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妹と私と霊媒師

作者: ありま氷炎

 志野山しのやま桐子きりこ17歳。

 私は既に死んでいる人間だ。

 母の胎内から出て、数分で命を落とした。

 だけど私より数秒早く生まれた双子の妹が呼んでくれて、その体に入り込んだ。

 妹は自身の魂と私の魂、二つを抱えて生きてる。


 妹はとても優しくて、心配になるくらい。

 だから、妹をずっと守ってきた。

 勿論、妹を守る人が現れたら、消える予定だ。


「だから、触んなっていってるのよ!」


 妹をナンパしてきた奴があまりにもしつこいので表に出てしまった。

 そして腕を掴むと投げ飛ばす。

 成功してよかった。

 動画で見ただけだったけど、できてよかった。


『さあ、逃げるよ』

『うん』


 妹に心の中で声をかけて、唸っている男を放置して走り出した。

 かなり離れたところまできて私は足を止める。

 バトンタッチだ。


『もう大丈夫だと思う』

『ありがとう。お姉ちゃん』


 妹の藤子は私のことを「お姉ちゃん」と呼ぶ。

 可愛すぎる。

 この体は妹のものだ。

 だから、私は大変表に出ないで、外を窺っているだけ。

 なんていうか、妹が見るものや考えていることは私に筒抜けで、困ってると感じたら、私の出番だ。

 今はもう落ち着いたので、私の出番は終わり。

 だから中に引っ込んだ。


「あんた!」


 でも終わりじゃなかったみたい。

 突然、男に腕を引かれた。

 引っ込みかけた私は直ぐに表に出る。


「なんでしょうか?離してもらえますか?」

「あんた、この人に憑依しているの?」


 え?

 見えるの?


「違います。姉に私が体を貸しているのです!」


 私が戸惑っている間に体の主導権は妹に移った。

 こうなると私は引っ込む。

 危険な状態になったらすぐに表に出ようと準備だけはする。


「姉?あんたは自分から霊に体を貸しているのか?」

「霊……。その言い方は嫌いです!」


 妹は珍しくはっきり言って、その人から離れる。


「待て!その状態は危険だから!」

『危険って言ってるよ!藤子』

『無視なの。無視。お姉ちゃんも聞かないで!』


 妹は走り出し、その人は追いかけてくることはなかった。


『話聞いた方がいいじゃない?危険って言ってたし』

『聞かなくていいの!』


 私は妹の温情でこの年まで生きている。生きてるっていう表現は正しくないけど。本当なら、あの時消えるはずだった。仏さまが本当にいるなら、成仏させられていたのかな。


『お姉ちゃん、変なこと考えないで。お姉ちゃんはずっと私と一緒にいるんだから』


 妹は私のことを大切に思ってくれる。

 それは嬉しいけど、私は妹の人生を壊したくないのだ。



「こんにちは」


 翌日学校からの帰り道、門の近くでその男が待っていた。

 黒の学生服を着ていて、たしか隣町の第一高だった気がする。

 妹はガン無視で、その男子の側を通りすぎる。


「ちょっと、話だけでも聞け。頼む」


 男子はすたすたと追いかけてきて、妹に並ぶ。

 妹は聞く気がないようで、さらに歩くスピードを上げた。

 男子はものすごい必死についてくる。

 これは聞いた方がいいのでは?


『無視よ。無視。お姉ちゃん!』


「しょうがないな。あんた、その状態でいたら、寿命半分減るよ」

 

 寿命が減る?

 半分に?

 私のせいで?


『お姉ちゃん!』


「話しを聞かせてください」


 妹の抵抗を押し切り、私は表に立た。

 妹の人生を私は壊したくない。

 守りたいのだ。


 立ち話もなんなので、私達はファミレスに入った。

 一番奥の席がたまたま空いていて、そこに座る。


『お姉ちゃん!』

『ごめん。話を聞いた方がいいと思うの。しばらく体を貸して』


 私は無理に妹の体を動かしたことはない。

 この体の主導権はあくまでも妹にあるからだ。

 でも寿命にかかわることなら別だ。


「さあ、話して」

「えっと、その前に何か飲んでいい?」

「……いいですよ」


 そういえば、この人きっとずっとあそこに立っていたんだ。

 制服を着ていたからきっと学校を調べて、でも学年とかわかるわけないから、ずっと待っていたんだ。いつから待っていたんだろう。


『そんなこと気にしなくていいの!』


 妹は優しいのに、彼のことは気に食わないみたいだ。

 なんでだろう。

 

「まずは自己紹介から。俺は、流水りゅうすい加助かすけと言う。霊媒師だ」

「は?」

「うちの家は霊媒師の家系なんだ。小さい時から訓練して、俺は正式な霊媒師になってから一年経つ」

「そ、そうですか」

『胡散臭い』


 妹の気持ちが伝わってくる。

 私も同じ意見だ。


「怪しんでるな。テレビとかでインチキな奴らが活躍しているせいか。まあ、いい。とりあえず、本来依頼でもない限り、俺は他人の霊事情につっこまない。あまりにも数が多いから。でも、あんたたちはまだ若いし、ちょっと忠告したくなったんだ」

『余計なお世話ね』


 妹は辛辣だ。

 なぜだろう?


