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リアルチートは突然に _ゲーム初心者の最強プレーヤー_  作者: Lizard
第二章 ボス(プレイヤースキル的な)
18/65

十八本目 僕にとって最高の世界

今回は非常に短くなってしまいました・・・(; ・`д・´)


第三の街――マルトロス


その街を初めて見た僕は、水の街、という言葉を頭に浮かべていた。


今僕の視線の先にある街は、とても普通の街とは言えない。

間違いなく特殊な構造。


何が特殊かと言えば――


――その街が、湖の上にあること。


そう、マルトロスは、巨大な湖の中心にある街だった。

しかし、その異常さはそれだけではない。

壁がないのだ。ルミリエイスにも、エイフォルトにも、モンスターに対する対策のためか、城壁のような壁が街そのものを囲んでいた。


なのに、マルトロスにはそれがない・・・

モンスターの危険がない・・・?

いや、普通に湖の中心にあるだけに見える。それだけなら、モンスターが来ないなんてことはないはず…


まぁ、兎にも角にも行ってみないと分からないか。

あの街は、かなり変わっている。


けれど・・・美しい。


整った街並みに、湖の中心に浮かぶ様に存在しているその街は、とても幻想的だった。

現実にこんな場所があれば、間違いなく観光名所として世界中に名が広まる、というくらいには。


湖のほとりから、一本の橋がかかっているのが見えた。


僕はその光景に心躍らずにはいられない。

そうだ、これだよ。

強者、戦い、そんなものを求めてゲームを始めた。

けれど―――これが、VRの醍醐味といやつなんじゃないかな

普通(現実)にはありえない風景、生物・・・世界。

こんなものを見れば、ワクワクするのもしょうがないと思う。


やっぱり、このゲームを始めて良かった。


そんな想いが僕の中で膨らむ。

彰太には感謝しないと。

僕が求めるものは、刺激だ。

強い敵、美しい光景、普通(日常的)じゃない世界。


楽しいなぁ・・・本当に・・・


この世界では、現実で一日が経つ間に二日が経過する。

今、この世界は夕方。現実は夜だけどね。


日が沈み始め、周りに徐々に影が増えていく。


現実ではこんな風に感じたことはない。

僕は、この美しい風景をずっと眺めていたいと思った。

幻想的で、非日常的で、刺激的な・・・そんな世界。


この世界は、僕にとって最高の世界だ。

今回は少々特殊な回でした(*ノωノ)


幻想的、非日常的、刺激的、そんな世界。

これは、僕自身が求めるものです。

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