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第五遊技場の主  作者: ぺたぴとん
第一章
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第16話~朝、そして鳥~

 夜が明け、窓から差し込む朝の陽ざしで目を覚ます。外は昼と比べて人通りが少ないものの、少しばかり活気が出始めているようだ。朝六時くらいだろうか、もう少し寝ていてもよかったかもしれない。

 朝六時ごろならこの宿の食堂は開いているが、他の店も開いているかどうか分からないからな。あぁ、でも二度寝して寝過ごすのは避けたいな。

 う~む……特訓といきたいところだが、二人に黙って行くのはまずいだろう。……武器の手入れでもするか。

 そう考えた俺は仕込み刀の≪駿影≫と≪魔銃・ヴォルカス≫を目の前に並べる。≪ヴォルカス≫のほうは……うん、魔力の回路に異常はない。≪駿影≫は刃を研ぐことにするか。


「む……おはようなのです」

「おはよう、ございます」


 刃を研いでいると目を覚ましたリリアラとルルアラが朝の挨拶をしてくる。武器の手入れをする手を一旦止めて挨拶を返すと、二人が幾分か眠気の残る目でこちらの様子を見てきた。まぁ、見ての通り武器の手入れなのだが……。

 早く起きたので武器の手入れをしていたと告げると二人は納得したような顔をしながらベッドから出た。二人も起きたことだし、そろそろ朝食をとることにしよう。

 武器を腰のベルトにさして、ハイド付きのローブを着てから三人で階下に向かった。



 食堂はそこそこ人が入っており、朝から活動するであろう冒険者のグループや商人と思しき人と様々な人が食事をとっていた。昨夜のような騒がしさとは異なり、朝時の活気がある。

 俺達はカウンターに立つ昨夜の栗色の髪の女性に声をかけた。


「すみません、いいですか?」

「ん、何かしら?」

「朝食をいただきたいのですが……」

「わかりました。こちらのメニュー表から料理を選んでくださいね」


 女性はにこやかに笑みを浮かべながらそう言うとメニュー表である一枚の紙を渡してきた。

 三人でメニュー表を見ながら料理を決める。ふむ……お、キックラビの肉を使った料理がある。あれおいしかったんだよな、これにしよう。

 リリアラとルルアラも料理を決めたようだ。


「俺はキックラビセットで」

「私は、ホロホルセットで」

「私もホロホルセットなのです」

「はい、キックラビセットがおひとつにホロホルセットがお二つですね。では、空いている席で待っててね」


 女性は俺達の注文を紙に書き留めて言うと、そのまま奥へと引っ込んでいった。俺達はカウンターを離れ空いた席を探す。お、窓側の席が空いているな。

 食堂の窓側、道に面した四人掛けのテーブル席に座る。ちらりと外の様子を窓越しに見ると、道を行きかう人々、開店の用意をする店の人など様々な様子が見て取れる。

 俺は窓に向けていた視線を二人の方へと向けた。


「そういや、ホロホルってのは?」


 料理が出てくるまでの間、暇つぶしとしてリリアラとルルアラに聞いてみる。ホロホルというものが見たことが無かったため、少し気になったのだ。


「ホロホルというのは鳥型の魔獣なのです。主に森に棲んでいて、これから通る森にも生息しているはずなのです」

「脅威は、そこまでなくて、形は両手サイズほど。可愛らしい見た目と、手触りがもふもふ、していて、女性に、人気です」

「なるほどな。それならキックラビは?」

「キックラビも可愛らしい兎の姿をしているのです。生息地もほぼ一緒なのです」

「ただ、蹴りが強いです。具体的には、なり立て冒険者が、油断すれば、頭に一蹴りもらって昏倒、運が悪いと、死亡するぐらいには。そして、キックラビは、弱いゆえに、人の急所を、執拗に、狙ってきます」

「お、おう……」


 ついでにと聞いたキックラビの説明に少し顔が引きつる。油断しなければすむ話なのだろうが、急所を狙うのか。……いやだな、それは。

 そんなことを考えていると、先ほどの栗色の髪の女性が料理を運んできた。


「お待たせしました、ご注文の品です」


 そう笑顔で言うと目の前に注文された料理を置いていく。


「それでは合計で銀貨一枚に銅貨二十枚ね」

「ほい」

「はい……ちょうどね。そうそう、宿はゆっくり休めたかしら?」

「あぁ、ゆっくり休めました」

「そう、それは良かったわ。では、ごゆっくりどうぞ」


 お金を数え終えた女性はこちらに微笑みながら尋ねてきた。それに返事をすると、女性は嬉しそうな顔で言いその場を去っていった。

 さて、それでは朝食を食べますか。

 俺の目の前にはキックラビセット。少し大き目の丸皿にはキックラビのオレンジ色の肉が数切れとサラダ、そしてスープがついていた。オレンジ色の肉からは香辛料の良い匂いが漂い、食欲をそそる。食べてみると固すぎることなくちょうどよい固さだ。

