帰宅
というわけで貰った?家に着いた。
何故商店街の事を一切話さなかったかというと・・・全てしまってました。
時計を見ると現在の時間は朝の9時・・開店は全て10時30分からとの事なのでとりあえず一度家?に返ってきたのだ。
「まさか大量の本を読んだはずなのに1時間半くらいしかたってなかったなんて・・・」
読んだ本は数十冊はくだらないし・・しかも、そのうちの10~12冊は百科事典みたいな厚さだったし・・
特にすることがないから各部屋に常備されている専用の電話を鳴らしてメイドさんを呼んだ。
数秒もしないうちに玄関からメイドさんが現れた。
「はい、ご用件はなんでしょうか?」
「この時間どこの店もやってなくてやることないんだけど、どこかに良い場所無い??」
「そうですね・・・普段生徒さん方は高校へ赴いていますし・・
後は・・・商店街を抜けた先にある神社や教会、あとはギルドと言われるものがありますね。」
「へぇ・・・・んっ!?ぎ、ギルド!?」
「はい、言ってしまえば日給のバイトができるようなところと考えて貰えればよろしいかと。
学園長様から説明を受けたと思いますが、ここではルクスしか使われていない為、使いすぎてしまいますと生活ができなくなり最悪の場合は退学処分となります。」
えっ!?ルクス無くなると退学になるの!?
「正確には所持しているルクスが-10万になった場合のみ退学処分です。
その為、テストで点が取れずルクスの付与額が減らされ危ない時の救済措置の場所、又は、ほしいものを買う時の軽いバイトをする場所のような感じになっております。」
「そうなんだ・・・退学処分になるなんて知らなかったよ・・・」
「はい、大体の生徒様方は知らないと思いますが・・・」
「それはどうして?」
「この高校に通われている方々は子供の頃からの英才教育を施され、また、優所正しき家であるのですからテストで50点以下など取ることが(許され)無いからです。」
「そ、そうですか・・・・」
なんというかメイドの気迫に押されました・・・
と、とりあえずギルドに行ってみよう!!