表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者の寝言  作者: おがわかなた
24/53

勇者の寝言 第25夜 「ばなな、それとも」

俺の名前は、マトン・スクィーバー。

自由騎士だ。

騎士養成学校を卒業したものの、仕事がなく、勇者と悪霊・怪物退治をする日々を過ごしている。

勇者は過去を教えてくれないのだが、腕っ節は強く、俺がいなくても1人で悪霊を退治してしまう。?

こんな勇者と一緒にいると、俺の経験値は上がっていく一方なのだが、1つだけ悩みがあった。


「ニャンニャン」

今日も勇者の寝言に悩まされる。


「お帰りなさいませ、ご主人様」

お前はどこの店員だ?

そして、その言葉は、普通女の子が言うものだろ。


「当店では、指名制となっております。」

そんな店あるか?

あるとしたら、夜の店じゃないか?


「バナナ、それともわ・た・し?」

あれっ、過去にもこんなような話なかったか?

確かあの時は、


「バナナですって、実家に帰らせて、、、ムニュ」

何か同じオチじゃないか?

今日は手を抜いたか。

まぁ、23話にもなってくれば、ネタもなくなってくるよな。



俺を、朝日が包み込む。

すがすがしい朝だ。

「マトン、どうしたの?」

「お前といつまでこうして一緒の部屋で寝るんだろうな?」

「しばらくは続くんじゃないの?」

あぁ、俺のプライベートな空間が欲しい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