 うん……おいしいな。キックラビの肉は脂が多くはないため、朝に食べても良い。それにサラダも新鮮なのだろうと食べていてもわかる。スープはあっさりとした味だ。ニンジンと玉ねぎが少量入ったスープはほんのりと感じられる塩コショウも相まっておいしい。

 一方、リリアラとルルアラの前には皿に乗った青色の目玉焼きとサラダ、そしてスープだ。

 サラダとスープは同じなのだが、うん……青色の目玉焼きとはこれ如何に?二人のおいしそうに食べる様子からおいしいのだろうとは分かるが、傍から見るとおいしいのか疑問に思ってしまう。

 オレンジ色のキックラビの肉も最初は訝しんだものだが、これもなかなか……。


「ん?秋人様も食べたいのです?」

「少し、あげましょうか?」

「い、いや、大丈夫だ」


 俺の視線に気づいた二人が尋ねてきたため、苦笑いを浮かべながら断っておく。気持ちは嬉しいのだが……うん、今度機会があれば注文してみよう。今は食べようとはどうしても思えない。

 二人はまだ気になっていたようなので、再度大丈夫だと言うと了承して食事を再開した。俺も食事を再開する。やはりうまいな、キックラビの肉は。

 そんなことを考えながら、肉をほおばった。



 朝食を食べ終えた俺達は、宿屋から出て通りへと出る。まだ朝であるからか、昨日ほどの人通りはない。建ち並ぶ店の中には、ちらほらとまだ開店していない店もあるようだ。しかし朝早くから活動する冒険者を狙ってかほとんどの店は開いている。

 用があるのは衣服店、雑貨店、あとは……食料品店だな。まずは衣服店に向かうとしようか。二人にそう告げて了承を得た後、通りを歩き始める。

 通りを歩いてすぐに衣服店は見つかった。宿屋の二軒隣に建っていたのだ。近くてよかった、店も開いているしここにしよう。

 リリアラとルルアラも同意見のようで反対はなく、三人で店の扉をくぐる。店内に入った瞬間、いらっしゃいませと声をかけられる。中央には大きな木製の台があり、安くなっていたりする衣服が置かれていた。両側には木製の棚が設置されており、左手が女性もので右手が男性もののようだ。

 二人は左側、俺は右側へと別れる。さてと……買うのは予備用の服でいいな。下着は『第五遊技場』で着ていたものを数着、アイテムボックスに入れて持ってきているから買わなくてもいい。

 俺は棚を見ていき、麻で作られた服に茶色のズボンとベストを手に取る。それを数セット分取り、レジへと向かう。

 リリアラとルルアラは何やら悩んでいたようだが、質素なワンピースタイプの服を数着持ってきた。

 二人の持ってきた衣服も合わせて会計を済まし、店の外に出る。


「二人とも、あれだけでいいのか?下着とかは?」

「大丈夫なのです。下着はきちんと持ってきているのです」

「魔法で、小さな疑似空間を、作って、そこに、入れています」

「あぁ、なるほど」


 俺の質問にルルアラが答え、リリアラも小声で返す。

 魔法の種類の中に空間魔法というものがあり、疑似空間作成や転移はこの分類に含まれている。アイテムボックスも分けるならこの種類だろう。使える者は少なく、そのため多くが貴族に引き抜かれこき使われたりなどするらしい。リリアラが小声で話したのも、誰が聞いて貴族の耳に入れるか分からないためだ。


「それじゃ、次は雑貨店だな」

「了解なのです」

「わかり、ました」


 それぞれ買った衣服をばれないように俺はアイテムボックスの中に、二人は疑似空間の中に入れて雑貨店に向けて歩き出した。



「さてと、用意はできたな」

「ばっちりなのです」

「こちらも、です」


 現在はハイデラの外へと出る門の前。あの後雑貨店と食料店を訪れ、準備を終えた俺達はこれから街を出ようとしている。


「あ、その前に二人とも。ステータスを出してくれ」

「わかったのです」

「はい」


 俺の言葉にうなずいた二人はステータスを出して俺に見えるようにした。そのステータスを<完全隠蔽>で偽装する。念のために自分のも。街を出る際にもステータスの表示を求められた場合の対策だ。

 不思議そうな顔をしていた二人にそう説明すると、二人とも納得してくれたようだ。

 ステータスを偽装した俺達が出ようとすると、門の両側に控えていた兵士が話しかけてきた。


「待て、ステータスを見せろ」


 やはり街から出るときも見せる必要があるのか。兵士の言葉に従ってステータスを他人が見えるような状態にする。もちろん、見せるのは偽装されたステータスなのだが。

 兵士は念入りにステータスを見ている。入る前よりも長く見られているように感じるのだが、気のせいだろうか?

