プロローグ・・・・痛み・・・・・・
どんな物語になるのかわからないからドキドキしますw
事件はいつも唐突に起きる・・・
知らぬ間にそれは近づいてくる・・・・
朝 5:00
pipi!・・pipi!・・pipipi!・・pipipi!・・pipipipipipipi~~~!
ガチャッ!
「目覚ましうるさい・・・・・」
《レベルアップしました・・・・・スキル『一度きりの肉体改造』を取得しました。》
「はっ??
レベルアップ?一度きりの肉体改造??」
《一度きりの肉体改造の宣言を確認・・・スキル発動します。》
「えっ?」
そしてこの日から主人公『神月 太陽』の物語が始まることとなった。
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よくわからない声が頭の中に響いたと思った時、異変は起こった。
最初は軽い痛みが全身を襲った・・・それだけならまだよかったのだが少しづつその痛みは増してきている。
太陽がその意味不明な痛みに耐えながら布団から起き上がらうとして・・・
ビキビキビキ・・・・
とその嫌な音が聞こえ・・・・筋肉痛を軽く超える痛みが襲いかかり、それと同時に全身の筋肉が意思を持つかのように躍動しながら動く何とも言えない不快感に襲われた。
ボキボキボキ・・・・
追い打ちをかけるかのように今度は全身をバットで殴られるような痛みが増えた・・・体から聞こえてはいけない音を出しながら・・・・
そして最後畳みかけるようにしてきた痛みは想像を絶するものだった・・・なぜなら男の象徴ともいえる部分を思いっきり蹴られる以上の痛みが太陽を襲った為、その痛みに耐えられるはずもなく太陽は気を失った・・・
朝 6:30
pipi!・・pipi!・・pipipi!・・pipipi!・・pipipipipipipi~~~!
ガチャッ・・・
「なんだ夢か・・・ってもうこんな時間じゃん。
今日は大事な高校の入学式なんだから急いでしたくしなくちゃ!!」
太陽はベットから起きて着替えはじめ・・・・
あれ?高校の制服なんか窮屈に感じるな・・・まぁ、特には問題ないか。
「お兄ちゃーん、ご飯できたよ~
今日入学式なんでしょ~早くしないと遅刻しちゃうよ~?」
うちの可愛い妹の声が聞こえたので太陽はさっさと支度を終わらせ自分の部屋を出た。
「支度終わったから今行くよ~」あれ・・?俺ってこんないい声してたっけ・・・????