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勇者の寝言  作者: おがわかなた
43/53

勇者の寝言 第43夜 「ライフガード」

「皆様、、、」

今日の寝言が始まった。


「本日はご搭乗ありがとうございます」

勇者の寝言が始まる。


「当機は、鹿児島に向けて出発いたします」

おぉ、客室乗務員が勇者だぞ。

どうなっているんだ?


「安全器具の説明をさせて頂きます」

あぁ、そうだな。

何かあった時には必要だな。


「座席の下に、ライフジャケットがございます」

えーっと座席の下。

あった、うん。

黒っぽいぞ。

あれ、これって、某アニメのアッシュ●ォード学園のコスプレ衣装じゃねぇか。


「ご自身の息で膨らませて下さい」

そんなチューブねぇぞ。


「では、フライトをお楽しみ下さい」

おい、待て、俺のライフジャケットねぇぞ。

待てよ!


「はっ!」

目が覚めると俺は汗を大量にかいていた。

「夢だったのか。何で、飛行機の夢を」

横を見ると勇者がぐっすり眠っている。

今日は勇者の寝言があったかどうかは定かではなかった。

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