欠陥品
あなたが思い描いているような
何気ない日常
叶えることができない
私は欠陥品なのでしょう
私よりも素晴らしい人
そんな他人を見つけて
妬んで羨んでしまう
私は欠陥品なのでしょう
私が愛するあなた
それ以外の人に心が揺れてしまう
そんな瞬間がある
私は欠陥品なのでしょう
それでも私の誠実さを
カケラでいいから信じて欲しい
そう思ってくだらない嘘をついてしまう
私は欠陥品なのでしょう
やり遂げることができない
だから私は逃げました
愛していた日々から
何もかも全部
燃えるような夕日
全て焼き尽くしていく
上り始めた朝日
あなたを呼んでくれている
約束だから
そうあなたが言ったのに
約束なんてできないよ
私は口に出してしまった
それでもあなたは
透き通る夏の青空のよう
色のない私の世界の中でも
鮮やかに色をつけてみせてくれた
あなたと巡り会えた
そんな幸運な私が
欠陥品なのだとしたら
欠陥品で良かったと思えるよ
守れないような約束
少しづつ減らしていけるように
焦燥感に駆られる思いは
ポケットにしまった
守れないような約束
そんなものはきっとなくて
愛している日々に
口づけを
落ちていく夕日に
あなたの幸せを願って
手を合わせて祈る
染まらない心
約束してよ
こんなバカな女と
二度と出会わないように
約束してよ
私がどんなに足掻いても
欠陥品なことには変わらない
二度と私なんかと会わないように約束だから
なんてあなたの前で虚勢を張った
夕焼けで紅く染まるあなたの頬
涙目の私に向かって
嘘つきは変わらないんだね
約束なんてできないからと言った
私たちを照らしている夕日が
心を写し出す
いつまで経っても
私には勝ち目がない
約束なんてできないよ
この言葉を今度は信じて
幾度も幾度も
また朝日を迎えるのでしょう




