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幼馴染 その1

 

 お気に入りの音楽をヘッドホンで聞きながら、ルーズリーフに英単語をつらつらと書いていく。勉強は嫌いじゃない。原因と結果が分かりやすく、社会的評価になるのも頷ける。


 

 おれは今、英検準一級、漢検二級を所持している。最近は翻訳などの家でできる仕事がしたいと思ったため、英検一級の勉強を始めたのだ。


 ひきこもり生活も結構大変なのだ。食費、光熱費、水道代と、家にいればなおさらだ。


 しかし、毎日続けることの大切さを俺は知っている。英語ってのは一見難しそうに見えるけど、パターンが決まっていてコツコツと続けていれば結果が出やすい。半年ほど続ければ、この資格も取れるんだろうなっていう大体の目星はつく。



 (......ふぅ、今日はこれくらいにしとくかぁ)

勉強のやりすぎはよくない。それよりかは毎日二、三時間続けることが結果に結びつきやすい。スポーツのオーバーワークと一緒だ。継続すること、モチベーションを保つことの大切さを知っている人は結構少なかったりするのだ。



 ・・・・・・ピコん!



 ん?誰だろう・・・



 ・・・ピコん!ピコん!ピコん!ピコん!ピコん!



 この通知音からするに一人の人物を思い浮かべた。迷わず携帯のスイッチをオフにする。

 ―――――― これで、世界の平和は守られたのであった。



 ・・・ドンっ!ドンっ!ドンっ!


 

 「ひっ、やめてくれぇ、怖いってば」



 ?「いるのはわかってるのよ!引きこもらないでさっさとあけろ!」



 ――――嵐よ、過ぎ去れ、そして、静寂が訪れますように

そんな、思いも虚しく、いつのまにか作られていた合いかぎで強行突入されたおれは、なすすべなく、こっぴどく叱られたのは言うまでもないだろう。



――――それって犯罪じゃないですか?かなこさん



 














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