裏側
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平静を装っているけど
あなたの瞳に囚われてしまうのが怖くて
もう貴方の目をまっすぐに見れないの
そんな私にきっとあなたは気付いていない
夜になると、どうしようもなく寂しくて
貴方が扉の向こうから来てくれるんじゃないかって
眠ってしまう最後の一瞬まで期待しているの
目覚めたら、そこには私一人しかいなくて
私は冷たいシーツを握りしめて
一人で涙を流しているわ
もう一度私に触れてほしい
そんなあさましい願いを口にしそうで
あなたに会うといつも
あなたを冷たくあしらってしまって
後でひどい罪悪感にかられているの
今までのは全部嘘だ
おれが悪かった
おれには君しかいない
どうかもう一度おれの元に戻ってくれないか
そう言ってくれるのを期待し続けている馬鹿な私
あなたは優しいから
こんな意地っ張りな私でも
もう恋人でも何もないのに
こんなにも気にかけてくれる
優しい言葉をかけてくれる
それが泣きたいほどに嬉しくて
胸をかきむしって声をあげて泣くほど苦しい
また元の関係に戻れるんじゃないかって期待してしまう
またあの時みたいに笑って
よりそって
傍にいられるのではないかと
私にはもう、あなたの隣に立つ資格などないと
頭ではいやというほど理解しているのに
心がいうことをきいてくれない
ただあなただけを求めているの
離れてからわかったわ
私がどれほどあなたを愛してしまっていたのか
ねえ助けて
涙が止まらないの
こんな無様な姿見せたくないわ
それでも
それでも
私の涙をぬぐってくれるのはあなたであってほしいと
どうしても願わずにはいられないの
一人になると気がおかしくなってしまいそう
狂ってしまいそうよ
自己嫌悪に陥ってしまって
あなたにふさわしくなれなかった自分を
責めて責めて、狂いそう
こんな私は知らない
こんな苦しい感情があるなんて知らなかった
叶うのならばすべてなかったことにしてほしい
こんな思いをするくらいならば
あなたになんて出会いたくなかった
こんなに心乱されてしまうくらいなら
最初から声なんてかけられたくなかった
わかっているわ
もうすべて遅いって
わかっているの
だって、私は今でも
無意識のうちに、あなたの姿を探してしまっているのだから
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