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プロローグ

「……はぁっ、はぁっ、はぁっ」

 俺は久しぶりに全力疾走している。

 もちろん大勢の女性達に、デートのお誘いで追われているとかでは断じてない。

 ではどうして走っているのか?

 答えは単純。化け物に追われているのだ。


 上空ではこの世界にそぐわない漆黒の鴉が、こちらを気にしながら飛んでいる。

「もっと気合を入れて走ったほうがいい。追いつかれる」

「気持ちだけで早く走れるなら、誰も困らねーよ!」

「でも、そのままだとコータは食べられておしまい」

「だから全力で走ってるんだろ! お前も上から見てないで、助けたらどうなんだ!」

「今は難しい。ここは別の世界だから、色々制約がある」

 この鴉、鳥の癖にしゃべるのだ。

 しかもこの鴉は、俺の実家の神社が祀っている神様の使いで、俺はその神様から異世界で自分(神様)の嫁を探してこいとこの世界に放り込まれた。

 意味が分からないって? 

 奇遇だな、俺もだ。


 どうしてこうなった……。

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