 次はリリアラとルルアラの番である。二人のステータスも兵士は念入りに見ている。やはり気のせいなどではなく、チェックの時間が長い。

 そんなことを考えている間にステータスの提示が終わった。ステータスを消した俺達に兵士は申し訳なさそうな顔を浮かべながら話しかけてきた。


「すまんな、チェックが長くて。一か月前から『第五遊技場』の主を探すのに入るときだけでなく出るときもチェックをするようにと言われてな」

「構いませんよ」


 兵士の言葉にそう返しながらも内心ではひやひやとする。このチェックの長さは『第五遊技場』の主を探すためだったのか……本当に偽装してよかった。


「他の主ははっきりとわかっているのだが、『第五遊技場』だけはっきりとしていなくてな。どの国もその主を探しているよ……あ、話に付き合わせてすまない。通ってもいいぞ」


 兵士はそう言うと門の端へと寄る。俺達は小さくお辞儀しながら門をくぐり、森へと続いている道をしばらく無言で歩いた。辺りは青々とした草が茂る草原が広がっており、先ほどからそよぐ風に草花が揺れていた。のどかな風景だ。


「どの国も『第五遊技場』の主探しか」

「主という、存在は、世界にとっても、国にとっても、重要な存在です」

「それゆえに面倒事に巻き込まれやすいのです」


 ハイデラの街からかなり遠く離れ、周囲に俺達以外にいない。そのことを確認して小さくつぶやいた俺の言葉に二人が言う。

 城にいたとき、フロワリーテさんも言っていた。国は主の世界で優遇されることを望んでいると。それはそうだ、どの世界も力がある。ただその力をどう利用するか、それが問題だ。 

 他国との争いのために利用する、なんてことも考える国だってあるだろう。そうなれば主はもちろん、その世界の人も巻き込まれることになる。あぁ、なんと面倒な。


「やはり主ということは伏せておかないとな、うん」

「どうしたのです?」


 うんうんと頷きながら呟いた俺を不思議そうに問うルルアラ。それになんでもない、と苦笑しながら繕う。再度決めなおしただけのことだ。ルルアラはいまだに不思議そうな顔だがそう言うならと前を向いた。

 風で草花が揺れる草原を三人で歩き続ける。

 視界には徐々に近づいてくる広大な森が映っていた。



   □   □


 現在、ハイデラを出た日の翌日、俺達はバリエレイアに向かうために森の中を通っている。時刻は昼頃だろうか。森に入ると魔獣が出るため、森の入口近くで野宿してから森へと入った。

 木々の隙間からこぼれる木漏れ日が地面を照らし、陽の光があたるところには他と比べて鬱蒼と草が茂っている。道が森の中を突っ切るようにして伸びており、先ほどから少ないものの反対側から来る人とすれ違っていた。おそらくバリエレイアから来た人達だろう。森の中を通るため地図を取り出したのだが、必要なかったかもしれないな。

 俺は<レーダー>を展開し、リリアラとルルアラは地図を見て横幅が少し広い道を歩いている。


「この調子なら今日中にバリエレイアに着くな」

「地図の通りなら、森の出口まで、すぐですし」

「魔獣がいないのが少し気になるのです。まぁ、旅は安全に越したことはないのですけれど」

「そうだな……ってうん?」


 三人で話しながら歩いていると、<レーダー>が何かをとらえる。道を通る人ではない、赤い点が突然、左一メートル先に現れたのだ。道を通る人であれば前後どちらかだろう。


「どうしたのです?」

「いや、突然<レーダー>に反応がな」

「魔獣、ですか?それとも、盗賊、でしょうか?」

「盗賊、というのは考えづらいな。反応しているのは一つだけだし」


 リリアラの問いに俺は<レーダー>を見ながら答える。突然現れたことといい、この赤い点は何か気になってしまう。

 確かめてみようと考えて赤い点の存在する場所、左手一メートル先の草の茂みに近づく。右手は≪ヴォルカス≫がいつでも抜けるような位置に。左手の≪駿影≫で赤い点が示していた茂みをかき分ける。

 そこにいたのは目も開いていない鳥の雛だった。灰色の綿でできたボールのようで、足が見えない。卵から生まれたばかりなのだろう、傍に割れた卵のかけらがある。孵化というものは普通だと巣で起こるのではないだろうか。疑問に思って上を見上げてみると、確かに鳥の巣がある。

 落ちてきたのだろうか?しかし、木の上から落ちて卵が無事でいられるとは思えない。もう一度巣を見てみる……ん?なんだか穴が開いていないか?

