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Natural Stone  作者: 石神 僚
1/1

第1話?

天然石には、不思議な力があるという


そして、その力で人の姿になることができ、


さらに12の天然石を集めると願いが1つ叶えてもらえる


そんな言い伝えがある…





最近は変な噂がある。


石が人の姿になるという。


でもそんなことあるはずがない。


そう思っていた…昨日までは…


昨日夢の中で見た石。


どこから見ても石。


だがその石が人の姿になった…


そんな信じられない夢…。


だからこそ、そんな夢忘れてた…



☆☆☆



「出席をとるぞー!適当になー」


「先生!やるならちゃんと出席とって下さい!!」


先生は生徒が言ったことを無視して適当に出席をとり始めた。


そして、意見した生徒は先生に無視されて怒っている。


「えーっと、燈龍閑ひりゅうしず


「はい」


皆瀬みなせ ゆう


「…」


先生は出席を適当にとったが、2人目を呼んだが返事がない…。


先生は少しキレ始めた。


だがもう一回呼んでみた。


「皆瀬鮪!!休みか!?」


と呼んでいると、1人の生徒が先生に話しかけた。


「先生ー!皆瀬寝てまーす!」


それを聞いて先生はキレた。


先生は鮪の席の方に分厚い辞書を持って行き、辞書でおもいっきり頭を殴った。


流石に鮪はその痛みに起きた。


「うぁ……ぃ、…いだぁーー!!山村ちゃん!痛い!!」


鮪は両手で頭を押さえ言った。


「目覚めたか?」


山村ちゃんこと山村先生は最大級の笑みを浮かべた。


「ひどい!せめて手加減…」


「だったら寝るな馬鹿者!!」


山村ちゃんのギャップにクラス中が大爆笑した。


「皆瀬!次寝とったら欠席にするからな!」


「そんな!!俺皆勤狙ってるのに!!」


「そうか…だが…お前は授業サボってるから無・理だ!」


「ちっ…ばれたか…」


「だからちゃんと起きてろよ!」


そう言うと山村ちゃんはさっきチャイムがなったので生徒にH・(ホーム・ルーム)の終わりを告げ、教室を出て行った。


鮪は山村ちゃんが教室を出て行ったのを確認すると、背伸びをして席を立ち上がった。


鮪は今から始まる授業をサボることを決意した。


別にそんなことを決意しなくてもいいんだけど、今日の気分的に授業を受ける気にはならない。


そして鮪は、サボりの定番の屋上へと向かった。



☆☆☆



しばらく廊下を歩いていると突然後ろから声をかけられた。


「鮪」


早く行かせてくれよ…などと思いながらも鮪は振り返った。


鮪を呼んだのは閑だった。


「何?閑…」


鮪は閑に尋ねる。


「お前H・Rで爆睡してたろ!爆睡はすんなよ!」


閑は笑いながら鮪の肩をポンポンと 叩いた。


「しょうがないだろ!眠かったんだから!眠さには勝てないんだよ!!」


鮪はそう言い閑の手を払った。


「まぁ今日はこのくらいにしておこう。眠さには勝てないもんな。じゃあまた教室で!」


と言い閑は教室に戻って行った。


鮪は話が終わり再び屋上へ向かった。


だが屋上へ向かったことで、鮪の夢が現実…正夢となってしまう…。


授業開始のチャイムが鳴る。


流石に授業が始まったので、その後は生徒を見ることはなかった。


そして屋上に続く階段を上がっていき、屋上の扉を開ける。


「んっ!?なんだ?ぁれ…」


屋上には何かがあった。


鮪には光の反射で光って見えていたためよけいに気になった。


鮪は、それに近づいていく…近づくにつれてそれがなんだかわかってきた。


「…なんだ石か。でも変わった石だなーコレ…透明だよ…もしかしてコレ石じゃないのか…?」


と言いつつ石を手に取る。


最初は石かと思ったが、石のわりには透明。


それを考えると明らかに石ではないことに鮪は気づき始めた。


