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異境のテラン 〜live in another grand earth〜  作者: wahnfried
◇第弐部◇  『運否天賦の刻』  
16/24

登場人物・設定 専門武器用語 紹介

(注)色々とネタバレ有り。弐部半ばまでの設定であり、現段階では未登場の人物も居ます。

   ネタバレが嫌いな人は決闘篇終了後に読むことをお勧めします。

   あと、ただの紹介なのに無駄に長いのでご注意ください。








―――――登場人物・設定など―――――






≪主人公・ヒロインなど≫



◆フォルカ・蒼麻・メンハード


身長180㎝半ば。細身に見えるが実はかなり筋肉質。

地球に居た頃は黒髪・黒眼・天然パーマだったが、異世界転移後は補正効果で黒髪・紅目・ストレートヘアになった。

普段はセレンの幻影魔術で隠蔽されており、セレンと同じ金髪・碧眼となっている。


装備が整っているなら、総合判断力に長けることもあり、接近戦では負けなしと言えるほどの技量がある。

銃撃戦能力もかなり高く、武器の有効射程範囲内ならば動く的でも十分に直撃させうる腕前を誇る。

ただし、投擲系の中距離戦は苦手(というより経験がない)であるため、銃が使えない環境では戦い方が限られる。


種族…純血種族の血盟族。滅亡したはずだが最後の生き残りとされる。強力な世界の祝福に守られている。


地球に居た頃は結果的に無茶ばかりしていたが、異世界に来てからは環境に揉まれて若干自制している。

基本的には物事の流れは受け入れる性質で、反発することは少ないが、譲れないと判断した時は意固地になる。

冷徹になるか情を取るか決断しきれない点もままあり、足かせともなっている。

両親の墓前である意味究極の誓いを立て、行動原理の一つとなっている。異世界へ転移後もそれを諦めてはいない。

最強候補のゲイルとの決闘を経て、タレスでの地位を確立した。




◆エステル


身長170㎝半ば。見惚れるほどスタイル抜群である。ただ、生業の関係で身体には多くの傷跡がある。

明るい直情タイプで深く考えるのは苦手。活力の塊ともいえる人で、好き嫌いがはっきりしている。

身体は虎耳・赤髪・金の瞳・犬っぽい尻尾というオプションがつく。髪の長さはセミロング。頭に偶にターバンを巻くことがある。


戦闘では中近距離担当。中でも中距離戦闘を得意とし、旅やサバイバル技術の知識が豊富。

2つ名の由来である烈火が示すように、炎の精霊の血統が濃いため、強力な炎剣と炎弾を詠唱なしで放つことができる。

虎と狼の血も混ざっているため瞬発力や持久力も相当なもの。血統的には理想的な戦闘種といえる。


種族…表に出た血統は、虎+狼+炎の精霊。特に精霊系の血が濃いため髪が赤い。


名前はエステルだけであり、下の名前は過去に捨てている。そのことを話すことは一切ない。

家族や仲間への愛情が深く、ひたすら突っ走るタイプ。思い込みも激しいが、すぐに忘れる憎めない子。

すぐに酔っては暴れる酒乱で周囲を困らせる困った一面をもつが、同時に周りが恥ずかしいほどデレデレになったりもする。




◆セレン・クリスティ


身長150cm前半。とてもスレンダーな体つき(ツルペタ)である。綺麗で真っ白い雪のような肌で、顔や仕草が可愛い。

ギルドの良心といわれるほど理性的で思慮深い。強がった娘だが、内心は人に甘えたいと思っているのを隠しきれていない。

