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アニーの大冒険  作者: 1話〜3話NiYNiY 4話〜外伝 りぅ
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アニーの冒険 【外伝】-ムイ編-

ムイの親友「……………ィ?」…「…………ムィ?」…「…ムイッ!」


ムイ「はっ!?」


ムイの親友「どうしたの、?すごいうなされてたよ、?」


ムイ「……いや、大丈夫っ!私っていっつも元気だしっ!」


私の名前は、ムイ。

私は昔のほとんどの記憶が無い。

あるのは自分のムイという名前とある程度の単語についてだ。

そんな私は、村の外れにある洞窟で発見されたそうだ。

そして発見してくれたおばあちゃんが私を預かってくれた。

そして村には友達、更には親友までできた、充実した生活!充実した毎日だった…


ムイの親友「早くぅ、寺子屋に遅れちゃうよー?怒られちゃうよ〜?」


みんなは寺子屋、と言い私も寺子屋、というのは分かっていたが、学校という単語が頭に浮かび、少し違和感を感じていた。

だけどそれは直ぐに慣れた。

私は当時、小学四年生ほどだった。

そんな歳じゃ昔のことなんか分かるはずもない、と言われていたが、何かとてつもないことを忘れている、そう思ってしまうことがあった。


ムイ「待たせてごめんね!早く行こっ!」


親友は家に入って起こしに来てくれてた。そして外で待ってくれてるって感じだ。


しばらく歩いていくといつもの待ち合わせ場所に着いた。

するといつものように向こうから走ってくる人影があった。


ライトニング「おーーーい!」


ムイ、ムイの親友「はぁ、またいつもと同じでギリギリなのねw!」


ライトニング「ごめんってw」


この子はライトニングという友達以上だけどどこか親友とは言えない、でもとてもいい友達。


ライトニング「っと言うか家出る前に時計みたけどもう時間がないぞ?」


ムイ・ムイの親友「それを早く言ってよっ!」


ライトニング「ごめんごめんwww」


そう言い、私たちは寺子屋へ向かった。

主に寺子屋で学ぶことは、魔法の効率倍増、魔法の使用方法、体術(男子の場合は体術が多めだった)(でもライトニングは先生に反抗して魔法の授業数を増やしてもらってたよ)、女性は護身術、さらに座学、などを学んでいた、そんな当時何も知らない私は出来る事だと普通に考えていたので、普通に練習に勤しむことが出来た。


ある程度の授業が終わり、下校中のこと。


ムイ「うっ、頭が……」


ムイの親友「どうしたのっ!?大丈夫?今ヒールするねっ!」


何か、とてつもない違和感が、私を襲った。

何かを思い出せそうになると不意に頭が痛くなりはじめた。


周りからは悲鳴がきこえ更にはブレーカーが落ちたかのようにあたりは真っ暗に、まだ外は暗くないはずだか、黒いモヤに覆われており、光がなかったが、私達は炎の魔方で当たりを照らすことが出来た。

がその瞬間、私の親友の魔法が消えた。


ムイ「どうしたの!?」


何度も声をかけても反応がない、そして、黒いモヤが消え、光が刺してくる、私はそれに喜び、親友の方を向く……


ムイの親友「(死体の状態)」


私は唖然…涙も出ない。

ただその場で膝から崩れ落ちるだけだった。

私は周りを見渡した、誰もいない…


ムイ「だ…誰…か、誰か…誰かぁっ…っ!」


ムイ「○○を…たすけ…」


そこで私は察した、ヒールが効いていない。

ヒールが効いていないということは、死んでしまったという事。

絶望した状態で窓から村を見ると…火の海に囲まれていた。


ムイ「なん…で、…?嫌だよ…嫌だァ…嫌d…」


後ろから殴られたのだろうか、意識がもうろうとしてきた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


???「ここの村人は全員集めたか?」


部下1「死体として発見され、回収に遅れたところもありますが、ざっと2〜300人は集まりましたっ…」


???「まぁ、俺もせいかつしていたから分かってはいたがまだびみょうな人数だな、まぁいいこれから拡大していけばいい」


???「にしても、まさかこいつが俺と同じ異世界人だとは、思ってもなかったぞ、」


ムイ「どう…いうこ…とっ!?」


足がぐらつき、倒れ込む。


???「っち、気が付きやがったか、」


ムイ「ライトニング!?」


ライトニング「まぁいい、どうせお前はすぐ忘れる、いいだろう、少し話をしよう」


ムイ「なんでっ!こんなことをっ!」


ライトニング「我が軍の拡大のためさ、最近西南での軍部戦がきつくてね、領地を拡大して、この世界を俺が統治する、」


ムイ「それがどんなことか分かってr」


ライトニング「分かってるッ!!なんせこの計画は俺が異世界に来て少したったくらいから立てたものだからな」


ムイ「異世界っ!?どういう事っ!?ねぇ!ライトニングっ!」


ライトニング「うるさい、記憶を抹消してやる、なぁに、すぐに楽になる」


ムイ「ねぇ!ねぇってば!ねぇ!」


ライトニング「……………………」


ムイ「あなたに大切な人はいなかったのっ!?」


ライトニング「っ……っ…居たさ…何人も、前の世界で俺の目の前で死んだがな、そしてま

たこの世界も俺を拒絶する!」


ライトニング「記憶抹消魔法「発動」」


ムイ「どうして…こんなこ…と………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私の名前はムイ…気づいたら…森の中に居た。


ただ覚えてることは、私は異世界人で、なにか重要なことを忘れていること。

そのために私は歩き出す、何故か使える魔法を駆使して、私は何もわからなくても歩き出す。

全ての謎を解き明かすために……

調べていくうちに私はある組織、「ライトニング・シンセシス・サーティーン」という組織にこの世界へ飛ばされたことがわかった。

私は、全てを知るために私はその組織とこれから戦っていかないといけないのか…。

そう考えると先は長いが、頑張らないと…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんだろう、何か、声が聞こえる。


アーニー「うわぁぁぁぁぁぁ!」


ムイ「あれは、あの組織特有の力っ!?あの子が危ない…っ…うっ…もう何も、失いたくない、

あれ、私は今なんて、?私は何かを失ったことがあるの、?そんなことは今はどうでもいいっ、早く助けないとっ、」


そう言い放ち、私は得意な氷魔法を詠唱した。

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