ーでももう遅かった…


石ではないことに気づいた時、鮪は誰かに声をかけられた。


「我を目覚めさせる…」


「誰だ…!!」


鮪は周りを見渡したが誰もいない。


一体誰が…そう思っている時にさっきの石が手の上で光を放っている…。


鮪はビックリし


「なっ…なんだよこの石…!?」

と声をあげた。


そしてその瞬間、石がさらに光を放ち、宙に浮き始めた。


そしてその数秒後…その石が形を変えた。


鮪はそれをみて驚きのあまり声が出なかった。


そしてその石は人の姿へと形を変えた。


鮪はこの瞬間あの夢を思い出した。


そして今、目の前の光景はあの夢とまったく同じことに気づいた。


でも今は、そんなことを思っている場合ではないことに気づき、現実へと目を向けた。


現れたのは人の姿をした小さい人?だった。


腰までのびた銀色のロングヘアーで、ブルーの瞳。


そして…季節はずれの夏服。


そんな寒々しい格好で現れた。


まぁ今日は暖かいから少しは大丈夫だろうが…とか思っている時にそいつに話かけられた。


「汝の名は…?」


「何でお前なんかに教えなきゃいけないんだよ!」


「汝の名は?」


鮪の質問には答えず再び聞く。


鮪は自分の質問を無視され、さらに再び同じ質問をされ、しばらく何も答えなかった。


だが、相手は再び問い掛けてきた。


「汝の名は何と申す?」


その質問に鮪は返答した。


「そんなこと言う前にお前から名乗れ!」


鮪は強気で返す。


それを聞き相手は少し黙って答えた。


「我の名はメディナ」


「…俺は鮪…皆瀬 鮪」


鮪は「お前から名乗れ」と言ってしまったので、自分も名乗った。


「…汝が我の主人だ。」


「…はぁ!?なっ…何のこと…?お前の主人って…」


いきなりわけのわからないことを言われ戸惑った。


「お前…鮪は我を目覚めさせた」


「はっきり言ってお前を目覚めさせた覚えなんてない!」


鮪はメディナにまったく覚えのないことを言われ少し怒りながら返答した。


だがメディナはそれにおよばす話し始めた。


「お前は我に築いた…というよりもお前には我が見えているのだろう?だからだ。これはお前の運命だ。それにお前はこの光景を見たことがあるだろう?」


鮪はそう言われれとあの夢を思い出した。


「そっ…そうだ…俺はこの光景を見たことがある…それにあの夢…」


「そう…その夢は私が見せた」


メディナは少しえらそうに語る。


「へーそうなんだ…って、そんなことあるんかい!」


と鮪はメディナにツッコミを入れる。


「あるんですよ」


「あぁ…そういえばなんで俺が主人なんだ…?」


「お前が我にきづいたから…ってさっき言っただろうが!!」


メデイナはとうとうキレた。


そんなことはお構い無しに鮪はもう1つ疑問が浮かんだ。


「あのさぁ…運命ってなんだ…?」


「運命とは、人や世の成り行きを支配する超自然的な力…まぁ結局我と鮪が出会う…ということだ」


メデイナはまた同じようなことを聞かれ、半分呆(あき)れていた。


「鮪はそんな運命に従えばいい。


そして私と一緒に仲間を集めればいい」


メデイナはえらそうに言う。


そして鮪は「何か利益はあるのか?」と尋ねる。


「…ない。…仲間を集めたら何か1だけ願いを叶えてやる…それでどうだ?」


「本当に何でもいいのか?じゃあ世界破壊!でもいいんだよな!?」


流石にこれは駄目だろう…と思い笑顔で聞いてみる。


すると思った通りにメディナは「流石にそれは無理です…」と答えた。


鮪はやっぱり無理だったか…と鮪は少し落ち込む。


だがじゃあ何にしようか…と鮪は悩み始めた。


鮪があーでもない、こーでもない…と悩んでいる時にメディナが話しかけてきた。


「どうします?」


「ん−…願いを叶えてくれるなら、お前の仲間を集めてやるよ」


メディナはその言葉を聞き少し微笑んだ。そして鮪に聞く。