身体は金髪・碧眼・エルフ耳・ウサギ尻尾という構成。髪の長さはロング。普段は邪魔にならないよう結いあげている。


戦闘では遠中距離専門の魔術師。精霊魔術を得意としているが、幻影魔術や医療魔術なども難なくこなす。

フォルカを隠蔽するための処置やアミュレットの起動、戦闘の各種援護など何でもできる凄い人。実力はタレスでも最高峰。

ただ、接近戦の才能は全くなく、魔術を封じられると全く何もできなくなってしまう。体力もそこまで高くない。


種族…表に出た血統は、エルフ+兎+ドワーフ。魔術的な才能は一線を画す。


元々は移民団の生き残りであり、盗賊に売られる直前にトワネスティーの面々に拾われて育てられた。

ギルドの団員を家族、もしくはそれ以上に思っていて、仲間と一緒に居続けるために魔術を覚え、自分を僕と呼称するようになった。

そのためか、仲間以外にはほとんど心を開かない。頭はいいが、想定外のことになると動揺したり、素直になれなくなったりもする。

前団長のバニッシュが世界樹の森で死去したため、引き継いで2代目団長となった。フォルカの言葉の師匠でもある。




◆カノン


全長80cmほどの子白竜。有翼4足。真っ白で艶やかな鱗を持つ。ちなみに親白竜の大きさは30mオーバー。

その身体は魅了されるほど美しいが、気に入った人にしか触らせない。迂闊に触ろうとすると本気で噛まれる。

性格は自由気ままで好きなように行動する。とはいえ、基本的にフォルカの指示ならば服従する。


フォルカと精神的なリンクがあり、触れ合うだけである程度は意思疎通が可能。

カノンの力は空気の流れを自在に操るもので、その気になれば大人を数人まとめて吹き飛ばすことができる。

実はカマイタチのような攻撃もできるが、人死万歳な大虐殺になるためフォルカによって禁止されている。

潜在的な能力はずば抜けており、最終的にどこまで成長するかは未知数と思われている。


孵化した直後「世界を奏でる旋律の聖典」という意味を込めてフォルカによって命名された。

食事などはフォルカの手移しによるものしか食さず、他の人が出した食事は見向きもしない。

というよりも飲み食いしなくても全く平気なようで、生物としてあるまじき生態性能を誇る。

分類上はワイバーンとされているが詳しくは不明。まだまだ謎が多い。








≪混血族・弐部主要メンバー≫



◆ゲイル・シューマッハ


身長180cm半ば。フォルカの父であるスコットと瓜二つである。鉄面皮であるが、貴族顔負けの気品を併せ持つ。

戦場において全ての局面で一流の力を発揮するため、敵にすると厄介なことこの上ない。全能のゲイルという2つ名をもつ。

冷静を通り越した冷厳な戦闘指揮を執ることで有名。勝つためならば足を引っ張るものは容赦なく切り捨てる。

輝くブラウンの髪とグリーンの瞳をもっている。幼少の頃は獅子の尻尾があったが、とある事故でなくしている。


種族…表に出た血統は、エルフ+獅子。戦闘面は完成されており常人では手がつけられない。


タレス最高規模の傭兵ギルド、ヤルカンドの次期団長とみなされている男。タレス最強候補の一人。

最近どういうわけか高圧的な雰囲気が緩和され、人間的に丸くなった。そのせいかタレスでは人気急上昇中。

自分より強い人間か、親しい人しか名を呼ばないというポリシーがある。故に貴族と非常に折り合いが悪い。

主な装備は軽鎧、杖と剣の力を併せ持つ魔剣、スローイングダガー系列の暗器を愛用している。




◆マルグリット・メイロン


…種族や容姿などは後日解禁。


