表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

19/86

019話 男のロマン


 マリアさんはシャツのリボンをほどき、床にはらりと落とす。

シャツのボタンを上から順にあけ、白のレース付ブラが少し見えてしまっている。


 カチューシャも床に落とし、エプロンを脱ぎ、それも床に落とす。

その間、一歩一歩俺に近寄ってくる。


 見るな! 見たら奴の術中にはまるぞ!

しかし、それはできん! 生メイドの生脱ぎ!

一生に一度あるか、無いかの大イベントだ!

たとえ騙されても、最後まで見る!




 スカートのチャックを下し、ホックを取り、ぱさっとスカートも床に落ちる。




 黒のニーハイに白のシャツ一枚。ある意味男のロマンが目の前にある。

シャツのボタンも全てとれており、隙間から真っ白なブラとシマシマ紐パンが見え隠れする。

 

 頬を赤くし、俺にゆっくりと歩み寄ってくるマリアさん。


「純一様……。ずっと、お慕い申し上げておりました……」


 俺の胸に飛び込んでくる半裸のメイドさん。

しかし、棚にある萌えフィギュアと特大魔法少女ポスターのせいである意味集中できない。


 俺の胸の中に半裸のメイドさん。

半裸のメイドさんが、俺の胸の中に。


「は、早く……。お願い、私をめちゃめちゃにして!」


 づっきゅーん! めちゃめちゃ! めちゃめちゃって なんすか!

もっと、具体的に初心者でもわかるようにお願いします!


「マ、マリアさん?」


「純一様が、来ないのであれば私から!」


 って、結局こうなるんかい!

俺は半裸のマリアさんに押し倒され、そのままベッド淫。

じゃなかった、ベッドイン。


 俺の上にはマリアさんが覆いかぶさっている。

おっきめのパイは俺の胸を圧迫する。


 上目で俺を見ながら、頬を赤くしているマリアさんは結構可愛い。

でも、まだ一線を越える訳にはいかない。


 と、そんな事を考えていたら、俺のシャツの中にマリアさんの頭が入って、何かもぞもぞしている。おっふ、マ、マリアさんくすぐったい!


「はぁはぁ、純一様の腹筋、胸板……。私、このまま死んでも悔いはありません!」


 いやいや、この状況で死なれたら俺が疑われる。


「マリアさん、ちょっとくすぐったいですよ」


「っんはぁ。じゅ、純一様の肌すべすべですね……」


 全く聞いてないし……。

早く何とかして離さないとまた俺の四四マグナムが……以下略。

しかし、女の子のモフモフされるのも悪くないな……。

ちょっと気持ちいいかも。


「おぅ! マ、マリアさん! 舐めないで! く、くすぐったい!」


 マリアさんは俺の腹筋から胸にかけ、チロチロ下で舐めてくる。

時たま吸われ、一部べろべろにされ、時には舌先で突っつくかのような動き。

エロいっす。マリアさん、マジエロいっす。


「んっ、はぁ……き、気持ちいい……。純一さんの味。匂い。感触……。全てが私の物に……。」


 いやいや、なってないなってない。

マリアさんは片手を俺のビーチクに。

もう片手を自分の下半身にあて、何かしている。

舌でチロチロ俺を舐めるのがそんなにいいものなのか?



――コンコン!



 おおおぅぅ! だ、誰だ! この状況! まずくないか!

ど、どうしよう! どうしよう! 

ん?どうもしなくていいのか?

そうだ、特に気にしなければいいのでは?




 良くない! まったっく良くない!

は、早く返事をしないと!


「は、はーい!」


『兄さん……。今、時間ありますか?』


 妹の由紀か! なぜこのタイミングで!


「ちょ、ちょっと待ってね!」


 考えろ、どうすればみんな幸せのままこの状況を突破できる?

考えるんだ……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
■萌え×ラブコメ×変身×バトルな一作!
俺、美少女に変身します! ~銀髪碧眼少女に与えられた力で世界を救う~
世界から萌えが無くなる!? そんな世界で生きる自信はない! 俺が全てを倒してやる!
コメディ要素強めのラブコメTS変身ストーリー! ここに開幕!


★一つ屋根の下で暮らす男女二人のラブコメ。
クラスで一番の美少女が俺と一緒に住むことになりました

hyousi

ツギクル様 → ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