「本来、一つに肉体には一つの魂だけが宿る。だけどあんたの場合、二つの魂が宿っている。その場合、本来の寿命は半分になるんだ」

『なんてこと』

『そんなことどうでもいい。だって人はいつ死ぬからわからないのに』

『そうだけど。でも、普通は七十くらいまで生きるでしょう?私のせいで半分の三十五とか、お母さんの年齢より下だよ。ありえない』

『お姉ちゃんは気にしないでいいから。短く太く生きよう!』


「あの、私が成仏すれば、妹の寿命は戻りますか」

『お姉ちゃん!』

「ああ」

「あなたは霊を成仏させることができますか?」

「ああ」

『お姉ちゃん!』


 ものすごい圧力がかかった。

 こんなことは初めてだ。

 気が付いたら、白い部屋にいた。

 外が何も見えない白い部屋。

 だけど声だけは聞こえる。


「お話ありがとうございました。だけど、そのつもりはありません。半分の寿命で結構ですので。お金、置いていきます!」

「あ、あんた。もう一人のほうか!」


 どうなってるの?

 妹はその人から離れるつもり?

 だめだよ。

 だって、それじゃあ、寿命は半分になっちゃうよ!


 だけど白い部屋にいる私は無力で何もできない。


『お姉ちゃん』


 しばらくして部屋が消えた。

 妹の目を通して、様子がわかる。


 帰り道だ。


『変なこと考えないで。私はお姉ちゃんとずっと一緒がいいの』

『だめだよ。そんなの。私はもう死んでるのに。これ以上、邪魔できないよ』

『邪魔じゃないよ。私はお姉ちゃんがいるから生きていけるんだから』


 家に到着すると、いつもの通り誰もいない。

 両親は共働き。放任主義なので、夕食はバラバラだ。


『お姉ちゃん、チャーハン作って』

『いいけど』


 同じ体なのに、私のほうが料理は得意だ。

 なので、妹の部屋に行き着替えると、冷蔵庫を開けチャーハンの具になるものを探す。


『葱と卵の簡単チャーハンでいい?』

『いいよ』


 葱を千切りにして小さい器に入れる。

 それから冷凍してあったご飯を温める。

 フライパンを熱して、油を引いて溶いた卵を入れる。

 ご飯を入れて、かき混ぜる。

 塩コショウをかけて葱を混ぜて、はい。

 出来上がり。


「美味しそう」


 妹が表に出てきて、嬉しそうにチャーハンを食べ始める。

 美味しいという感情が伝わってきて嬉しくなった。


 洗い物と、掃除、お風呂は私の担当だ。

 私は妹の役に立ちたいから進んでやる。

 

『じゃあ、寝るね』


 魂だって疲れるみたいで、疲労と眠けがある。


『待って、お姉ちゃん。今日宿題が』

『あ、そうだったね。じゃあ、やっちゃおうか』


 体が一つなので、私が借りている時は妹は私の中で静かにしている。寝ている状態の時もある。

 宿題を終わらせて、歯磨きをしてから妹を起こそうとしていると、チャイムが鳴った。

 怖い……。

 悪戯。

 だってこんな時間だし。


「藤子!ごめん、カギ忘れた。入れて!」


 それは母だった。


『お母さん?迷惑』


 大きい声で妹が起きたみたい。


『変わる?』

『ううん。面倒だから出て』


 妹の代わりに引き続き表に出て、玄関の扉を開けると、そこには母ともう一人。


「藤子。あなたも隅に置けないわね。彼氏なんて作って」

「は?」

「藤子さん、ちょっと話があるんだけど、家にいい?」

『だめに決まってるでしょう?!』


 体の中で妹が拒否しているけど、私は逆だ。

 ちゃんと話して、私を成仏させてもらいたい。

 私はもう死んでる人間なんだから。


「わかった。入って」

『だめだから!』


 ものすごい圧力がかかったけど、今度は私は白い部屋に閉じ込められなかった。

 表に出たまま。

 ただ妹の声が聞こえなくなった。


「なにかした?」

 

