般人だ。如月真白、7歳。それが今の私。じゃあ15歳の私、アテナ・オパリオスはどこに行ってしまったんだろう。襲いくる疑問の数々と混乱を押さえ、スマホに向かって微笑む。12歳で聖女として覚醒した後何度も練習した、優雅で見た者の心を惹きつけて止まない笑顔を今世初めて作る。表情筋は慣れないながらも従ってくれたので、心の中でホッと息を吐いた。母以外のスマホのシャッター音もするが気にしない。だって見られることには慣れているもの。

過去の仲間であった7人の騎士は今どうしているんだろう。それぞれの胸元には守護石が光り、敵に向かって剣を振り上げ、魔法を放つ。スフェラ王国から現代日本に転生した、如月真白とその仲間の物語。
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