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秘密の結社だY  作者: イナホヅミケヒ
本編
3/4

良い素材をスカウトしたぞ?

「ふぃー



はー…

数年ぶりの作者のY結社の投稿だ…

私サトミも久々の登場で


というメタ発言は

ちょっと置いといて…



「んー

なんか使えるモノないかな~?」



と、辺りをじろじろ見まわすチアキ…

カラの段ボールの中

壊れた雑貨などが入ってるガラクタ置き場…


とにかくモノが乱雑に置かれたところを

うろうろ見回しながら探し回る…



「何を…」



探してるの?

とチアキに聞こうとしたら…



バンッ!!



「うわわっ!」



何!?

いきなりドアが開いた!?




「うわぁ!?」



もの探しに集中してたチアキも

結構驚いてる!?



「あっ!

ごめんごめん驚かせちゃった!?」



「んも~!ヤナギ!

驚かせないでよ?」



いきなり開かれたドア付近を見たら…


ヤナギこと小松柳こまつ・やなぎがいた…

最近、Y結社に入社した新人の女の子なんだけど…



「でも誰もドアにぶつかって

ないし

挟まってもないから

勘弁してくれる?」



「でもさっきのは

アタシも流石に驚いたかも…

心臓がどうにかなるかと…」



ちょっと開き直って適当に謝る

ヤナギに対し

困り顔でちょっと渋ったい感じの

チアキ…



「あ~そりゃ悪かったよ~

けどさ

良いもんが大量にめっかったから

勘弁してよ!」



「いいもの?

なにそれ?」



気まずそうなヤナギに

私サトミが語りかける…



「まぁまずは廊下に来てくれる?」



と、ヤナギに言われるままに

私サトミとチアキは

廊下に出る…



「これこれ!」



「ん?なぁにこれ?」



大きな棺…?



「ノゾメ女史が言うには

小学校にこれを持ってったって

言うんだけど…」



「そうそう」



相槌を打つノゾメことノンちゃん…




「それを

ノンちゃんが

何に…?」



そういうチアキにノンちゃんが



「それは!

ちょっと目をつけてた学校に

忍び込んでそこで

教師のふりして実験を…」



「何の実験をしてたの?」



と答えるノンちゃんに

私サトミはさらに聞いてみる



「催眠スプレー!」



「じゃ棺使ってないじゃん?

邪魔じゃなかった?」



「確かにちょっと邪魔だった

けど…

催眠スプレーで私を学校の関係者だと勘違いさせたから…!

いやぁ噂通りすぐ良く効いて

安心したよ!」



とにかくノンちゃんはY結社製の

催眠スプレーの出来に喜んでるみたい…



「じゃ何のために棺を…?

大量にある良いもんって…?」



「これは怪人の材料に

なりそうなのが

いたら…あったらこっそり…

って思ったけど…

めっかんなかった…から

中味は空っぽなんだな」



ちょっと残念そうなノンちゃん


しかしそんな理由で

人間1体入るサイズの棺を

どんな方法であれ持ち歩くのも

面倒だよな~

と私サトミは考えてたら…



「あ、ちなみに良いもん

ってのは催眠スプレーの

実験結果のお話の事で…」



さらにちょっと申し訳なさそうに

続けるノンちゃん


んも~大量の良いもんって

実験結果だったんかーい?

と私サトミはちょっとスカシを食らった感じに

なってたら…



ドンドン



「ん?」



何かを叩く音?



ガタガタガタガタ…



今度は何かが動かされてる?

否動いてる音…?



「ん?」



「えっと…」



ヤナギちゃんもチアキも

それに気づいてるっぽい…?



「ね、ねぇもしかして…

この棺が…

動いてるんじゃない?」



私サトミはそっと言ってみる…



「え~…?

中味は何も無い筈だけど…?」



困って心配になってる感じのノンちゃんだけど…



ドンドン!!



ガタガタガタガタ!!



ドンドン!!



ガタガタガタガタ!!



「うわっ!!

何度も聞こえてくるんだけど!?

なんか動いてるし!

振動してる!?」



私サトミは思わず声高に言い放つ



「もう開けて確認した方が…!」



とダイレクトにヤナギ



「じゃあ私開けてみるね!

悪いけどなんかあったら…!」



とちょっと心配になってる感じの

ノンちゃん…



「大丈夫!

サポートできることはするから!」



と私サトミは力づける様に

言い放つ!



「じゃ!

開けるよ!」



と気合を入れるノンちゃんが

棺の蓋を開ける為に

その手を指を隙間に

触れようとしたら…



バァァーーーーーーーーン!!



え?何この大きな音!?

棺の方から?


ノンちゃんがふれる前に

棺の蓋が開いた!?


てか何かが飛び出てきた!?

何?何なの!?


私サトミはすぐ

そっちを見ると!



「ああ~怖かった!

てかどこここ!?」



「え…?」



「え?」



「ん?」



「はぁ?」



誰?

てかなに?

目の前に見知らぬ

女の子…少女が?


私サトミたちは

驚いたりびっくりしたりで

ポカーンとするけれど…



「一体これどういう事!?」



本当に誰…?何?



「続く…」

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