ヤルカンドに次ぐ規模を誇る傭兵ギルド、トラブゾンの現団長。タレスの女性の中では間違いなく最強。

ヤルカンドが最前線で活動する軍部とするならば、トラブゾンは諜報部ともいえる存在であり、その有用性は甲乙つけ難い。

戦いにおいてはゲイルと同格の力を持ち、本気で戦えば必ずどちらか死んでしまうと互いに漏らしている。

度を逸したとも言える姉御肌で、この世界では珍しく一妻多夫である。性格はエステルの拡大発展型という言い方が近い。

強い男や気に入った男を見るとすぐに自分のハーレムに加えようとする。目をつけた男には首輪を送るらしい。




◆ミハエル・エリクション


身長170cm半ば。他に類をみないほど整った優しげな顔立ちをしている。ただし、どうしようもない衆道家。

典型的な魔術師で、セレンと同じく接近戦においては無能。とはいえ、彼の多重詠唱を突破して近づける猛者は稀である。

銀髪・青い瞳・4枚の天使系の羽をもつ。白系の色を好んでおり、ローブも白い特注品である。


種族…表に出た血統は、天使+光の精霊。防御系魔術に優れる。


ギルド・トラブゾンの重鎮の一人。集団戦においての補助魔術の腕前はセレンの遥か上を行く。

団長のマルグリット・メイロンにトラウマを植え付けられて(筆おろしされて)なぜか衆道に目覚めた。

エリクション兄妹といえば、タレス一般人における悪夢の代名詞とさえ言われている。




◆ナニー・エリクション


身長160cm前半。兄とは違い吊目な美少女。胸が小さいのがコンプレックスで、その話題に触れると報復される。

弓兵としては相当な腕前。暗殺技術も恐ろしく高く、気配遮断力は異常なレベル。加えてかなり腹黒。

銀髪・ブラウンの瞳・ウサギ耳を装備。露出の高いビキニアーマーを愛用しているが、性格ゆえにあまり口説かれない。


種族…表に出た血統は、兎+光の精霊+血盟。血統的にはあまり恵まれていない。


血盟種族の血統が表に出ているためフォルカはナニーを察知するのが苦手。

それよりも、とんでもない腹黒娘であるため忌避している。彼女とプライベートで進んで関わろうとする人は少ない。

裸を覗き見した男を傭兵部の詰め所の屋根から吊るしたり、事故に見せかけて平然と人を背後から打っても悪びれない。

トラブゾンでは暗殺・作戦立案・情報戦で活躍する重役である。




◆カール・マクガード


身長250cm以上という人外な巨大さを誇る。ギルド詰め所の傭兵ギルド部の最高責任者。

スキンヘッドで褐色の肌を持つ。体格に似合って馬鹿力。殴られて頚椎捻挫する者が後を絶たない。


種族…表に出た血統は、巨人+ダークエルフ。物理耐性と魔術耐性、両方共に高い。


セレンのことをクリスちゃんと呼んで溺愛する親馬鹿的なおっさん。ただし威厳はある。

公務員的立場のくせに、セレンのためならタレスの掟を破ってもいいと公言している。

叔父ちゃんと呼ぶのを許しているのはセレンと甥と姪だけで、他の人が呼ぶと鉄拳制裁される。

どうやら、セレンやトワネスティーとは一方ならぬ縁があるようだが…。




◆ナタリア・エスパルテロ


身長160cm前半。暗躍したフォルカによってゲイルと強引に別れさせられた未亡人。

金髪で黒い瞳、2枚の天使っぽい羽、悪魔っぽい尻尾を持つ。優しげな顔立ちでエプロンがよく似合う人。


種族…表に出た血統は、天使+悪魔。非戦闘員。


愛した夫はゲイルの部下だった。彼がゲイルに惨殺されたことからゲイルへの復讐を決意し、わざとゲイルの妻になった。

復讐実行の直前でフォルカとリカルドによる策に嵌められた。(決闘篇参照)

