他の作者さんの執筆時間を削ってやろうという腹黒い目論み
個人の主観に基づきます。
なお、作品を書く時間がなくなったじゃないかというクレームは受け付けません。
GWが長過ぎると感じる今日この頃ですが、他の作者さんは作品を書けているのでしょうか?
私は書けないでいるので、書けている皆さんの足を引っ張りたいと思って『ニコニコ静画』のお勧め漫画を紹介したいと思います。
なろう作家らしく、『ライドンキング』といったプロの漫画ではなく、ユーザー漫画からの紹介です。
なお、ランキングに載っている中から選んだ安直なセレクトです。
①『三匹』1部は完結し、2部が連載中です。
舞台は江戸時代で、切れ者過ぎて浪人となったらしい侍が、メクラっぽい按摩とオッドアイの三味線弾きと共に様々な事件に遭遇したり、依頼を解決していく物語です。
セリフに現代語が使われていたりと、純粋な時代劇ではありませんが、細かい事を気にしなければそのアンバランスさが楽しくなります。
三者三様に己の正義に従っている様が見て取れ、筋の通し方に格好良さが感じられる作品です。
三人共に凄腕ですが、同時に個人の無力さ、悲哀、権力側の有能さも描写されており、単純な俺TUEEEモノではありません。
②『夢現~ユメウツツ~』完結作品です。
各クラスのはみ出し者である4人が、偶然見つけたゲームソフトの世界に入り込んでしまい、時に争い時に協力してゲームのクリヤーを目指す物語です。
世界観は『ハンターハンター』のグリードアイランドでしょうか?
見栄っ張り、熱血漢、腹黒いデブ、キョロ充というそれぞれのキャラ付けが絶妙で、ゲームで得た能力によってそれぞれが暴走していく様も、暴走した友人を止める為の戦い方もそれぞれに合った方法で、熱いながらもつい笑ってしまうような展開となっています。
特にキャラの表情描写が素晴らしいと思います。
蛇足ですが、もしも自分だったらパラメーターをどう振り分けるのか?
小説用にスタミナとスピード、技術を上げておきたいところです。
③『異世界になんて来たくはなかったのに……』連載中です。
不本意な転移モノです。
チート能力は与えられていないらしく、普通の能力のまま転移した世界で、どうして転移させられたのかも分からないまま、とりあえず生きていく為に頑張る主人公の物語です。
転移後、酸素が薄いのかもしれないとか考える主人公ですが、そう言えばそうだなと。
薪割りのシーンは、子供の頃から家でやっている自分には少し引っかかりましたが・・・
チートモノではないですが、地味な展開ながらも主人公の成長が感じられて、これからどうなるのか楽しみです。
まだまだありますが、とりあえずこれにて終了します。
それはそうと漫画雑誌って物凄い数ありますね。
専業で食えている漫画さんはどれだけいるのか・・・
書籍化してコミカライズとか夢見ちゃっていますが、あの作品数を見ると高すぎる壁だなぁと絶望しかけます。
また、なろうと同じですが、無料でここまで楽しめて申し訳ないくらいです。
紙の漫画は荷物になるので買いませんが、電子の方は出来るだけ買って応援したいと思います。