 目を凝らしてみると、巣にはところどころ穴が開いている。とても卵をそこに置くことができないくらいに。ずいぶん前に用済みになった巣だろうか。

 もう一度雛の方を見ると、雛の目が開いていた。雛と俺の目線が合う。


「ピーッ」


 次の瞬間、毛玉が俺へと飛んできた。みぞおちめがけて。


「ぬおっ」


 あ、危ないな……綿毛でよかったものの明らかにあのコースはみぞおちだった。というか綿のためにダメージは全くない。攻撃かと思って身構えたのだが……。


「ピーッ、ピピーッ」


 俺の服に顔をこすりつけるような動作をしながら、必死で落ちまいと足で衣服をつかんでいる。……身構えても、この様子は明らかにあれである、懐いている様子である。

 いわゆる刷り込みというものだろうか?だが、いくら刷り込みといえどこんなにあっさりと人間を親と認識するものだろうか。


「この雛はホロホルの雛なのです。ホロホルは卵が孵化する直前まで巣で育て、孵化は地面で行うと聞いたことがあるのです」

「え、そうなのか。というか、この雛の様子って……」

「秋人様に、懐いてますね。ホロホルは、雛のときが、警戒心が少なく、人間でも、懐きます。また、孵化の際、ホロホルの親は、親以外何もいないところで、孵化させるので、ホロホルの雛は顕著に、刷り込みの影響が出ます」


 なるほどな……ホロホルの親鳥は孵化の際に親鳥以外いない状況を作る。雛は生まれて最初に見るのは親鳥だけであるから、「生まれたときに最初に見た生き物が親である」という刷り込みの要素が強いということか。

 しかしこの雛、一体どうしたものか。辺りに親の姿が見られないということはこの雛は捨てられたのか?

 リリアラ、ルルアラの二人も親鳥がいないことを不思議に思っているらしい。道中魔獣がいなかったことといい、不思議なことがあるものだ。

 空いている右手で雛を支えながらそんなことを考えている間にも、雛は俺に向かって鳴いている。親もいないし……。


「こいつ……連れていくか」

「秋人様が親代わりをするのです?」

「放っておくこともできなくはないが、この様子を見るとな。なんというか……」


 ルルアラの問いに答える。抱えられながらこちらに向かって鳴き、時たま俺の腹に顔をこすりつけるようにする。

 ちらりと二人の様子を見ると、雛の様子に癒されているのか微笑みを浮かべながら見ている。まぁ、これは結果は見えてるな。

 もう一度尋ねてみると、二人とも俺の連れていくという意見に賛同した。さっきの様子をみてこうなることは予想していたが。また、名前はロルに決まった。ホロホルからホをとってロル、安直ではあるがそれゆえに覚えやすい。


「ピピッ、ピーピッピッ」


 名付けられたロルは嬉しそうに鳴いたかと思うと、俺の腕を上ってきた。何だろうかと見守りながら登りやすいように体を動かすと、最終的にロルは俺の頭の上に。そしてそこでピピッと満足気に鳴いた。

 ……肩ならまだしも、そこに座るのか。あまり重くはないため構わないのだが、はたから見たらどんな絵面なのだろう。頭の上に雛を乗せたジト目の男……うん、似合わない。

 二人に雛を下ろすように頼んだが、二人が下ろそうとするとロルが抵抗する。それを二、三回繰り返したところで結局諦めた。ピーピー鳴いて必死に抵抗するのだ、ロルが。



 新しいメンバーであるロルを頭の上に乗せて、歩みを再開する。少しばかり時間をとってしまった。ちなみに魔獣、この場合ホロホルの餌は虫などらしいが魔力でも代替可能である。あの後すぐに出発できればよかったのだが、魔力を餌として与えるためにさらに時間をとってしまった。

 しかしそれにしても……。


「なぜ頭の上なんだ……」

「ピーッ」

「くそう……ピー以外言えないのか。言えるわけないか」

「ピニョ」

「ピニョ……だと……」


 ピーだけだと思っていたら新しくピニョという鳴き声を聞いた。いや、ピヨなら分からんでもないがピニョとはなんだ。鳥の鳴き声なのかそれは。

 リリアラとルルアラはうらやましそうにこちらを見ている。渡せるなら渡したい。しかしロルが離れてくれないのだ、すまない。

 そんなことを考えながらも森の中の道を歩いていくと、出口が見えてきた。小さくバリエレイアと思しき街の影も見える。

 ようやく出口だと、俺達が安堵したそのとき―――


「うああああああああっ!」


 森の中に俺達以外の誰かの絶叫が響いた。


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