本来はリカルドと飲食店・マカロフを共同経営する料理人である。




◆リカルド・エスパルテロ


身長170cm後半。復讐に走る双子の半身を止められずに嘆いていたところをフォルカに救われる。

金髪で黒い瞳、2枚の天使っぽい羽、悪魔っぽい尻尾を持つ。キリっとした顔つきで責任感が高い。


種族…表に出た血統は、天使+悪魔。非戦闘員。


タレスでも仲が良いと評判だった双子の片割れである。ナタリアのためなら全てを捧げてもいいと思っている。

飲食店・マカロフを経営しており、料理の腕前はかなりのもの。性格は悪くないのだが未婚である。

小さい頃に両親や親族を流行病で亡くしており、ナタリアに対する依存も大きい。








≪混血族・脇役≫



◆セサル・ホフマン


種族…表に出た血統は、ドワーフ+巨人。普通の人。


中背中肉のヤルカンドの門番。顔も実力もパッとしない。

一流企業に就職できた一般人というところ。

ただ、粘り続けることには定評があるため門番に抜擢されている。




◆アリサ・イライダ


種族…表に出た血統は、エルフ+狐。非戦闘員。


身長160cm前半で年齢不詳の美女。優しい癒しの空間を周囲にふりまく人。12話で初登場。

いわゆるモデル体型で、仕草や表情に穏やかな優雅さがある。

また、バー、アダモフのオーナーである。なぜか未婚であり、男からの求愛が後を絶たない。

怒っても笑顔なので致命的になるまで気付きにくい。色んなことを知っている情報通でもある。




◆アリチェ・ルイス


種族…表に出た血統は、ドワーフ+悪魔。非戦闘員。


身長140cm以下。かなり小さく子供風の可愛い顔立ちをしている。

明るく親しみやすい性格で、誰とでもすぐ打ち解ける素直な子。ゲイルを敬愛していた。

瞬発力が異常に高く、フォルカは彼女の飛び付きをかわせなかった。戦士としての才能もある模様。




◆アニー・バレンタイン


種族…表に出た血統は、猫+サキュバス。非戦闘員。


ギルド詰め所・傭兵部のアイドル的存在。髪は金銀のメッシュでポニーテール。

血統の影響もあり、その美しさは折り紙つき。フォルカは一目惚れしていた。

結構天然な性格で、冷静に見えるがドジを踏んで焦っていることも多い。




◆グリセルダ・デュノア


種族…表に出た血統は、牛+ヒュドラ。非戦闘員。


フォルカ対ゲイルの決闘においての責任者兼審判。マダムである。16話にて登場。

仕事では厳しい顔しているが、家に帰れば優しいお母さん。なんと8人も子供がいる。

掟についての生き字引と言っても過言ではない。




◆バニッシュ・トワネスティー


…タレス北東部・世界樹の森の深部の戦いで亡くなった前団長。


ギルド・トワネスティーの創設者であり、純血種族を圧倒したとも謳われる伝説の漢。

「最高の仲間として、己が命さえ懸けられる人物を」という信念を持ち、ギルド運営の根幹としていた。

近年ではその力は加齢のために大きく衰えおり、最後には世界樹の森にてモンスターの連携奇襲の前に敗れ去った。




◆ショウ


…タレス北東部・世界樹の森の深部の戦いで亡くなったエステルの弟。


エステルの唯一の家族。姉に倣って下の名は捨てている。非常に真面目な青年で、エステルの抑え役だった。

魔人血統の中でもヒュドラの力が高く、石化の幻術が扱えた。拳で戦うファイトスタイルを好む。

世界樹の戦いではエステルの盾となって致命傷を負った。今際の際まで姉を守ろうと尽力し、幻影石化の魔術と引き換えに死去した。








≪純血種族≫



…現時点で該当者なし。









≪地球≫



◆スコット・メンハード


…結婚記念日の帰還途上、太平洋上で飛行機の爆散により死亡。


某国の「金融界の帝王」といわれた企業を支え続けた天才。経済的な勘の鋭さは他の追随を許さないほどだった。

本質は人格者であったため、自分が作り出した計算でどれだけの人を不幸に追いやったかを知って後悔していた。

どこまでも息子の成長を願い、支え続けた。フォルカにとって最大の理解者かつ最愛の人だった。




◆沙里奈・F・メンハード(北条沙里奈)