「願いはなんですか?」


「んー…願いは全員集めてから言うよ…」


「わかった。ではお前は今日から私の主人だ!これから12個…12人の天然石を集めてもらう…だが…12の天然石以外もあるから間違えやすいが…」


メディナは後半部分は少し不安そうに言った。


「目印とかはないのか?12の天然石に…」


メディナは鮪の質問に即答した。


「ありません」


「…そうなのか…まぁわかったよ…でも1つぐらいはどこにあるか分かってるんだよな…?もちろん…」


「えぇ…今のところは…2つぐらいなら…」


「じゃあ最初は何処から行けばいいんだ?」


「ここから近い石は、ブルーレース・カルセドニーです。ここから少し東の方へ行ったところにあるはず…です」


メディナは東の方角を指した。


「そうなのか…?…東…まさかとは思うけど東西南北にあるとは言わないよな…?」


鮪は顔を引きつらせながら尋ねた。


「そうですよ。よく分かりましたね」


メディナは笑みを浮かべる。


それを聞き鮪は「だーめんどくせー」と頭をかいた。


その返答を聞きメディナは悲しそうな顔をした。


メディナの悲しそうな顔を見て鮪は「うっ…」と良心が痛んだ。


「…まぁ引き受けたからにはやるけど…」


鮪は引きつった笑顔で話す。


メディナは鮪の返答を聞き表情がパァっと明るくなった。


「では早速行きましょう!!」


そう言いメディナは鮪の肩に乗った。


「あぁ…って今から行くのか!?それはちょっと…」


鮪は冷静に考えていた…今から行く…!?いや…それはちょっと…今からは駄目だろ…一応今、授業中だし…。


鮪が悩んでいる時にメディナが不思議そうに話し掛ける。


「何故です…?学校も終わっているのに…」


「えっ…!?終わり…?そんなはずないだろ…っていうかみんな下校してるし…」


鮪は屋上から運動場の方を見ると生徒達が下校している真っ最中。


その様子を見て、鮪は授業が終わっていることにきずいた。


だが、それを知った瞬間思った…今から探しにいかないといけない…ということに…そう思っている時、メディナが「さぁ行きますよ」


と鮪の耳を引っ張った。


「わ…わかったよ…行けばいいんだろ…」


そう言い鮪はイヤイヤでメディナと共に旅をすることになった…。



☆☆☆



「そう言えば、天然石はそこらへんに落ちてる場合と主人がいる場合があります。」


「んっ?じゃあ12の天然石に主人がいたらそいつは集められなくないか…?」


メディナは少し黙り、返答した。


「…相手の主人と交渉して、天然石を譲ってもらうしかないですね…」


「…そうか…まぁそれはその時考えよう…」


そう言い二人は進み始めた。


歩きながら鮪は考える…その時、メディナに呼ばれた気がした…。


「…ぅ…ゆぅ…鮪!!」


メディナは鮪が返事をしないのでちょっと殴ってみた。


そんなに痛くはなかったが、鮪は現実へと戻って来た。


そして殴られた瞬間、山村ちゃんの事を思い出した。


あぁ〜懐かしぃ〜とか思っていたらまたもう一発殴られた。


流石に鮪は2発も殴られてキレた。


「おい!メディナ!!あんまり殴るなよ!!おかしくなるだろ!!」


「え〜っ!?そうですかぁ〜?少しは控えたんですけどぉ〜」


とメディナはイヤミな笑みを浮かべた。


鮪はその表情を見て、またもや山村ちゃんを思い出した…。


あのイヤミな笑みを…。


鮪は本当は思い出に浸りたいが、また思い出に浸っているとメディナに殴られそうなので、メディナに次の天然石のことを聞くことに

した。


「…で…まだなのか次のブルー何とかは…」


「ブルーレースカルセドニーです。もうそろそろのはずですが…」


そう言いメディナは辺りを見渡した。


「メディ…そのブルーレースカルセドニーには主人はいるのか?」


「いえ。いないはずですよ…確か…っていうかあいつにできるほうが怖い…」