 あの人の手を動きが変だった気がする。


「俺と話したいんだろ。少しの間だ」


 うん。そう。

 少しの間。

 妹が静かにしている間にすべてを終わらせてもいいかもしれない。


「もう遅いから、30分くらいで帰ってもらってね」

「わかった」


 だったら家に入れなきゃいいのに。

 そう思いながら、私たちのお母さんは変わっているから仕方ないと返事した。


「そこに座ってください」

「あ、ありがとう」

 

 椅子は勉強机のものしかないので、それを勧めて、私はベッドに腰かけた。


「妹に止められたんですけど、私を成仏させてもらえますか?」

「できる。だけど、少し確かめたいことがある」

「なんですか?」

「妹は本当にその体の所有者なのか?」

「当たり前です!私たちは双子だったんです。そして私は生まれてからすぐに死んだ。それを可哀そうに思った妹に救ってもらったんです」

「それは記憶があるのか?」

「ありません。妹から聞かされました」

「……だったら、あんたが体の所有者の可能性もある」

「そんなことありえません!」

「わからないだろう?だって、妙な感じがする。実家に連れて行って、父に見せたい。本来の体の持ち主がわかるんだ」

「必要ないわ!この体は私のものよ!」


 急に妹に主導権を奪われた。

 

「ならば、それを確かめるだけだ。いいだろう!」

「いや!お母さん、変なことされた!助けて!」


 急に妹が叫んで、母が血相変えて部屋に入ってきた。


「急にキスされた。いや!」

「なんてこと!警察に連れて行くわ!」

「お母さん、それは必要ないから。ただ出て行ってもらって。彼氏だからって油断したの。私も悪かったから」

「あなたがそう言うなら、そうするわ」


 本来面倒ごとが嫌いな母だ。

 妹がそう言えば、事を荒げない。


 その人、たしか加助さんだっけ。

 その人は妹を睨みながら、部屋を出て行った。


『藤子?』

『変な人だったね。もう寝よ』

『あ。うん』


 妹が寝ようと思うと、私も眠けに誘われる。

 いつの間に意識がなくなっている。

 魂だけの存在に意識なんていうものオカシイけど。



「あなたの双子の妹桐子が生きていたら、寂しくないのにね」


 母に抱かれながら聞かされる言葉。

 そして意識が途切れる。


『お姉ちゃん!起きて』


 ここは?

 何か白い部屋にいた。

 女の子がもう一人いて、にこにこ可愛い笑顔で話しかけてくる。

 

『初めまして、お姉ちゃん。私は藤子。お姉ちゃんは生まれてすぐになくなっちゃったんだ。だけど、可哀そうだから私の中にいれたの。これから一緒にいてくれる?私はお姉ちゃんが大好きなんだ』


 女の子はぎゅっと私を抱きしめる。

 その時目覚めたばかりで私は意味がわからなかった。 

 それから色々学んだ。

 そして何かあったら助けて言われた。

 最初は妹の嫌いなものを食べるときに呼ばれた。

 いつも食べ物を食べる妹の感覚だけを共有していたから、直に口にいれて味わう行為を直接できて嬉しかった。

 それからも妹を助けるため、何度か呼ばれた。

 算数が苦手な妹のために一生懸命授業を聞いた。最初は意味がわからなかったから、先生に質問した。困っていたけど、私が徐々に覚えると喜んでくれた。

 掃除も、洗濯、料理も代わりにした。

 両親は遅くまで帰ってこないので、娘の私たちがその手伝いをした。


 私は元々死んだ存在、それがこうして表にでて日常生活を送れるのは嬉しかった。


 ーあんたが体の所有者の可能性もある


 あの人加助さんの言葉が蘇る。

 ううん、私は死んだ存在だ。

 妹もそう言った。

 

 眠ってしまおう。

 それか誰かに成仏させてもらおうか。

 なんだか疲れてしまった。


 それから妹の手伝いをしながら日々の生活を送った。

 ある日、帰り道に、加助さんがいた。

 その隣には大人の姿も見える。


 妹は逃げ出した。

 けれども、妹の動きは止められた。

 加助さんの隣の人が札のようなものを投げ、それによって妹が動きがとれないのだ。


「二つの魂。今表に出ている魂は違う体のものだ」

「嘘つかないで!」


 妹が必死に叫ぶがお札の効力か、妹の体は動かなかった。


『どういうこと?』

『お姉ちゃん、あいつら嘘ついているの。霊媒師なんてそんなインチキ者ばっかりなんだから』

『インチキ?』

 