…結婚記念日の帰還途上、太平洋上で飛行機の爆散により死亡。


世界デビューすらしていた女優で、独特な和の雰囲気と高い演技力で様々な界隈で人気を博した。

とはいえ、金持ちでなければ趣味で身を滅ぼしていたかもしれない危うさもあった。。

スコットと同じくフォルカを溺愛しており、愛していた。フォルカにとって誰よりも大切な人だった。




◆マーサ・ウルジー・アスカム


…訓練学校の校長。既に還暦を迎えているが精気あふれるマダム。


サクラメント・メンハード訓練学校の最高責任者。某国防省に勤務経験があり、人脈がとても広い。

暴走しがちなフォルカのフォロー能力を期待されて、高齢ながらも校長に抜擢された。




◆スミス・D・グレアム


…訓練学校におけるフォルカの先輩。


明るくおちゃらけた性格で、フォルカとよくつるんでいた。成績は中の上といったところ。

フォルカが片思いしていたケイトにそれを暴露して、フォルカがいつかやり返してやると思っている男でもある。

フォルカのことを悪く言うが、自分も一枚かんで常識のテロ活動に勤しんでいたりする。




◆ケイト・マッケンジー


…訓練学校におけるフォルカの一つ後輩。


明るく自己主張がはっきりした娘で輝いていた。後方支援や情報戦を得意としていた。

なんどか話すうちに、フォルカはあっさり恋に落ちてしまったがスミスの妨害により失恋している。

本人もフォルカをただの友達としか思っていなかったようである。




◆メイソン・ディック・チェンバーズ


…訓練学校におけるフォルカの同期。


真面目だが不器用な男で、訓練についていくことさえ苦労していた。

昼夜休日返上で行われたフォルカの徹底的な支援により、努力と根性で訓練についていった。

顔は結構イケメンで、ケイトと付き合っていたりする。








≪その他、設定など≫



◆タレスの街――正式名称は混血族ヴァルネスト王国領タレス南東防衛第5城塞都市。

        地下に巨大な鉄鋼脈と地脈があり、ヴァルネスト王国の軍備の要である。

        町の性質上、様々な傭兵や職人が集まる工業都市でもある。




◆ヴァルネスト王国――貴族による王制を布く専制国家。武人を好む傾向にあり、戦争で領土を広げるようと画策している。

           武力には定評があるが、商業の面では他の国に若干劣る。上手くやれば大陸の覇者にもなれる素質を持つ。

           補給線を邪魔するように存在する純血種族達の里を滅ぼすことが現時点の戦略目標。




◆カーライル商国――タレスを挟んだヴァルネスト王国の隣国。国名の通り商才や先見の明を非常に重視する国家。

          純粋な軍事国家とも言えるヴァルネストとは相性が悪く敵対視している。

          タレス攻略に何度も軍を派遣したが全て失敗に終わっている。第参部舞台予定地の一つ。




◆世界樹の森――タレス北東部に広大に広がる蠢く森林。純血種族発生の地とも言われる。

        森の深部にいくほど獣達は凶暴になり、そこから独力で帰って来た者はいない。

        フォルカは慣れて平然と暮らしていたが、一般人ではどう足掻いても1週間も生き延びれない過酷な環境。




◆憑依――純血種族特有の能力。血が濁った混血族では絶対に扱えない力。

     憑依状態の純血種族を止めるには、強い兵士で連携して当たるのが最善とされる。

     この力があるからこそ、純血種族は絶対者と呼ばれている。











――――専門武器用語――――




≪銃器≫



*「12,7㍉ アンチマテリアルライフル」

 ……当たれば人間など真っ二つ。狙撃射程1500m、条件次第で2000mまで可能。全長150cm、重量13キロ。


*「7,62㍉ スナイパーライフル」