「あいつ…って…知り合いなのか…?」


鮪は尋ねる。


「えぇ…昔から…いつもいつも寝てばかりで…」


メディナはうんうん…という感じで一人で納得している…。


「へぇ〜そうなのか…」


鮪が理解している途中にメディナが話し掛けてきた。


「鮪!!いました!ブルーレースカルセドニー!!」


メディナはブルーレースカルセドニーを見つけると、イソイデ向かった。


メディナはブルーレースカルセドニーのところに着くと、石に話し掛け始めた。


「アリオン!!起きなさい!!私です!メディナです!」


石が少し動く…そして石が光を放ち姿を変えた。


水色の髪に朱色の瞳の男…


「ふぁ〜ねむっ…はぁ…何でメディナがいるん…?」


「いるからいるの!!それよりも、い・い・か・げ・ん起きろー!!」


メディナは耳元で叫んだ。


そんなときに鮪がメディナに話し掛けた。


「メディナ…ほんとに仲良いんだな…」


メディナが鮪の言葉に反応した…

「鮪…別にアリオンとは仲が良い訳じゃありません!!」


「へぇ〜アリオンっていうんだ…そいつ…」


「はっ!!そうだ!アリオン!!私たちと一緒についてきてくれますよね…!?」


メディナはやるべきことを思い出した。


だがいきなり言われたアリオンの方は何がなんだかわからなかった。


「…何の話…?」


「何のって…大体わかるでしょ!同じ12の天然石なんだから!!」


「…あぁ…それか…わかったよ…じゃ…」


そう言いアリオンは再び寝た。

「……アリオン…!」


メディナは怒り始めた…が、すぐにおさまった。


「ふぅ…まぁ今回はアリオン連れて次の天然石の所に向かいましょう…」


そう言いメディナはアリオンを叩き起こした。


「さぁ行きますよ!」


メディナはアリオンを引っ張って進み始めた。


「ほら鮪!!行きますよ!!」


「あぁ…わかってる…」


そう言い鮪はメディナ達の元に向かった。



★★★




あたり一面草…見渡す限り…草…なぜこんなところをあるいているのか…そして…次はどこに…何を…そう思いながら突き進む…。


「なぁ…メディナ…次は何処に行くんだ…??というか次は何?」


鮪はとうとう(やっと)聞いてみた。


「次は、ローズクウォーツですよ」


鮪は石の名前を聞いてピン!!ときた。


「!あぁー!あの恋愛関係の!!」


「そうそう…流石に鮪でも知ってますか…まぁあの石は有名ですからね…」


「うんうん。よく女子とかがキャーキャー言ってるからな…」


「じゃあなんで私のことは知らなかったのか…」


メディナはボソッと呟いた。


「なんか言ったか…?」鮪は訪ねる。


「いいえ…気のせいでしょ…」


メディナは否定した。


「そうか…ところでローズクウォーツは何処にあるんだ?」


「南の方にいるらしいですが…情報によると…」


「そうか…うぉ!!」


鮪が悲鳴のような声をあげる。


気になってメディナは鮪の方を向いた。


「鮪…何やってるんですか…」


鮪は落とし穴にはまっていた…。


「いたたたたぁ…」


「…何してるんですか…?新しい遊び…?」


「遊んでない!!見てわかるだろ!!っていうかたすけろよ!!」


鮪はキレた。


「…無理。」


メディナはにっこり微笑んで言う。


「…!!もういい!!」


鮪はひねくれた。


そしてメディナは鮪の反応を見て楽しむ…。


鮪はなんとか自力で落とし(トラップ)から抜けだした。


そしてその後…鮪はまだ怒っていた。


そして…再びトラップにはまった。


「あぁ…!!ムカツク!!一体いくつあるんだよ!トラップ!!」


「でも…よく鮪も何回も何回もはまりますね…」メディナは再びトラップにはまった鮪を見て言う。



ーしばらく経過…



「疲れたぁ〜」バタッ!!



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