表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒白の魔法使い  作者: 00
9/13

第八話 アイテム

※この物語はあくまでフィクションです、

 ですが一部本当のことを織り交ぜて書いてます。※

ーーーーー


静岡県 山奥の某アパート内一丸一号室

八月十二日 五時五十一分


部屋の中に光が差しこみ鳥たちが外で泣いている。


「ん〜ん...ん...ぁあ、あれ?

 俺いつの間に寝てたんだ...?」


俺は寝苦しそうに床から起き上がり時計を見る。


「八月十二日、午前五時五十五分...うぇ?!

 十二?!!どういうことだ?!」


俺は約一日半寝ていたことに驚きながらも

記憶を探り前のことを思い出す。


「確か...変な画面をいじってて...それで、、

 ポイントを消費して...それから、」


そうだ!寿命ポイントと能力の変換をした時に

激痛が走ったのか!!それで意識を失って...。


「もしかして、、寿命を削ったことにより

 体への負荷が多大なのか?」


もしそうだとしたらこれからポイントを使用する時は

先に内容をまとめておいた方がよさそうだ。


俺は色々と考えながら体を少し動かしてみた。


「それにしてもなんか体が軽いな、、

 頭の中も妙にスッキリしている。

 なんだろう、、すごい違和感が...。

 あ、そういえば能力値はどうなったんだ?」


俺は自分の能力を確認する。


自己分析画面


名前 佐藤新 さとうねお AB型 年齢 ー


知力 B

筋力 C

体力 B

魔力 C


所持金 百五十六万四千三百円

所持金はポイントから変換することも可能です。

※一ポイント = 十万円


寿命ポイント 三万五千二百九十八ポイント

※ 一日 = 一ポイント

ポイントはアイテムやスキルにも使用可能です。

  "アイテム一覧"   "スキル一覧"


スキル 不老

    特殊能力:寿力

    空間範囲

    気配察知

    魔力適正 火

    魔力適正 水

    魔力適正 風

    魔力適正 光

    魔力適正 闇

    魔力適正 治癒・回復


称号 日本人

   特殊能力者

   魔法使い

   死人

   ??との契約者


これは、またすごいことになってるなぁ。

能力値もしっかり上がってるし

ポイントも消費されている。

これは変化を探るために是非とも試してみたい。


「能力的にはものすごく上がってるなぁ、

 昔と今でどうなったのかどこかで試したいなぁ。

 あとは、魔法...本当に使えるのか?

 物は試しだしどこか練習できそうな場所を探すか。

 おっと、その前にまだアイテム欄の確認を

 してないな...」


そういえば前はスキル欄しか閲覧できてなかったな、

俺はアイテム欄を表示させアイテムを確認した。


「な、なんだこれは...」


俺はアイテムを見て驚愕しながらも

全てのものに目を通し、内容を整理していった。


「これは厨二心がくすぐられるような

 名前や形状だな...すごいかっこいい!!」


見た目はローブやマント、仮面に革のズボン等、

アニメに出てきそうなものばかりだ。

それに効果の方も透明化や認識阻害、

魔力量アップや素早さ向上、筋力向上等

とてもいいものばかりで迷ってしまう、、


「とりあえず俺が描いてたままの衣装が欲しいな、

 昔憧れてた影の英雄のようなものがいいな!

 やばいニヤケが止まらない、、これはいいぞ!!」


俺はニヤけながらも革のズボン、革のシャツ、

ローブ、仮面、革のシューズをピックアップした。


「それぞれに俊敏性アップや防御力上昇、

 魔力量アップに認識阻害、透明化を入れてある!

 そしてデザインも俺好み...!

 これはすごいぞ!!完璧だ!!」


俺は満足した様子になりながら

早速購入ボタンを押そうとして立ち止まる。


「全部で七百五十ポイント消費するのは

 まあいいとして、また二日くらい

 気絶するのかな、そうなったらまずいなぁ、」


まずい、まずいとは思うのだが、

俺のこの厨二心はその思いを振り切るほど強く

思ってしまい購入ボタンへ手をかざしてしまった。


「や、やってしまった...

 く、ぁ、ぅ、うぁぁ、く、また、、かよ、、」


やはりポイントを消費すると死ぬほどの激痛が

体に流れるらしい、、

痛すぎて頭がどうにかなってしまいそうだ。

俺は購入して一分もたたずに床へ倒れ込むのだった。


ーーーーー


日本 バーン襲撃事件まであと十八日


ーーーーー


※最後まで見てくれてありがとうございます。※

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