第6話
アニー「ここは?」
シイナ「私も知らない場所よ…」
騎士「咄嗟に入った部屋だからな」
ムイ「なにか情報があるかもしれないわ、少し探索しましょ、エレーナさんは!休んでおいてね!」
シイナ「私はエレーナさんについておきますね」
騎士「いや、俺が見ておこう。まだお前を完全に信用した訳では無い」
アニー・ムイ「…」
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アニー「んっ、これは、?」
ムイ「どうかしたの?」
アニー「なにかビリビリの紙が置いてあって、」
ムイ「なにこれ、虫に食われたみたいにボロボロじゃない!」
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恵の ルスの に成功 た…
剰 取には ていないが、いずれ行う…
少量 摂したが、体 あまり変 は 、やはり …では ない だろ か?
何 だろ か、 間が につれ 分 自 なくな いる気 する…う 頭g、痛 熱い、 がァ、ァァァァ ァァァ ァァ ァ
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ムイ「意味がわからないわね」
シイナ「|´-`)チラッ」
アニー「うわぁぁ!びっくりしたあぁ!」
シイナ「うわぁぁぁ!」
ムイ「何してるのよ。まぁいいわ。それよりも、ここにかれこれ30分くらい、いるのかしら」
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エレーナ「みんな、ありがとう、私はもう大丈夫よ、」
騎士「なにか見つかったか?」
アニー「はい、こんなものが」
騎士「ボロボロじゃないか、ん。何かも分からないな」
エレーナ「そうね、進むしかないのかしら?」
シイナ「アオキーさんは恐らく最下層にいます。早く行きましょう!もう少しで移層魔法地点につくわ!」
アニー「移層魔法?」
ムイ「うーん、私たちの世界で言うエレベーターみたいなものよ!」
アニー「便利じゃないですか!なんですぐ近くに設置されてないんですか!?」
シイナ「ここまでは防衛線だからよ、防衛する前に敵に内部にはいられたら負けじゃない! 」
アニー「そういうことなんですか?」
騎士「アニーはこの世界のことをもっと知った方がいいな」
エレーナ「私がこの騒動が終わったら教えてあげるわ!」
シイナ「もう少しで最下層よ…」
ズドォオォン
ムイ「な、なんの音!?」
騎士「とりあえず、行こう」
ーーーーー最下層ーーーーーーーーーーーーーーーー
???「はぁ、はぁ、はぁ」
シイナ「あ、アオキーさん!?」
アニー「あれが?」
アオキー「グ、アタマが、イダイ」
シイナ「どうしたんです!?」
エレーナ「なにか様子がおかしいわ!」
シイナ「アオキーさん!落ち着いてください!」
アオキー「オレをトメテグレっっっ」
騎士「やむを得えん、気絶してもらおう…」
騎士は斧を振りかざすが、アオキーの皮膚は硬く弾かれてしまった。
騎士「くそ!硬すぎるな」
アオキー「ガサガサ」
アオキーはポケットからリンゴを取り出した。リンゴには〜047‐力-と刻まれている。
騎士「ちょっと待て!まさか、あれは…!10階級の愚物!なぜお前が!!!?」
アオキー「ァァァァァァァァァっ!」
騎士「たしかアレは7階級の魔人が組織を裏切って盗んで行ったもの。そうか、お前があの時の。だが、ダメだ!それを取り込んでは!!」
ムイ・アニー「ちょ、どういうこと(よ!)ですか!」
騎士「話は後だっ!早く逃げるぞ!」
エレーナ「えぇ!そうね!転移魔法!トラベっ!」
シイナ「待って下さい!アオキーさんはどうなるんですか!お願いします!アオキーさんを助けてください!アオキーさんが居なくなったら私たちはどうしていけばっ!」
アオキー「ギャァギヒヒヒ」
辺り一面が緑色に変色し始めた。
ムイ「何よこれ!」
騎士「あのリンゴを食べたせいで奴は血清がないから暴走してしまっているんだ。それに、やつが生み出したこの空間。ここにいる間は炎や水、雷の魔法が使えなくなる。しかも今の奴は力が馬鹿みたいに強い。」
ムイ「ってことは氷は使えるのね!それに、私の氷魔術にはトラップや状態異常を軽減する特性があるの!」
騎士「特性持ちか!それは良かった!すまないが、少しあそこの奴、いや、シイナに用がある、アオキーを抑えておいてくれ!」
ムイ「分かったわ!でもあまり続かないから早くね!」
騎士「あぁ、」
シイナ「アオキーさんを助けてください…お願いします。助けないと、みんなが!っ」