表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒白の魔法使い  作者: 00
1/13

プロローグ 悪夢

※この物語はあくまでフィクションです、

 ですが一部本当のことを織り交ぜて書いてます。※

八月三十日 日本国内 ー

座標地点三十四.八,百三十七.六


ーーーー


風がなびく音と共に草の乾いた音が

パサパサと奏でている、


「はぁはぁ、はぁはぁ、」


誰かの息遣いが聞こえる、

こんな山奥に?一体誰だ?


「トン、トン、トン、トン」


走ってる人とは別の方向から

何かをゆっくりと地面に叩いている音がする、

、、なんだ?


「はぁはぁ、はぁはぁ、く、うぅぅ、」

「はぁはぁ、あい!はぁ、はぁ、

 あと少しだから踏ん張って!」

「はぁはぁ、はぁぁ、めあ?!まって!!

 まずい!とまってぇぇ!!」


三人?くらいの人が走っているのか?

叫んだ人の方をみたら丁度奥が崖になっており、

めあと呼ばれている人は間一髪で

踏みとどまっていた、、

それにしても三人とも女性...?だな、


「トン、トン、トン、トン」


「はぁはぁ、まずいよ、このままじゃ、はぁ、

 このままじゃ殺されちゃう...ううぅぅぅ、」

「はぁはぁ、くっっっそ、どうすれば、

 もう、もういっそのこと囮になるしか、」

「めあ?!囮なんて...うううん、そう、だね、

 二人ともここは逃げて、!

 囮役は私がやる...!!!だから、」


「トン、トン、、、、

 かくれんぼの時間はもう終わりですか?」


殺される?!囮?!なんかすごい物騒だな、

これは、、もしかして何かの映画か?

それともただのオタク特有の夢か?


「ど、どうして、、どうして!」

「あ、、、、こ、、こっち来ないで!!」

「い、いくらなんでも速すぎる、、

 なん、で、なんでぇ!!」


すごく焦っているのが伝わる、、

一体何が起こってるんだ、、

何だこの爺さんは、、殺そうとしてる、のか?


「ふふふふはははははは!!

 本当に悲しいですなぁ、、

 あなた達底辺ランカーと一緒にされては、、

 私は序列第十八位に座するものですよ、

 ランクに差がありすぎるんですよ!!」


そういった爺さんは杖を少し動かしてみせた。

なんだ、三人の様子が、、っっっ?!!!


「、、、、、、」

「う、うそだ、、あ、、い?」

「ど、、どぉしてぇぇ!なんでなの!!!!」


杖を少し動かした後すぐに

あいと呼ばれる少女の首が飛び散った、、

一体何をした、これはなんなんだ、

やばい、こいつはやばい、、すぐに逃げないと、、


「悲しいですね、本当に悲しいです、

 こんなにも弱いとは、、がっかりです、

 貴方達二人もすぐにいかせてあげますよ!」


その瞬間れんと呼ばれていた女性の四肢が

一瞬にして弾け飛んだ、、


「、め、、、あ、、、に、げ、、、てぇぇ、!」

「く、ううう、ううわぁぁぁぁぁ!!」


「はぁ、もう終わりですね、、

 こんな簡単な依頼なら慎重にならずとも

 もっと早く終わらせるべきでしたね、、

 全く、彼にはとんだ嘘を言われましたよ、」


そう言って爺さんはさらにめあという女性の首を

跳ね飛ばし満足そうにしていた、、


なんなんだよ、、なんなんだよ、、

こんなのおかしいだろ、、本当にこれは夢なのか、

それとも、、、現、、実、、?

あぁぁぁぁ!!くそ!!わからねぇ、!!

ん?なんだ、まだ爺さんが何か話してる?


「ーーー任ーー終ーーーー騙さーーー

 弱ーーー必ーーー技ーーー

 警ーーー承ーーー実ーーーーー」


なんて言ってるんだ??さっぱり聞き取れない、

そもそもなんだ、ここは、、一体どこなんだ、、、

いや、、、ここは、、、しってる??

俺の家の近くの森か??でもこんな深くまで

入ったことは一度もないはずだが、、、


そうこう考えている内に一面がいつの間にか

真っ暗になっていた。


ここは、、、どこだ??

また変なところに移動したぞ、

今日の夢は一体どうなってるんだ、、

ん??なんかこっちへ向かってきてる?


「ーーーーーーーーーーーーー殺ーーーーーー」


ん??何か言ってる?の、か?


「よーーーーーーこーーー、」


何だ??何て言ってるんだ??


「殺してやるーーーーよーーよこせぇぇ!!」


なんだこいつ?!!!やばい!!逃げないと!

いた...!!

なんだ、足が何か引っ張られて身動きできない、

う、く、くそぉぉ!だれか、誰か助けてくれ、、

だれかぁぁぁぁぁ!!!!


「は!!!っっと、、う、うわぁぁぁ!」


ガタァッッ!!

いたたたたたた、、なんだ、、


「いたぁぁ、、ん??」


恐る恐る顔をあげてみると

そこにはいつも見る俺の部屋とベットがあった、


「は、はははははぁぁぁぁ!!よかったぁ、

 夢かよぉぉぉぉ、安心したぁぁぁ!」


本当に安心した、、

もう悪夢は二度とみたくないな、、

そんなことより仕事の準備するか、、


「あ、、、そういえばおれ、クビになったのか、」


そうだ、仕事、クビになったんだった、

わ、わすれてた!!


「とりあえず飯にするか、」


そう言って俺は厨房に向かっていった。


ーーーーー

※最後まで見て頂きありがとうございます。※

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