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勇者の寝言 第11夜 「痛いよ」
俺は、騎士のマトン・スクィーバー。
勇者と悪霊・怪物退治をして、俺の経験値は上がっていく。
こいつは、頼りになるのだが、、、
「痛いよ~」
夜の寝言はひどかった。
「痛いよ~」
何だ、どうしたんだ。
お前にしては珍しい誰にやられたんだ。
「痛いよ~」
だから、何なんだよ。
どこが、どう痛いんだ。
「痛いよ~」
今日はこれで終わりか~?
「痛いよ~、、、ムニュ」
終わった~。
完全に手抜きだ~
朝日は、今日も俺を照らすのだった。
「マトン、どうしたの。
そんなに怒って」
「手抜きはいかんぞ」
「何?」
「いや、なんでもない」
とりあえず、俺はできることを精一杯やるぞ!