 でもお札によって、妹は動きがとれなくなっている。


「おやじ!」

「当主と呼べ!」

「は、当主。その今拘束している魂を成仏させてくれ。その魂は自分が本物の持ち主と主張して、体を乗っ取ってる」

「待って!やめて!」


 私は妹の中で戸惑うしかない。

 

「往生際が悪い。嘘までついて醜すぎる!親父!」

「やめて、やめて!お姉ちゃん、助けて!」

「やめてください!」


 私は表に出た。そうすると拘束は消え失せる。


「妹を成仏させないでください。お願いします。私が代わりに消えます。ずっと前から思っていましたし」

「あんた、馬鹿か?この体の本当の持ち主はあんたなんだぞ!それを妹に譲るのか?」

「はい。妹は、妹ですから。私は彼女を守りたい」

「あんたは、馬鹿か?だけど、霊媒師としてその要望を聞くことはできない。だけど、違うやり方であんたの希望も叶えてやる」

「加助」

「当主。俺の我儘をきいてください。何かあれば責任とります」

「いいだろう」


 加助さんは私のところへ走ってくると頭に手を載せる。

 そして念仏のようなものを唱えると、白い霊体が現れ、手に吸い寄せられた。

 それを彼をどこから手に入れたのか、ぬいぐるみを取り出して、中に入れた。


 体は随分軽くなった。


「きゃー、なにこれ!あ、でも可愛いかも。ピンク!耳!」


 加助さんが握っているウサギのぬいぐるみがしゃべってる。その声はとても懐かしいもの。


「ぬいぐるみになったの?くそ霊媒師!なんで?」


 くそなんて、単語をつかえることに驚いた。

 ぬいぐるみの中にどうやら妹が入ったらしい。

 おっきな耳を動かしたりして、抗議している。


 体がものすごい軽くなって、圧迫感が消えた。


「あんたが元々の体の持ち主だ。しっかり生きろ」


 私はどう返事していいかわからなかった。


「ぬいぐるみなんて、いや!どこに連れていくの?」

「俺の実家だ。お前のような奴がいっぱいいるから安心していい」

「安心できないわよ!」


 妹は随分性格が変わった。

 元からこういう性格だったのかな。


 この体が私のものなんて信じられない。

 私はずっと桐子と自分のことを思っていたから。


 呆然とする私を残して、加助さんは当主と呼ばれるお父さんとその場からいなくなろうとしていた。加助さんの手には暴れるぬいぐるみがあって、私は声を上げる。


「加助さん!その、妹を渡してもらえませんか」

「なんでだ?」

「妹なんです。一緒にいたいです」

「裏切られたのにか?」

「はい」


 妹には幸せになってほしい。ぬいぐるみになってしまったけど。


「わかった。変なことされたら、ここに電話してくれ」


 妹と一緒に彼の名刺を渡された。

 名刺には流水加助、霊媒師と書かれていて、番号も載っていた。

 妹は相変わらず首を動かしたり、耳を動かしたり暴れている。


「藤子。あなたの好きなお菓子をこれからも作るし、好きな映画も一緒に見よう。だからこれからも一緒に過ごして」

「お姉ちゃん!ごめんなさい。本当にごめんなさい!」

 

 ウサギのぬいぐるみになった妹はわんわんと泣き出したが、周りに人がいなくてよかった。


 妹はどこでもついてくる。学校の鞄にいつの間にか入っているし、やっぱり人に戻りたいのかなと思うけど、そうじゃないみたい。

 ウサギの自分を気に入っているみたいで、よく鏡をみてうっとりしている。

 だから服を作ってあげた。

 加助さんはたまに家に様子を見に来る。

 妹のせいで最初は問題になったけど、今は母も納得しているみたい。

 そういえば、妹はぬいぐるみの体なんだけど、なんでも食べれる。トイレにもいくので、本当に不思議な存在だ。

 加助さんに聞くと、加助さんの家にいる他のぬいぐるみも同じような感じらしい。

 妹と加助さん相性が悪いみたいでいつも喧嘩している。


「ふん。どうせお姉ちゃんにわざわざ言いに来たのって、お姉ちゃんが可愛いからでしょ?下心たっぷり~」

「そんなことはない!」


 二人の会話はこんな感じだ。

 ずっと、社交活動は妹に任せていたから、学校とかで戸惑うことばかり。だけどウサギの妹に助けてもらってどうにかしている。


 これからどうなるかわからないけど、多分、楽しくやっていけそうな気がする。










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