 ……様々な方面で最も活躍しているライフル。狙撃射程100m~700m。全長110cm、重量5キロ弱。


*「ショットガン」

 ……様々な弾を打つことができる汎用性の高い武器。50m以下と射程は短い。全長100cm強、重量3,5キロ。


*「ベレッタ9㍉ ハンドガン」

 ……軍や警察などの正式装備でもある。扱いやすい。有効射程50m。全長22cm、重量1キロ弱。


*「デザートイーグル マグナム」

 ……最高レベルの威力を誇るハンドガン。防弾チョッキすら貫通する。有効射程80m。全長27㎝、重量1,7キロ。





≪スコープ等≫



*「光学スコープ」

 ……小型の望遠機能を持つライフル用照準システム。


*「赤外線スコープ」

 ……赤外線を利用したスコープ。暗視可能。バッテリー問題のため長時間の利用は不可。


*「SWS」

 ……スナイパーウェポンシステム。今作主人公の場合、ライフル以外にも武器整備用具一式をこれに詰めている。


*「レーザーサイト」

 ……レーザーを目標に当てて照準する。素早く照準できるが相手に位置がばれてしまう危険もある。





≪ライフル・弾≫



*「通常弾」

 ……柔らかい弾頭を使用することで、着弾の衝撃を全て相手に与える。


*「徹甲弾」

 ……タングステン鋼などの硬質で比重が重い材料によって弾芯が作られている。厚い装甲を貫くための弾頭。


*「成型炸薬弾」

 ……弾頭に炸薬が仕込まれており、目標に接触すると同時に爆発して貫通力を高める強力な弾丸。戦車の装甲でも貫通できる。


*「完全被甲弾」

 ……貫通性が高い通常の弾丸。弾芯が硬質の金属で覆われている。一定以上の衝撃で弾頭は潰れてしまう。


*「純銀弾」

 ……比重の大きい堅牢な純銀製の弾丸。銃弾としては最高峰。古より魔術のお供である。





≪ショットガン・弾≫



*「ライフルドスラッグ実包」

 ……散弾ではなく単発の弾を放つ。高い威力を誇る。施錠破壊にも使われるため、マスターキーとも呼ばれる。


*「散弾実包」

 ……散弾を放つ弾丸。軍用12番だと一度に9個放つことが可能。散弾の多い物では、一度に数百個放つ物もある。


*「フレシェット実包」

 ……散弾の代わりに矢を詰めた貫通力の高い弾。防弾チョッキでも貫通する。





≪ハンドガン・弾≫



*「通常弾」

 ……柔らかい弾頭を使用することで、着弾の衝撃を全て相手に与える。


*「フランジブル弾」

 ……人体は貫通可能だが、壁など固い物質に当ると砕ける。接近戦や屋内戦での跳弾防止に貢献する。


*「ピストンプリンシプル弾」

 ……薬莢そのものに消音効果を持たせた弾丸。サイレンサーとの併用で高い消音性を持つ。





≪ナイフ≫



*「ファイティングナイフ」

 ……大型戦闘用ナイフ。刃渡り30㎝ほど。高い堅牢性と切れ味を誇る。


*「バタフライナイフ」

 ……相手を突くことを主目的とした折りたたみ式ナイフ。慣れれば一瞬で刃を展開して攻撃できる。





≪EX:榴弾など≫



*「手榴弾」

 ……手で投げる小型爆弾。信管作動後4~6秒後に爆発する。威力的には大人を1メートル吹き飛ばせる程度。


*「スタングレネード」

 ……素早く爆発する特殊な手榴弾。破裂と同時に大音響と閃光を発する。殺傷能力はない。相手の意識を数秒奪うことが可能。


*「C4爆薬」

 ……プラスチック爆薬。粘土のように変形することから可塑性爆薬とも呼ばれる。自爆テロのお供でもある。


*「クレイモア」

 ……指向性散弾地雷。C4起爆と同時に、相手へ大量の鉄球をばら撒いて損害を与える。










  *表現・用語等で間違いあればご指摘頂けると幸いでございます。




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