表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

プロローグ

未熟者ですが、よろしくお願いします


 遠い昔。

 争いが絶えなかったその世界に、願望を唱える者達がいた。


 ある者は願った。


『自分の命がどうなろうと構わない。どんな汚れた歴史があっても構わない。だから――誰もが自由に笑えて、誰もが自由に幸せを掴むことが出来る、それが当たり前の世界になって欲しい』、と。


 ある者は願った。


『もう誰も傷つかない世界になって欲しい。物事を武力で解決するのではなく、互いに話し合って解決することが出来る世界になって欲しい。誰も武器を手にすることがない、そんな世界になって欲しい』、と。


 ある者は願った。


『誰もが自由に、人を愛することが出来る世界になって欲しい。好きになってしまった人がどんな立場の人物であろうと、その者と自由に結ばれることが出来る、そんな世界になって欲しいと』、と。


 ある者は願った。


『裏社会から、邪悪な闇が消えた世界になって欲しい。この世界に裏社会は必要だ。けれど、その裏社会によって、無関係の者が巻き込まれ、傷つくのはもう見たくない』、と。


 彼らは願った。


 この世界に、『真なる平和』が訪れてほしい、と。


 これは、自らの願望のために戦った、あるいは、『真なる平和』を求めて戦った、英雄達の物語である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